ツール・ド・フランスさいたまの競技種目、選手カテゴリー、スケジュール決定

11月6日にさいたま新都心で開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの競技種目や参加選手のカテゴリーが決定した。

2019ツール・ド・フランスさいたま ©Yuzuru SUNADA

競技種目は、ツール・ド・フランスで活躍した海外選手や国内で活躍する選手が参加するクリテリウムメインレースのほか、女子選手・男子ジュニア選手、パラサイクリング選手が参加する個人タイムトライアルレースと1チーム4選手で行うチームタイムトライアルレースを実施。

総合優勝のビンゲゴーら海外トップ選手らが参加

海外招聘選手7チーム28名(予定)
2022年のツール・ド・フランス参加チーム/選手の中から、優勝者/優勝チームを含む上位チームの成績優秀選手を招聘
国内参加選手7チーム28名(予定)
UCI 登録チームから6チーム、JCF(日本自転車競技連盟)選抜チームを1チーム招聘
女子、男子ジュニア選手7名(予定)
JCF登録選手の中から女子選手、男子ジュニア(2004年~2005年生まれ)の選手を招聘
パラサイクリング選手7組(予定)
JPCF(日本パラサイクリング連盟)より各カテゴリーのパラサイクリング選手を招聘

ツール・ド・フランスさいたまで大人気だったマルセル・キッテルが大会アンバサダーだ © Yuzuru SUNADA

J:COM presents 2022ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム
日程:2022年11月6日(日)
会場:さいたま新都心駅周辺
スケジュールなどの詳細は大会公式ホームページで
●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

ツール・ド・フランスさいたまの大会ボランティアは9月1日募集開始

11月6日にさいたま新都心で開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが大会ボランティアを9月1日(木)から募集する。

ツール・ド・フランスさいたまの前日恒例イベント、来日選手の日本文化体験。©Yuzuru SUNADA
募集要員主な内容募集人数
1運営補助会場案内、イベント運営補助、来場者アンケート 等100 名程度
2来場者向け通訳外国人来場者への通訳対応(英語、フランス語ほか)若干名
3救護補助(医師資格者)競技者、観戦者の救護対応若干名
4救護補助(看護師資格者)競技者、観戦者の救護対応若干名
応募多数の場合は抽選

活動日時
2022年11月6日(日)※雨天開催/荒天中止
次の時間帯から選択可 ① 全日 8:00~18:00 ② 午前の部 8:00~13:00 ③ 午後の部 13:00~18:00

活動場所
レース会場内と周辺イベント会場(さいたま新都心駅周辺)

募集期間
2022年9月1日(木)12:00~9月14日(水)23:59

応募条件
① 15歳以上(中学生を除く)の方
② 未成年者(18歳未満)の場合、保護者の同意がある方
③ 日本語以外を母語とされる方は、日本語の日常会話と読み書きが可能である方
④ 通訳にあっては、日常会話を問題なくこなせるレベルにある方
⑤ 救護補助にあっては、「医師法」に基づく医師免許、または「保健師助産師看護師法」に基づく看護師免許を有している方
⑥ 事前説明会のいずれか1日に参加できる方
⑦ 大会公式ホームページに記載の【応募条件】と【注意事項】に承諾いただける方

ツール・ド・フランスではアルビの町のボランティアがおそろいのTシャツでおもてなし

応募方法
大会公式ホームページ

支給品
①スタッフジャンパー
②昼食(全日活動される方のみ)

活動保険
傷害保険に一括加入(個人負担なし)

問い合わせ先
2022さいたまクリテリウムボランティア募集事務局
TEL: 03-5956-7850(平日 10:00~17:00)
E-mail: criterium-volunteer@hitocom.com
2022年9月1日(木)12:00 から問い合わせの受付を開始

J:COM presents 2022ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム
日程:2022年11月6日(日)
会場:さいたま新都心駅周辺
スケジュールなどの詳細は大会公式ホームページで
●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

ツール・ド・フランスさいたまがJ:テレアプリとJ SPORTSで生中継

11月6日にさいたま新都心で開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムはJ:テレアプリとJ SPORTSで生中継される。8月29日に主催者が発表した。

2018ツール・ド・フランスさいたま © Yuzuru SUNADA
放送時間
J:テレ/地域情報アプリ「ど・ろーかる」14:30~17:30(予定)
J SPORTS14:30~17:30(予定)

●J:テレ/地域情報アプリ「ど・ろーかる」のホームページ
●J SPORTSのホームページ

J:COM presents 2022ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム
日程:2022年11月6日(日)
会場:さいたま新都心駅周辺
スケジュールなどの詳細は大会公式ホームページで
●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

ビンゲゴーが11月6日開催のツール・ド・フランスさいたまに参戦

2022ツール・ド・フランス総合優勝者のヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)が11月6日にさいたま新都心で開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに参戦する。

2022ツール・ド・フランス総合優勝のヨナス・ビンゲゴー ©A.S.O. Charly Lopez

「日本のみなさんはじめまして! 私自身初めてのツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの出場となります。マイヨジョーヌを着て日本の、そしてさいたまの熱狂的な自転車ファンの前で走ることを楽しみにしています」とビンゲゴー。

同大会は7月24日にパリ・シャンゼリゼで行われた第21ステージの次章とも言われることから、「ツール・ド・フランス第22ステージのさいたまで優勝したいです! 11月6日にさいたまでお会いしましょう!」とビンゲゴーは意欲を語っている。

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

ツール・ド・フランスさいたまにカベンディッシュが参戦

英国チャンピオンのマーク・カベンディッシュ(クイックステップ・アルファビニル)が2022年11月6日にさいたま新都心駅周辺で開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに参戦することが発表された。

カベンディッシュのいつものサムアップ ©A.S.O. Charly Lopez

カベンディッシュはツール・ド・フランスで区間通算最多タイとなる34勝、ポイント賞を2度獲得している。さいたまは3大会ぶり2回目の出場。2017 年には初出場のさいたまクリテリウムで優勝を果たしている。

2017ツール・ド・フランスさいたまで日本のファンと交流するマーク・カベンディッシュ ©Yuzuru SUNADA

その他の出場選手は、決定次第発表されるという。

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

ツール・ド・フランスさいたまが3年ぶり、11月6日開催へ

2022ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月6日、さいたま新都心駅周辺で開催されることが4月8日に発表された。世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスの名を冠したクリテリウムイベントとして2013年に始まった。2020、2021年はコロナ禍により開催を断念。2022年は3年ぶり8回目の大会となる。

2017ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム ©Yuzuru SUNADA

ツール・ド・フランスが持つ価値とメッセージが日本で目撃できる

ツール・ド・フランスを主催するA.S.O.は世界各国でさまざまなスポーツイベントを開催するが、ツール・ド・フランスの名を冠した大会として2013年に始まったのが「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」だ。

その夏に開催されたツール・ド・フランスで総合優勝を果たしたり、各賞を獲得するなど大活躍したプロロード選手が出場する。厳密に言えばツール・ド・フランスの一部分がさいたまで開催されるということではないが、ツール・ド・フランスで激闘を展開した選手が来日すること、それと同時にツール・ド・フランスのエッセンスが持ち込まれ、日本にいながらにしてその興奮と感動が味わえるのが魅力。

欧州チャンピオンのトレンティン、パリを制したクリストフ、世界チャンピオンのバルベルデ、清水勇人さいたま市長、マイヨジョーヌのトーマス、キッテル、ニーバリ © Yuzuru SUNADA

さいたま大会は「パリ・シャンゼリゼの次のステージ」とも呼ばれる。世界190カ国に国際中継されるグローバルなツール・ド・フランスブランドをそのままに、看板などの小道具もツール・ド・フランスで使われたものが持ち込まれる。舞台はさいたま新都心の高層ビル群。距離の短い周回コースとして設定され、沿道に立てば世界最高峰のスピード感が味わえる。

有観客開催は確実で、華やかなロードシーン再来も

2022年のコースはコロナ以前に開催された2019年と同様になり、さいたまスーパーアリーナを貫通する。これまでの「観る大会」から「参加する大会」へとさらなる魅力を加えていく計画で、大会前の一週間は「クリテリウムウィーク」としてフランス文化を体験するイベントなどを開催しつつ、大会前日と当日は「サイクルフェスタ」や食を楽しむ「さいたまるしぇ」などを展開する。

来日選手も2019年と同規模の選手数が集まる見込みで、総合優勝者や複数のステージ優勝を挙げた選手の来日が期待される。世界的に見ればコロナ禍が一段落した現在、国を隔てた際の隔離期間が免除されたことで開催に大きく前進した。

3年ぶりのツール・ド・フランスさいたまの開催が、さいたま市で発表された

マルセル・キッテルが大会アンバサダーに

ツール・ド・フランスさいたまの大会アンバサダーには、日本でもファンが多い元プロ選手、マルセル・キッテルが就任した。現役時代は5回の参加歴があり、2014年は優勝を果たした。2019年も大会アンバサダーを務め、大会の盛り上げに一役買った。2022年も来日する予定だという。

ツール・ド・フランス2014第1ステージで優勝してマイヨジョーヌを獲得したマルセル・キッテル。第2ステージで脱落しても笑顔で声援に応える

●ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムのホームページ