チームDSMが4月5日、「北の地獄」と呼ばれる石畳の悪路を走ることで知られるパリ〜ルーベ(フランス、4月9日)でオンバイク・タイヤ空気圧管理システム「スコープアトモス」を使用することを発表した。
このシステムはスコープサイクリングが開発し、DSMがテストして実戦使用に至った。選手はハンドルバーのリモートボタンを使用して、バイクに乗りながらタイヤの空気圧を増減できる。
システムの主な動作原理は、エアリザーバーと、ホイールのハブの周りに固定されたメカニカルバルブに基づくリリースシステム。エアリザーバーはチューブレスタイヤの内側に取り付けられている。ハンドルバーのボタンを押すと、ワイヤレス信号がシステムに送信され、センターハブのリリースバルブが開き、タイヤの空気を抜いたり膨らませたりする。
石畳のセクションや突然の雨の際にメリットが発揮できるという。システムを起動して最適なグリップと転がり抵抗を実現することにより、選手はより自信を持ってバイクを操作できるようになり、パフォーマンスと安全性が向上する。
システムにモーターやコンプレッサーが関与していないことが画期的なことだ。
スコープサイクリングのホームページでsはすでに一般販売されていて、価格はセットで3998ユーロ(約58万円)。
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