【ツール・ド・フランス第15S】ポガチャルがピレネーで2区間連勝

14/07/2024 – Tour de France 2024 – Étape 15 – Loudenvielle / Plateau de Beille (197,7 km) – JORGENSON Matteo (TEAM VISMA | LEASE A BIKE)

【東京中日スポーツ】
強豪ビスマの未来のエース候補 ヨルゲンソン 今はアシストに徹する25歳~山口和幸の「マイヨジョーヌを追いかけて」~

先頭を走るカンペナールツ ©A.S.O. Billy Ceusters
ジャイ・ヒンドレー ©A.S.O. Billy Ceusters
マイヨジョーヌのポガチャル ©A.S.O. Charly Lopez
2024ツール・ド・フランス第15ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
ポガチャルがピレネーで2区間連勝 ©A.S.O. Charly Lopez
表彰台の登壇を待つポガチャル ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
□マイヨブラン(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

数年前に撮影した光景に再会

【ダイヤモンド・オンライン】
ツール・ド・フランス2024の副読本
“凶暴熊”が生息する山をギヤ1枚で登らせる…「地上最強を決める自転車レース」をつくった“古き良き不適切な大人たち”

数年前に宿泊したさびれた温泉街。あのときお腹が空いていて飛び込んだピザ屋はすでに閉店していた
棒付きアイスが700円とは!
連日のランニングでシューズもボロボロに
渓流脇のレストランテラス席
フランスの夏のバカンスシーズン到来
原稿を書くためにエアコンとテーブルを求めてマクドナルドに。ドリンクはビールも可
小さな町のシャンブルドット。チェックインが午後5時というのが痛い
ピレネー直下のタラスコンシュルアリエージュ
シャンブルドットでは立派な部屋をあてがってくれた
渓流を望むおひとりさま用のテラス席
タラスコンシュルアリエージュはピレネーの奥深くにゴールするときの宿泊拠点としていい
パリ五輪の聖火がドラクロワの自由の女神の前で踊っていた
ルーブル博物館のモナリザの前で聖火リレー
この日はフランス革命記念日で、小規模ながら恒例の花火も
タラスコンシュルアリエージュ
タラスコンシュルアリエージュ

【東京中日スポーツ】
自転車界の〝三刀流〟ピドコックがコロナでリタイア…パリ五輪での復帰を誓う~山口和幸の「マイヨジョーヌを追いかけて」~

【ツール・ド・フランス第14S】ポガチャルがピレネー初日で圧勝

13/07/2024 – Tour de France 2024 – Étape 14 – Pau / Saint-Lary-Soulan Pla d’Adet (151,9 km) – Col du Tourmalet
ツールマレー峠は今回、珍しく西麓から上った ©A.S.O. Billy Ceusters
ツールマレー峠からダウンヒルするマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク) ©A.S.O. Billy Ceusters
ツールマレー峠での攻防 ©A.S.O. Charly Lopez
ツールマレー峠を下るポガチャル ©A.S.O. Billy Ceusters
ツールマレー峠 ©A.S.O. Charly Lopez
ポガチャル、ビンゲゴーがツールマレー峠で様子をうかがう ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
□マイヨブラン(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

ルルド大聖堂
奇跡を起こすと言われる水をくむ蛇口が元の位置に戻っていた。おそらく水道水です
広告キャラバン隊の人気者、ソシッソン(サラミ)のコショヌー
少女ベルナデットが聖母マリアを見たというほこら
日本だったら道交法上アウトな車両ばっかり
広告キャラバン隊は左右左右と分担して沿道にグッズを配布する
山岳に入る前にマッサーがボトルを手渡していた

【Global Ride】
取材歴30年ジャーナリストはこう観る
ツール・ド・フランス2024 #02
〜欧州のサイクリストはこう楽しむ〜

夕暮れ時にろうそくを持った人たちが集まってきた
世界中からキリスト教徒が集まるので、各国の出身者がホテルやレストランを経営している

【ダイヤモンド・オンライン】
ツール・ド・フランス2024の副読本
「ドラゴンボール」が世界中で愛された“意外な”理由【マンガが変えたフランス人の日本観】

【ツール・ド・フランス第11S】ビンゲゴーがポガチャルをゴール勝負で制す

10/07/2024 – Tour de France 2024 – Étape 11 – Évaux-les-Bains / Le Loran (211 km) – VINGEGAARD Jonas (TEAM VISMA | LEASE A BIKE), POGACAR Tadej (UAE TEAM EMIRATES)
中央山塊での戦い ©A.S.O. Billy Ceusters
ポガチャルが主導権を握る ©A.S.O. Billy Ceusters
ポガチャルとそれをマークするビンゲゴー ©A.S.O. Billy Ceusters
マイヨジョーヌを守ったポガチャル ©A.S.O. Billy Ceusters

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
□マイヨブラン(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

石造りの螺旋階段で重い荷物を持ち上げて部屋を目指す
来々軒を発見
サンタマンモンロンの町並み
シャリが多いにぎり寿司はお腹いっぱいになるので要注意
サントル(中心地)のレストランはサッカーのユーロ決勝のビューイングが行われるので着席できず
ホテルの窓からの夜景
ホテルの外観は古いが内装はリフォームされていてとてもきれい
前日のフィニッシュ地点
早朝から前日のゴール地点をきれいにする清掃員の姿が
ホテルの朝食。かつてはディナーも営業していた客席だ
ホテルの部屋からの風景
小さな村のシャンブルドットを見つけるのは大変だった
高速道路のサービスエリアに出店するカフェ

【東京中日スポーツ】
世界王者が区間153位 絶不調? いや、したたかなんです! ファンデルプールが狙うはパリで「金」~山口和幸の「マイヨジョーヌを追いかけて」~

【ツール・ド・フランス第4S】ポガチャルがアルプス独走で首位奪還

ガリビエ峠でポガチャルがアタック ©A.S.O. Charly Lopez
カベンディッシュの35勝目に期待 ©A.S.O. Billy Ceusters
マイヨジョーヌのカラパス ©A.S.O. Billy Ceusters
マイヨブランのエベネプール ©A.S.O. Billy Ceusters

【東京中日スポーツ】
サッカー元U-16ベルギー代表エベネプール 総合2位。野心を燃やす24歳~山口和幸の「マイヨジョーヌを追いかけて」

ログリッチがガリビエ峠で苦戦 ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー、ウノXモビリティ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー、ウノXモビリティ)
□マイヨブラン(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

トリノの中心地まで早朝ランニング
朝の洗車シーン。パトカーも洗うんだ
アルプス貫通トンネルへ。時速70km、車間距離は150m
フランスに入ってようやくフランス産のバナナとサラミが登場した。前年開幕地のスペインもそうだったけど、イタリアでも食品検疫があるのかな
アルプス貫通のフレジュストンネルを使ってフランスへ。通行料は55ユーロ(1万円)
サイクリストが峠に向かう
ホテルに到着するも人がいない。このとき急病人がいて、ボクもお手伝いすることに
アルプスのラトシュイール近くにある小さな村にこの日の宿があった

【ツール・ド・フランス第2S】ボークラン区間V、ポガチャルが2日目で首位に

30/06/2024 – Tour de France 2024 – Étape 2 – Cesenatico / Bologne (199,2 km) – VAUQUELIN Kévin (ARKEA-B&B HOTELS)

【東京中日スポーツ】
夢は「ツールに出場すること」だった23歳ボークラン  初出場で2日目にステージV ~山口和幸の「マイヨジョーヌを追いかけて」

マイヨジョーヌのバルデ(左)とマイヨベールのファンデンブルーク ©A.S.O. Billy Ceusters
山岳賞ジャージを着るヨナス・アブラハムセン ©A.S.O. Billy Ceusters
大会2日目でマイヨジョーヌを着用したポガチャル ©A.S.O. Billy Ceusters
イタリアを走るツール・ド・フランス ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー、ウノXモビリティ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー、ウノXモビリティ)
□マイヨブラン(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

ツール・ド・フランスでラテアートをしてくれたのは初めて。さすがイタリア
ツール・ド・フランスブティックにイタリアっ子が列を作る
プロチームジャージを販売するライセンスショップ
サイクリングツアーのゴールには軽食が用意されていた
キッチンカーの料金表。ビールは1000円

ポガチャルが2024ジロ・デ・イタリア総合優勝…第2ステージから首位譲らず

第107回ジロ・デ・イタリアは最終日となる5月26日、イタリアの首都ローマを舞台とした125kmで第21ステージが行われ、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が初優勝。大会2日目に首位のリーダージャージ、マリアローザを獲得すると、20日間それを守った。

ローマのコロッセオを背景に栄冠のトロフィーを手中にしたポガチャル ©Marco Alpozzi/Lapresse

20日間マリアローザ着用でメルクスやインデュラインらと並ぶ

ポガチャルの1大会ステージ6勝は1973年のエディ・メルクス(ベルギー)以来の記録。第2ステージから20ステージ連続でマリアローザを着用したのは、1995年にトニー・ロミンゲル(スイス)が22ステージにわたって着用した時に続くもの。20ステージでマリアローザを着用したのは1973年のメルクス、1990年のジャンニ・ブーニョ、1991年のフランコ・キョッチョーリ(イタリア)、1992年のミゲール・インデュライン(スペイン)とタイ記録となるが、メルクスとブーニョは第1ステージから最後までマリアローザを独占するものだった。

最終日はチーム全員がピンク色になったUAEエミレーツ ©Lapresse

このジロ・デ・イタリアで僕も人間としてステップアップできたかも

「この3週間、チームはとりわけ沿道にいる子供たちととても素敵な瞬間を経験した。僕はいつも彼らとこのの瞬間を共有するのが大好きだ。道端でファンクラブのユニフォームを着た人や、応援に来てくれた子どもたちに会えてうれしかった。ファンのみなさんありがとう」とポガチャル。

「普段の生活に戻るのに1週間はかかるだろうけど、素晴らしい気持ちを感じるなどいい経験だった。レースはとても素晴らしく、運営もとてもよかった。もしかしたら、このジロ・デ・イタリアで僕も人間としてステップアップできたのかもしれない。ライダーとして、僕は長い間、バイクでとても強く、気持ちよく感じた。このフィーリングを持っていたい。残りのシーズンに向けていい道を歩んでいる。いつになるかは分からないけど、将来またジロ・デ・イタリアに来るよ」

2024ジロ・デ・イタリア最終日はローマに凱旋 ©Lapresse
ローマで総合優勝を決めたポガチャル ©Massimo Paolone/Lapresse
ミランがポイント賞を獲得 ©Lapresse
山岳賞のポガチャル ©Lapresse
新人賞のアントニオ・ティベーリ ©Massimo Paolone/Lapresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ジョナサン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)
マリアアッズーラ(山岳賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マリアビアンカ(新人賞)アントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーンビクトリアス)

UAEエミレーツは全8選手が完走 ©Lapresse