J SPORTSでツール・ド・フランス舞台裏とブエルタ・ア・エスパーニャ放送

国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局、J SPORTSはブエルタ・ア・エスパーニャの開幕に合わせた10月20日(火)からツール・ド・フランスの舞台裏に密着したJ SPORTSオリジナル番組「Cycle*2020 ツール・ド・フランス21日間の裏側」を全21話を放送する。パソコン、スマホ、タブレットで見られる 「J SPORTSオンデマンド」でも全話配信。

さらに延期となっていたシーズン最後のグランツールにしてUCIワールドツアー最終戦となる「ブエルタ・ア・エスパーニャ」を全18ステージ独占生中継&LIVE配信で放送。どちらの番組も第1話、第1ステージは無料放送、無料配信。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い約2カ月遅れての開催となった世界最大のサイクルロードレース、ツール・ド・フランス。開催されれば奇跡、パリまでたどり着いたらそれもまた奇跡と言われた今大会。期間中の選手の感染は確認されず、すべてのチームが最終目的地であるパリ・シャンゼリゼにたどり着くことができた。

選手やチーム関係者、レース主催者を「レースバブル」と呼び、メディアも厳しく接触を制限された異例の大会の裏側に迫るべく、主催者より貴重な素材映像を入手。さらに許諾を得て編集を加えたJ SPORTSオリジナルの番組がこの「 Cycle*2020 ツール・ド・フランス21日間の裏側」だ。

そのとき何が起きていたのか、世界最大の自転車レースの裏側に迫る

大会で旋風を巻き起こしたユンボ・ビスマ、ドゥクーニンク・クイックステップ、サンウェブの作戦会議やステージ優勝後の祝杯、さらにスタート前の貴重な朝食風景など、レース中では見られないトップ選手たちの素顔をたっぷりお届けする。勝利した選手だけではなく、敗れた選手やリタイア選手の声、オンボードでは勝負を分けた落車の瞬間や激しい集団バトル映像が満載。 

Cycle*2020 ツール・ド・フランス21日間の裏側
Cycle*2020 ツール・ド・フランス21日間の裏側

新型コロナウイルスの影響により延期となっていたブエルタ・ア・エスパーニャが10月20日(火)に開幕し、異例の18ステージ開催となる。J SPORTSでは全ステージ独占生中継&LIVE配信する。

異例尽くしの大会の注目選手はグランツール7勝のクリストファー・フルーム(イネオス・グレナディアス)。全盛期の調子を取り戻し11年間の長きにわたって貢献してきたチームで有終の美を飾ることができるか。

ツール・ド・フランスでチーム力を見せたユンボ・ビスマはトム・デュムランと前回大会総合優勝者でもあり、2020年のツール・ド・フランス総合2位のプリモシュ・ログリッチのダブルエース体制で臨むと予想されている。

ツール・ド・フランスで悔しい思いをした両チームがブエルタ・ア・エスパーニャでどんな走りを見せるのか注目。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャの放送予定

「Cycle*2020 ツール・ド・フランス21日間の裏側」はブエルタ・ア・エスパーニャの開幕日10月20日(火)より各ステージの中継前の放送、配信を予定。ブエルタ・ア・エスパーニャの中継と合わせて楽しめる。

●J SPORTSブエルタ・ア・エスパーニャ特集サイト

ツール・ド・フランス最終日の選手らが人種差別抗議マスク

テニスの全米オープンで優勝した大坂なおみ選手同様に、ツール・ド・フランス最終日となる9月20日、出場選手が人種差別抗議を訴えるマスクを着用してスタート地点に登場。「サイクリングの世界でも人種差別をなくそう」と世界に訴えた。

B&Bホテルズ・ビタルコンセプトのケビン・レザ(フランス) ©A.S.O. Alex Broadway

パリ・シャンゼリゼにゴールするツール・ド・フランス最終日、出場選手は新型コロナウイルス感染拡大の防止策としてレース前後での着用を義務づけられたマスクに#notoracism(人種差別はノー)というスローガンを手書きした。

コロナ禍の厳戒態勢の中で開催された自転車競技界のメージャーレースで人種差別に対する連帯を示すためのものだ。

ユンボ・ビスマのワウト・ファンアールト(ベルギー) ©A.S.O. Alex Broadway

「自転車選手はとても敏感な人々であり、彼らは社会で活動する男性と女性であり、世界じゅうの差別を拒絶する。こういった意見に共感してくれる自転車界であることをうれしく思う」と国際プロサイクリスト協会のジャンニ・ブーニョ会長はマイヨジョーヌを獲得したタデイ・ポガチャルと参加選手全員に拍手を送った。

ロット・スーダルのカレブ・ユアン(オーストラリア) ©A.S.O. Alex Broadway

●国際プロサイクリスト協会のホームページ

ポガチャルがツール・ド・フランスで初の総合優勝

第107回ツール・ド・フランスは最終日となる9月20日、マントラジョリ〜パリ・シャンゼリゼ間の122kmで第21ステージが行われ、タデイ・ポガチャル(UAEエミレーツ)がスロベニア選手としてツール・ド・フランスで初優勝した。

2020ツール・ド・フランス第21ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

大会中盤から同郷のプリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ビスマ)を追いかける展開となったが、最終日前日の個人タイムトライアルで逆転した。ポガチャルは山岳賞と新人賞も獲得。

最終21ステージの区間勝利はポイント賞を初受賞したドゥークニンク・クイックステップのサム・ベネット(アイルランド)で今大会2勝目。

マイヨジョーヌのポガチャル(右)は「ログリッチには申し訳ないことをした」と気遣う発言も ©A.S.O. Alex Broadway
ルーブル美術館。2020ツール・ド・フランス第21ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet
マイヨジョーヌのポガチャル。コルナゴがツール・ド・フランスを制したのは初めてとなる ©A.S.O. Pauline Ballet
2020ツール・ド・フランス第21ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet
サム・ベネットは最終日のパリ・シャンゼリゼを制しただけでなくポイント賞も初受賞 ©A.S.O. Alex Broadway
ポガチャルがスロベニア選手として初めてツール・ド・フランス総合優勝 ©A.S.O. Pauline Ballet
スロベニアのログリッチが2020ツール・ド・フランスを盛り上げた ©A.S.O. Pauline Ballet
総合優勝のポガチャルを中央に左が2位ログリッチ、右が3位リッチー・ポート ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

マイヨジョーヌのポガチャルとポイント賞のサム・ベネット。ポガチャルは山岳賞と新人賞も獲得した ©A.S.O. Pauline Ballet

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🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

21歳のタデイ・ポガチャルがツール・ド・フランス逆転優勝へ

第107回ツール・ド・フランスは9月19日、リュール〜ラプランシュ・デ・ベルフィーユまでの36.2kmで第20ステージとして個人タイムトライアルが行われ、57秒遅れの総合2位タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)がトップタイム。総合1位のプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)は1分56秒遅れの区間5位。

ポガチャルが2020ツール・ド・フランス第20ステージで首位に ©A.S.O. Pauline-Ballet

厳しい上り坂にゴールする大会唯一の個人タイムトライアルの結果、総合成績でポガチャルがログリッチに59秒差をつけて首位に。パリにゴールする最終日で総合成績が大きく変動することはなく、ポガチャルの逆転優勝が確実になった。

2020ツール・ド・フランス唯一の個人タイムトライアル ©A.S.O. Alex Broadway
フランスチャンピオンのレミ・カバニャ(ドゥークニンク・クイックステップ) ©A.S.O. Alex Broadway
タデイ・ポガチャルがゴール ©A.S.O. Alex Broadway
フィニッシュ後にログリッチのタイムを待つポガチャル ©A.S.O. Alex Broadway
ログリッチは区間5位のタイムで座り込む ©A.S.O. Alex Broadway
2020ツール・ド・フランス第20ステージ ©A.S.O. Pauline-Ballet
総合1位のタデイ・ポガチャル ©A.S.O. Alex Broadway
山岳賞のタデイ・ポガチャル ©A.S.O. Alex Broadway
新人賞のタデイ・ポガチャル ©A.S.O. Alex Broadway

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

ポイント賞のサム・ベネット ©A.S.O. Pauline-Ballet

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🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

クラー2勝目、ログリッチは首位を堅持…ツール・ド・フランス19S

第107回ツール・ド・フランスは9月18日、ブールアンブレス〜シャンパニョール間の166.5kmで第19ステージが行われ、サンウェブのショーレン・クラー(デンマーク)が区間勝利を目指す精鋭の中からゴール前で抜け出すことに成功し、第14ステージに続く今大会2勝目を飾った。

2019ツール・ド・フランス第19ステージに挑む山岳賞のリチャル・カラパスとマイヨジョーヌのプリモシュ・ログリッチ ©A.S.O. Pauline-Ballet

総合1位のプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)、57秒遅れの総合2位タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)は同タイムでゴール。翌20ステージは厳しい上り坂にゴールする大会唯一の個人タイムトライアルで、総合成績がほぼ確定する。

2019ツール・ド・フランス第19ステージ ©A.S.O. Alex Broadway
プリモシュ・ログリッチ ©A.S.O. Pauline-Ballet
クリスツ・ニーランズ(ラトビア) ©A.S.O. Pauline-Ballet
アレッサンドロ・デマルキ(イタリア) ©A.S.O. Pauline-Ballet
マイヨジョーヌのプリモシュ・ログリッチ ©A.S.O. Pauline-Ballet
残り20km地点の先頭集団。2019ツール・ド・フランス第19ステージ ©A.S.O. Pauline-Ballet
ショーレン・クラー(デンマーク)がゴールまで単独で逃げる ©A.S.O. Pauline-Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベール(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2019ツール・ド・フランス第19ステージ ©A.S.O. Thomas Maheux

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🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

ツール・ド・フランス出場選手愛用のオークリー発売へ

アイウエアのオークリーからツール・ド・フランス出場選手が着用している3モデルが発売された。レンズの左サイドにはツール・ド・フランスロゴの刻印が入っている。

Sutro(スートロ)

選手やチームごとにかけるモデル・カラーはさまざまだが、オークリーでは毎年ツール・ド・フランスをイメージしたカラーをあしらったモデルを発売している。

2020年はフレームのブラック、ゴールド、シルバーグラデーションが、21の過酷なステージを完走するワールドクラスのアスリートたちのパワー、威信、忍耐を表現している。

Flight Jacket(フライトジャケット)

Flight Jacket(フライトジャケット)

3万4600円(税別)
●Flight Jacketの詳細ホームページ

Sutro(スートロ)

2万5700円(税別)
オークリー直営店およびEC限定発売
●Sutroのホームページ

EV Zero Blades(EVゼロ ブレード)

EV Zero Blades(EVゼロ ブレード)

2万7200円(税別)
オークリー直営店およびEC限定発売
●EV Zero Bladesのホームページ