第110回リエージュ〜バストーニュ〜リエージュがベルギーで4月21日に行われ、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が独走で3年ぶり2度目の優勝を果たした。1分39秒遅れの2位はDSMフィルメニッヒポストNLのロマン・バルデ(フランス)。2分02秒遅れの集団スプリントでトップを取ったアルペシン・ドゥクーニンクのマチュー・ファンデルプール(オランダ)が3位。
ポガチャルは6度目のモニュメントタイトル獲得となり、世界チャンピオンのファンデルプールに並んだ。
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第110回リエージュ〜バストーニュ〜リエージュがベルギーで4月21日に行われ、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が独走で3年ぶり2度目の優勝を果たした。1分39秒遅れの2位はDSMフィルメニッヒポストNLのロマン・バルデ(フランス)。2分02秒遅れの集団スプリントでトップを取ったアルペシン・ドゥクーニンクのマチュー・ファンデルプール(オランダ)が3位。
ポガチャルは6度目のモニュメントタイトル獲得となり、世界チャンピオンのファンデルプールに並んだ。
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月5日のレースを翌日に控え、出場選手が登場するチームプレゼンテーションなどのイベントが行われ、有力選手が意気込みを語った。
「日本に来てファンの人と会えるのを楽しみにしていたのでとてもうれしい」とUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル。
「どんなに忙しくても疲れてしまっても、きちんとリカバリーして1つひとつのレースに挑むことがボクの仕事だからね」と、大活躍のシーズン総括。負傷したケガも99%の回復を見せているという。
「ブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝したことでいろいろと変わったことはあるけど、チームメートといろんなレースに行ったり、家族を連れて行ったりして、自転車に乗るのが大好きなんだ。これからも変わることなく楽しんでいきたい」とユンボ・ビスマのセップ・クス。
世界最高峰の自転車レースとして110回の歴史を持つツール・ド・フランス。その名を冠し、市街地サーキットに凝縮した大会として2013年に始まったのが「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」だ。
その夏に開催されたツール・ド・フランスの総合優勝者をはじめ、区間勝利や各賞を獲得するなど大活躍したプロ選手がこぞって来日する。欧州を主戦場とするロードレースのエッセンスが持ち込まれ、日本にいながらにして本場の興奮と感動が味わえるのが魅力。
舞台はさいたま新都心の高層ビル群。距離の短い周回コースが設定され、沿道に立てば世界最高峰のスピード感が何度も味わえる。2020、2021年はコロナ禍により開催を断念したが2022年に3年ぶりに開催。2023年は9回目の大会となる。
落ち葉のレースと呼ばれる秋のワンデーレース、第117回イル・ロンバルディアが10月7日にイタリア北部で距離238kmのコースを使って行われ、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が残り30km地点から独走して3連覇を決めた。
同大会で3連覇したのはイタリアの英雄的存在、アルフレド・ビンダとファウスト・コッピに続くもので、1949年以来の記録となった。最多優勝はコッピの5勝だが、外国勢としてはアンリ・ペリシエ(フランス)とショーン・ケリー(アイルランド)に並ぶ3勝目。
またポガチャルはモニュメントと呼ばれるワンデーの伝統レースで、イル・ロンバルディアの3勝、2021年のリエージュ~バストーニュ~リエージュ、2023年のロンド・ファン・フランデレンと5勝を挙げる歴史的偉業を達成。
ロンド・ファン・フランデレン、フレッシュワロンヌ、イル・ロンバルディアをワンシーズンにすべて勝ったのは史上初。
「全体的に素晴らしい1日だった。最後の登りはとても大変だった。たくさんのことが起こっていた。本当にタフなフィニッシュだったし、今日はソロでフィニッシュできてとてもうれしい」とポガチャル。
「この種のレースに勝つには、素晴らしい体、優れた状態、いいメンタル、そして少しの運も必要だ。3連覇は信じられない。これはどのライダーにとっても夢のレースであり、シーズンの最後のレース、美しいレースだ。最後になって痙攣したとき、後ろのグループがあまりうまく協力しないことを期待していたが、なんとか登りを乗り越えた。イル・ロンバルディアでの3勝の中で一番大変だったと思う。怪我をしたりして不思議なシーズンだったけど、今日の勝利の後は本当に素晴らしいシーズンだったと思うし、今年のチームランキングでもトップに立っった。それは僕たちにとって大きな目標だった」
UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)がツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに初出場することが決まった。大会は2023年11月5日、さいたま新都心駅周辺で開催される。
世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠した自転車競技イベント「J:COM presents 2023ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」に、ツール・ド・フランス2023で新人賞に輝いたポガチャルがやってくる。
ポガチャルは2020年、2021年のツール・ド・フランスで総合優勝。区間通算11勝、2020年から4大会連続で新人賞を獲得するなど、輝かしい戦績を持つ。日本でも人気があり、さいたまクリテリウムは初出場となる。
「日本のみなさんはじめまして。私自身初めてとなるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムへの出場が決まり、とてもうれしく、そしてとても興奮しています」とポガチャル。
「本場ツール・ド・フランスに勝るとも劣らない熱いレースを繰り広げることを約束します。ぜひ11月5日、さいたまにお越しください。日本のファンに会えることを楽しみにしています」
その他の出場選手は、決定次第発表されるという。
第110回ツール・ド・フランスは7月22日、ベルフォール〜ル・マクルスタイン・フェレルリン間の133.5kmで第20ステージが行われ、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)がユンボ・ビスマのヨナス・ビンゲゴー(デンマーク)らをゴール勝負で制して優勝。
区間3位のビンゲゴーは2年連続の総合優勝をほぼ確実にした。
●4賞ジャージ
■マイヨジョーヌ(個人総合成績)ヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)
■マイヨベール(ポイント賞)ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)
●マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ジュリオ・チッコーネ(イタリア、リドル・トレック)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
23日間の長丁場で争われるツール・ド・フランスもいよいよ22日目。最終日はパリの凱旋パレードという位置づけがすべての選手にあって、この最終日前日で事実上の総合成績の行方が決着します。ゴール後のプレスセンターで総合1位の選手が各国同時通訳者を横に配置しながら、コメントするのが恒例でもあるからです。
最後の勝負どころはボージュ山系。最近はプランシュデベルフィーユのゴールがよく設定されているエリアです。ドイツ国境にも近く、牧歌的な美しい村々が点在しています。プランシュデベルフィーユにゴールしたあとは、近くの大都市ブザンソンまで田舎道をつないで目指すのですが、どこを切り取っても絵葉書のような景観が楽しめます。
この日は前日のステージとちょっと離れたところにあるので、スタートまでが200kmの大移動。序盤は真っ直ぐなN国道を高速で飛ばしていけましたが、ブザンソンから北は村々をつなぐ細い道路の連続で、かなり苦労しました。それでも絵葉書のような景色を楽しめたのは幸いです。
最終日のパリまではA5高速をひた走ることになるので、のんびりと景色を楽しむのもこれが最後です。
スタートを見届けてから一路パリ方向へ。終盤に来てやはり疲れがたまってきたのを自覚していること、すこし風邪気味なことがあってここはいったんホテルでおとなしくしていたほうがいいかなと。最終日前夜はワイワイやりたかったんですが、クスリを服用することにしたので、ホテからすぐのマクドナルドでテイクアウトのみ。
ホテルは勝手知ったるイビスです。ホテル予約サイトの10泊で1泊無料のリワードで予約しました。ちなみにこの旅で3回リワードがたまったので、最後のシャルル・ド・ゴール空港のイビスもリワードで予約してから、従来の予約をキャンセル。イビスのフロントに為替相場が表示されていて、日本円は167円と出ていたのは心がざわつくので見なかったことにしました。
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