四国一周1000kmサイクリングに挑む学生を募集!

全国の学生を中心としたサイクリングチームによる若者応援プロジェクト「四国一周サイクリングChallenge!」が2022年3月に開催される。 エントリーチームを2月15日まで募集している。

プロジェクトは2018年春から始動し、若者たちが四国一周約1000kmのサイクリングにチャレンジしながら、サイクリスト視点で撮影した写真をSNSに投稿。 四国の「風景」「食」「出会い」など、さまざまな魅力の発信を行ってきた。

また、四国一周したという証明は大人になったという証明だ、という想いのもと、仲間との協力や地元の人との交流を通じて、若者たちの「大人への成長」を応援する企画となっている。

■スタート日程
2022年3月12日(土)
※スタート前日には安全講習を行う。場所は愛媛県松山市を予定。 
※四国一周のチャレンジ日数は10泊11日を推奨(最大14日間)
※スタート前、愛媛県庁で四国一周モニュメントお披露目のセレモニーを開催。 

■スタート・ゴール地点
愛媛県庁

■募集対象者
・四国一周サイクリングにチャレンジしてくれる18~24歳
・全国から4チーム程度選抜。1チーム2~4名編成(チームは男女混合編成でも可)
・日頃行動を共にしている者同士で構成されたチーム

■エントリー方法
四国一周サイクリングのホームページ内「若者応援プロジェクト」のエントリーフォームから申し込む。 
●四国一周サイクリングのホームページ

■エントリー期限
2022年2月15日(火)まで
※新型コロナウイルス感染症の影響によって 内容の変更、 開催中止になる場合も。 
その他、 参加条件など詳しい情報はホームページを確認。

四国一周サイクリングは走行距離1000km


四国の美しい自然景観、食文化や遍路で育まれたおもてなしの文化などサイクリングに適した地域資源を活かし、四国全体でその魅力を発信。サイクリストを中心に国内外から誘客を図り、交流人口の拡大や地域活性化に取り組んでいる。その実現に向けた取り組みとしてプロサイクリスト監修のもと、サイクリスト目線に配慮した約1000kmの一周ルートを設定し、2017年11月から事前エントリー制の「四国一周サイクリング CHALLENGE 1000kmプロジェクト」を開始。2021年12月現在3457名がエントリー(うち1304名が完走)して、四国でのサイクリングを楽しんでいる。 

自転車で四国一周を目指すなら絶対にスタートは愛媛

四国一周サイクリング「CHALLENGE1,000kmプロジェクト」を楽しく安全にスタートするために、これから四国一周サイクリングを始める人を対象としたガイド付きツアー~はじめの”一走”は愛媛から~「四国一周サポートRIDE」を開催する。

四国一周約1000kmのチャレンジで注意することやサイクリングならではの四国の魅力など、四国一周をもっと楽しむためにガイドがアドバイスしてくれるので、いつかは一周してみたいという人は利用しよう。 

2021年11月13日(土)開催のツアー参加者を10月15日(金)まで募集している。四国一周や地元の魅力に精通した経験豊富なサイクリングガイドが帯同する。また、走行前にはプロのサイクリストによる安全講習を開催する。

11月13日開催のツアーは愛媛県庁(愛媛県松山市)を出発し、あかがねミュージアム(愛媛県新居浜市)まで約93kmのコース。途中、道の駅でお昼休憩など複数回補給タイムを設け、快適なサイクリングをサポートする。

プロサイクリスト門田基志による安全講習(イメージ)

四国一周サイクリングとは

四国の美しい自然景観、食文化や遍路で育まれたおもてなしの文化などサイクリングに適した地域資源を活かし、四国全体でその魅力を発信。サイクリストを中心に国内外から誘客を図り、交流人口の拡大や地域活性化に取り組んでいて、その実現に向けた取り組みとしてプロサイクリスト監修のもと、サイクリスト目線に配慮した約1000kmの一周ルートを設定し、2017年11月から事前エントリー制の「四国一周サイクリング CHALLENGE 1,000kmプロジェクト」を開始。2021年8月現在3323名がエントリー(うち1163名が完走)して、 四国でのサイクリングを楽しんでいる。 

●四国一周サイクリングのホームページ

四万十川の沈下橋だって走る…四国一周1000kmチャレンジ

四国一周1000km。走り慣れたサイクリストでも1週間かけないと走破できない距離だが、これを7回に分けて実施する自転車ツアーがある。スポット参加も可なので、今回は第5回の高知・四万十川沿い、100km超のコースに挑戦。愛媛県松山市の伊予鉄トラベルが企画する「チャレンジ! 四国一周サイクリングバスツアー」に参加した。

増水すると水面下になる沈下橋。通行するときは落ちないように

チャレンジ1000kmプロジェクトは愛媛県が先導役

チャレンジ1000kmプロジェクト』と題して、自転車で四国一周に挑戦する企画がある。参加料8000円で申し込むと、オリジナルジャージとスタンプラリーシートなどが送られてくる。参加者それぞれがやりくりできる日程のなかで、3年以内に四国一周を達成すると完走証とメダルがもらえるというものだ。今回はバスツアーにすることで遠隔地区間の挑戦を容易にしたもの。

松山空港の到着ゲートからロビーに出るとまずあるのがこれ

海外からも走りに来るほどの人気サイクリングコース「しまなみ海道」を持つ愛媛県は自転車を使った観光に積極的だ。同県は四国域内サイクリング推進において他3県をリードしつつ「四国一周サイクリング」を県の事業として推進している。その事業を鉄道・バス会社の伊予鉄グループが県から受託。「四国一周サイクリングバスツアー」を伊予鉄グループで企画実施している。

まずはツアーの発着点となる松山市の伊予鉄バス営業所へ。この日参加したサイクリスト19人はクルマに自転車を積載するなどで現地集合。バスのトランクルームに自転車を収納し、3時間ほどかけてコース出発地の高知県須崎市へ。ここからスタートしたのだ。

ツアーの発着となる伊予鉄バスの車庫に集合
バスのトランクルームにスポーツバイクを収納する

四国一周1000kmの推奨ルートはほぼ海岸線を走るが、この区間だけ内陸に入る。四万十川のほぼ源流から絶景の中を走るためだ。序盤の20kmほどは上り。とはいっても標高250mほどの峠である。序盤なのでスタミナもあり、無難にクリアでき、ここから交通量の少ないルートを下り基調で約80km走る。トンネルは多いが、序盤は平行して無料高速道路が走るので、交通量は少ない。しかもおよそ20kmごとに道の駅があって、休憩ポイントとなる。

四万十川沿いの快適ルートをのんびりと走る

バスで一緒になった参加者は、いつの間にか同じ実力レベルの人たちがグループになり、集団となってゴールを目指す。四万十川の象徴である沈下橋で写真を撮り合い、そして100km超のコースを全員が無事完走。ゴールに待機していたバスに乗り込み、みんなが幸せな気分で帰路に着く。

四国一周コースのサインが路面にあり、次の道の駅までの距離も表示される

普段は1人で走っていて、なかなか集団で走ることのない人にこそうってつけのツアーだ。その日限りの仲間ではあるが、先頭を引っ張ってくれる人がいたり、途中でそれを交代する人がいたりで、ツール・ド・フランスを頂点としたプロレースと同じような集団走行の醍醐味も味わえる。

「2020年はさらに魅力のあるツアーにしようとアイデアを練っています」と伊予鉄バスの竹中由紀夫専務。

路面もきれいで景色もきれい!

●チャレンジ! 四国一周サイクリングバスツアー

四国一周を9区間に分けて全7回で開催する自転車ツアー(第4回と第6回が1泊2日の行程で2区間を走行)。現在募集中は第6回の四万十市〜八幡浜市(1日目89km、2日目100km=2020年2月22〜23日、3月7〜8日の2回実施)と、第7回の八幡浜市〜松山市(65km=3月14日、同28日の2回実施)。今後も首都圏から空路で松山入りすれば参加できるサイクリングバスツアーを検討中という。
詳細は伊予鉄トラベルのホームページで。

チャレンジ1000kmプロジェクト(愛媛県自転車新文化推進協会)

画像をクリックするとチャレンジ1000kmプロジェクトの公式サイトに飛びます

四万十川サイクリングの実測データ

ガーミンのGPSデバイスで実測したデータです。connect.garmin.comに公開していますのでだれでもデータ取得でき、デバイスに転送すればナビ機能が使えます。
●ナビ機能の使い方コラム

クリックするとGPSで取得したデータページに飛びます

●全国サイクリングコース(まとめページ)