アウトドアブランドのモンベルが、寒暖差が激しい季節におけるサイクリングウエアの着こなし術をホームページで特集している。
夏の暑さが和らぎ、涼しい風が心地よい秋はサイクリングにぴったりな季節。街中を走っても心地よく、山あいに入れば紅葉を楽しむこともできる。さらに気温の下がる冬も防寒対策をしっかり施せば、散策や観光を自転車で楽しむのに適した季節といえる。とはいえ秋から冬にかけては、一日の寒暖差が激しい時季。走り方や気候にあった、サイクリングならではのレイヤリング方法を紹介する。
●モンベルのサイクリングウエア着こなし術
快適なツーリングの基本はレイヤリング
レイヤリングの基本はアウターウエア・ミドルレイヤー・アンダーウエアの組み合わせ。汗冷えを防ぐために速乾性に優れたアンダーウエアと適度な通気性と保温性を持たせたミドルレイヤー、そして下り坂や朝晩の冷え込みには防風性や保温性に優れたアウターウエアを組み合わせることで快適にツーリングができる。
走り方や気候で組み合わせを選ぶ
めまぐるしく天気の変わる季節は、走り込む強度や天候をよく見てウエアを選ぶ。トレーニングなどしっかり走り込む場合や、峠を登るアクティブなサイクリングでは想像以上に体温が上がり、発汗量も増える。こういった場合は速乾性と適度な通気性に長けたウエアを選んでみるといい。逆に、街中をのんびり散策する場合や、日差しの弱い日など、発汗量が少ないシチュエーションでは防風性や保温性に優れたウエアを選ぶことで快適にサイクリングが楽しめる。
脱ぎ着するウエアは携帯性にも着目
状況に応じて頻繁に脱ぎ着する場合は携帯性にも着目したい。ポケッタブル仕様のアウタージャケットはサイクルジャージの背中ポケットにも収納できて便利。ただし薄手のウエアの防寒性には限りがある。その場合、ミドルレイヤーとアンダーウエアで防寒できるように着合わせれば、快適に走ることができる。運動量が少なく汗をかきにくいサイクリングの場合は厚手のアウターウエアに速乾性に優れた薄手のサイクルジャージを組み合わせることで、脱ぎ着を少なくし快適に走ることができる。
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