アシスト役のクスが初勝利【ツール・ド・フランス15S】

第108回ツール・ド・フランスは7月11日、セレをスタートしてピレネー山脈に突入。隣国アンドラのラビエイユまでの191.3kmで第15ステージが行われ、ユンボ・ビスマのセップ・クス(米国)が初優勝した。

セップ・クスが第15ステージで独走 ©A.S.O. Pauline Ballet

首位のタデイ・ポガチャル(スロベニア、UエミEAレーツ)は総合成績の上位選手とともに4分51秒遅れの集団でゴールしてマイヨジョーヌを守った。

スタート地点近くに集まった広告キャラバン隊 ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第15ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第15ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第15ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet
マイヨジョーヌのポガチャルをけん引するUAEエミレーツ勢。第15ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet
2021ツール・ド・フランス第15ステージ ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)マーク・カベンディッシュ(英国、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ワウト・プールス(オランダ、バーレーンビクトリアス)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2021ツール・ド・フランス第15ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
各ステージのスタートに備えて広告キャラバン隊が拠点に集合する ©A.S.O. Aurélien Vialatte

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モレマが4年ぶり2度目の優勝【ツール・ド・フランス14S】

第108回ツール・ド・フランスは7月10日、カルカッソンヌ〜キラン間の183.7kmで第14ステージが行われ、トレック・セガフレードのバウケ・モレマ(オランダ)が残り41kmから独走。4年ぶり2度目の区間勝利を挙げた。

2021ツール・ド・フランス第14ステージ ©A.S.O. Charly Lopez

首位に立つUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)はチームメートに守られて6分53秒遅れの18位でゴール。前日までの大きな貯金を利してマイヨジョーヌを守った。

2021ツール・ド・フランス第14ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第14ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet
2021ツール・ド・フランス第14ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet
マイケル・ウッズ、ギヨーム・マルタン、ルイ・メンティス、セルヒオ・イギータらが第1集団を形成 ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第14ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
バウケ・モレマが第14ステージで独走 ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第14ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
モレマがステージ優勝と敢闘賞を受賞 ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第14ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)マーク・カベンディッシュ(英国、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)マイケル・ウッズ(カナダ、イスラエルスタートアップネーション)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2021ツール・ド・フランス第14ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte

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カベンディッシュ、メルクスに並ぶ34勝目【ツール・ド・フランス13S】

第108回ツール・ド・フランスは7月9日、ニーム〜カルカッソンヌ間の219.9kmで第13ステージが行われ、ドゥクーニンク・クイックステップのマーク・カベンディッシュ(英国)が大集団のゴール勝負を制し、今大会4勝目を挙げた。大会通算34勝目で、自転車競技史上最強と言われたエディ・メルクス(ベルギー)の最多記録に並んだ。

カベンディッシュが大会最多タイとなる34勝目。2021ツール・ド・フランス第13ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

首位に立つUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)はタイム差なしの同一集団でゴールし、マイヨジョーヌを難なく守った。

ニームの円形闘技場前がスタート地点 ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第13ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
ティム・デクレルクが先頭を行く ©A.S.O. Pauline Ballet
ニームからカルカッソンヌへ ©A.S.O. Charly Lopez
南仏を行く第13ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
第13ステージでもカベンディッシュを擁するドゥクーニンク・クイックステップがペースメーク ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第13ステージはオクシタニー地域圏へ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
マイヨジョーヌのポガチャルが第13ステージを走る ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第13ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第13ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
カベンディッシュ、ゴール直後に尽き果てる ©A.S.O. Pauline Ballet
カベンディッシュがマイヨベールを守った ©A.S.O. Aurélien Vialatte

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)マーク・カベンディッシュ(英国、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ナイロ・キンタナ(コロンビア、アルケア・サムシック)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2021ツール・ド・フランス第13ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte

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ポリッツがサガン棄権の代役を果たす独走【ツール・ド・フランス12S】

第108回ツール・ド・フランスは7月8日、サンポールトロワシャトー〜ニーム間の159.4kmで第12ステージが行われ、ボーラ・ハンスグローエのニルス・ポリッツ(ドイツ)が13人の第1集団から単独で抜け出して初優勝した。

2021ツール・ド・フランス第12ステージ ©A.S.O. Charly Lopez

首位に立つUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)は他の有力選手とともに15分53秒遅れでゴールし、マイヨジョーヌを守った。

第11ステージでチーム賞1位となったユンボ・ビスマ勢 ©A.S.O. Charly Lopez
人気リゾートポイントのバロンポンダルク ©A.S.O. Charly Lopez
アラフィリップ、ポリッツらが第1集団を形成 ©A.S.O. Charly Lopez
第12ステージで形成されたグライペルらの第1集団 ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第12ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet
2021ツール・ド・フランス第12ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
ニルス・ポリッツが2021ツール・ド・フランス第12ステージ優勝 ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)マーク・カベンディッシュ(英国、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ナイロ・キンタナ(コロンビア、アルケア・サムシック)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

アルク湖の眺望を楽しむ2021ツール・ド・フランス第12ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte

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ベレー帽はこうして作られる…バスク地方の伝統手法

2021ツール・ド・フランスの第18ステージ。18.7km地点にあるナイ村はバスクやベアルン地方のシンボルであるベレー帽の生産で有名。ベレー帽博物館が製造工程をガイドしてくれた。

細かいキズを表面につけることで手ざわりをよくする © Laulhère

Le béret(ベレー帽)の作り方

機械編みしたものを手作業で閉じる © Laulhère
染色工程の水質や温度はヒミツ © Laulhère
染色する時間もまたヒミツ © Laulhère
木型をはめて蒸気でしわを伸ばす © Laulhère
蒸気でウールのしっとり感がよみがえっていく © Laulhère
かつては手作業でひっかきキズを作ったという © Laulhère
剪断により均質な表面と、心地よく柔らかく、絹のような感触となる © Laulhère
加湿が終わったらいよいよ羽根飾りなどをつけながら成形へ © Laulhère
裏地をつける © Laulhère
裾の周りをクジラ革でステッチして成形 © Laulhère
不要な羊毛を取り除きながらトリートメントしてフィニッシュ © Laulhère
ナイ村の祭り。ベレー帽をかぶった村民が博物館入口に大集合 © Laulhère

●ベレー帽博物館のホームページ

ファンアールトがモンバントゥー制す【ツール・ド・フランス11S】

第108回ツール・ド・フランスは7月7日、ソルグ〜マロセーヌ間の198.9kmで第11ステージが行われ、ベルギーチャンピオンジャージーを着るワウト・ファンアールト(ユンボ・ビスマ)が独走。大会通算4勝目を挙げた。

ファンアールトが独走で2回目のモンバントゥーを上る ©A.S.O. Pauline Ballet

首位に立つUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)は他の有力選手を逃がすことなく1分38秒遅れの区間4位でゴール。総合成績で2位リゴベルト・ウラン(コロンビア、EFエデュケーションNIPPO)に5分18秒差をつけ、大会連覇に前進した。

マイヨジョーヌのタデイ・ポガチャル ©A.S.O. Pauline Ballet
悪魔の棲む山モンバントゥー ©A.S.O. Aurélien Vialatte
モンバントゥーに暗雲立ちこめる ©A.S.O. Aurélien Vialatte
モンバントゥー ©A.S.O. Aurélien Vialatte
世界チャンピオンのアラフィリップが積極的に動いた ©A.S.O. Pauline Ballet
先頭からアントニー・ペレス、アラフィリップ、ピエール・ロラン、ダニエル・マーティン ©A.S.O. Pauline Ballet
2021ツール・ド・フランス第11ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
モンバントゥーを上るファンアールト ©A.S.O. Pauline Ballet
ステージ通算4勝目だが、ゴール勝負以外で勝ったのは初めてのファンアールト ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)マーク・カベンディッシュ(英国、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ナイロ・キンタナ(コロンビア、アルケア・サムシック)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2021ツール・ド・フランス第11ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte

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