DSMがスコットと契約延長…グループメーカーのシンクロスも

ワールドツアーチームのDSMは、スコットとのパートナーシップをさらに2年間更新した。スコットは、プレミアムバイクと高性能ヘルメットの公式サプライヤーとしてを引き続きサポートしていく。スコットスポーツグループの一員であるシンクロスは、自転車コンポーネントのスポンサーとしてのパートナーシップを拡大し、チームDSMの公式サドルサプライヤーになった。

DSMが2023シーズンに投入するスコット

ツール・ド・フランス女子で最初のマイヨジョーヌ獲得も

DSMは2021年にスコットと契約。チームDSMは、2022年は最新型のフォイルRCの開発に共同参画した。チームはグランツールのステージで優勝し、2022ツール・ド・フランスファムの第1ステージで優勝し、最初のマイヨジョーヌを着用するなど活躍した。

スコットスポーツのパスカル・デュクロ副社長は「チームDSMはワールドツアーチームとして大きな成功を収め続けており、スコットにとって素晴らしいパートナーだ」と評価する。

「キープチャレンジの哲学を持つチームは、イノベーション、テクノロジー、デザインに対する私たちの情熱とシームレスに調和している。チームはスコットと同じハイパフォーマンスの目標によって推進されている」とデュクロ副社長。

DSMのスコットバイク

DSMのCEOであるイワン・スピークブリンクは、「私たちはプロのロードサイクリングに変化をもたらすという情熱を共有している」という。

「スコットは、高性能レーシングバイクの開発において卓越した実績を持っている。まったく新しいフォイルRCの最近の導入により、スコットは再びこの評判に応えた。今後数年間、スコットとその業界をリードするエンジニアリングチームと協力し続けることができることに興奮している」

【フランスのおすすめホテル】プールサイドの部屋はプライベートデッキとネコも

南西フランスのカルカッソンヌは「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」と言われる中世から栄える都。このカルカッソンヌの郊外にあるペノーティエ(Pennautier)という小さな町がある。インターネット予約サイトでここにラ・ベイティナ(La Beytina)という宿を見つけて予約していた。

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【フランスのおすすめホテル】プールサイドの部屋はプライベートデッキとネコも

●eSIM、トリファのホームページ

ダカールラリー爆走中…TOYOTA GAZOO Racingが首位堅持

2022年12月31日から2023年1月15日までサウジアラビアの砂漠地帯で行われている第45回ダカールラリー2023。1月7日の第6ステージを終えて四輪クラスでナッサー・アルアティヤ(TOYOTA GAZOO Racing)が首位を堅持している。

1月7日の第6ステージを走るナッサー・アルアティヤ(TOYOTA GAZOO Racing) ©DPPI / Red Bull Content Pool

同大会は自動車・二輪・バギーカーなどが砂漠や山岳地帯を走り、どれだけ短い時間でゴールできたかを競う。

1月7日の第6ステージを走るナッサー・アルアティヤ(TOYOTA GAZOO Racing) ©Marcelo Maragni / Red Bull Content Pool

大会主催者は自転車レースのツール・ド・フランスと同じA.S.O.(アモリースポルトオルガニザシオン)。かつてはフランスの首都パリを出発し、アフリカ大陸の西端にあるセネガルのダカールを目指したことから「パリダカ」と呼ばれていた。2020年から現在の中東サウジアラビアで開催されるようになった。

ダカールラリーの二輪クラス ©DPPI / Red Bull Content Pool
ダカールラリー ©Marcelo Maragni / Red Bull Content Pool

2022アスリートオブザイヤーは男女ともサッカー選手…プテジャスとメッシ受賞

2022年に最も輝いた選手を選出するアスリートオブザイヤーは、サッカー男子選手のリオネル・メッシ(アルゼンチン)と同女子のアレクシア・プテジャス(スペイン)が選出された。テニスの大坂なおみが日本選手として唯一ノミネートされたが、女子部門の7位だった。

2022アスリートオブザイヤーのアレクシア・プテジャス(左)とリオネル・メッシ

AIPS・国際スポーツプレス協会に所属する世界各国のスポーツ記者が投票するもので、113カ国・420人が投票した。

プテジャスは2年連続バロンドール受賞に続く戴冠

女子アスリートオブザイヤーに初めて選出されたプテジャスは、FCバルセロナ所属のミッドフィールダー。2021、2022とサッカー最優秀選手のバロンドールを受賞している。現在は前十字靭帯(ACL)の負傷からの回復を目指している。

AIPS Best Female Athlete of 2022(得票と得票率)
1. PUTELLAS ALEXIA (Football, Spain – 452 votes (11,96%)
2. LEDECKY KATIE (Swimming, USA) – 295 votes (7,80%)
3. ROJAS YULIMAR (Athletics, Venezuela) – 243 votes (6,43%)
4. MCLAUGHLIN SYDNEY (Athletics, USA) – 238 votes (6,30%)
5. FRASER-PRYCE SHELLY-ANN (Track and Field, Jamaica) – 217 votes (5,74%)
6. SHIFFRIN MIKAELA (Alpine Skiing, USA) – 200 votes (5,29%)
7. OSAKA NAOMI (Tennis, Japan) – 172 votes (4,55%)
8. WILLIAMS SERENA (Tennis, USA) – 170 votes (4,50%)
9. KIPYEGON FAITH (Athletics, Kenya) – 162 votes (4,29%)
10. JABEUR ONS (Tennis, Tunisia) – 154 votes (4,07%)

AIPS Best Male Athlete of 2022(得票と得票率)
1. MESSI LIONEL (Football, Argentina) – 962 votes (25,45%)
2. DUPLANTIS ARMAND (Athletics, Sweden) – 373 votes (9,87%)
3. MBAPPE’ KYLIAN (Football, France) – 366 votes (9,68%)
4. BENZEMA KARIM (Football, France) – 298 votes (7,88%)
5. MILÁK KRISTÓF (Swimming, Hungary) – 189 votes (5,00%)
5. VERSTAPPEN MAX (Formula 1, The Netherlands) – 189 votes (5,00%)
7. KIPCHOGE ELIUD (Athletics, Kenya) – 155 votes (4,10%)
8. KOPASZ BÁLINT (Canoeing, Hungary) – 135 votes (3,57%)
9. FEDERER ROGER (Tennis, Switzerland) – 124 votes (3,28%)
10. NADAL RAFAEL (Tennis, Spain) – 118 votes (3,12%)

2020アスリートオブザイヤーはロベルト・レバンドフスキ(左)と大坂なおみ

●国際スポーツジャーナリスト協会の詳細ページ

ファンアールトがファンデルプールに1分38秒差をつけて圧勝

ベルギーのワウト・ファンアールトが、2023年1月5日にベルギーのコクスアイデで開催されたシクロクロスレース、X2oトロフィー第5戦で優勝した。ライバルのマチュー・ファンデルプール(オランダ)に1分38秒差をつけて圧倒した。

ファンアールトが1月5日にベルギーのコクスアイデで行われたシクロクロスで優勝 ©Kristof Ramon / Red Bull Content Pool

ともにロードレースのツール・ド・フランスでも活躍するファンアールトとファンデルプール。2023年になってはやくも2回目の直接対決となった。1月3日の最初の戦いはオランダのファンデルプールに軍配。

ワウト・ファンアールト ©Kristof Ramon / Red Bull Content Pool

その2日後にコクスアイデで行われたX2oトロフィー第5戦で、地元ファンの声援に後押しされたファンアールトが有利にレースを展開し、優勝を収めた。ファンデルプールは1分38秒差の2位。ローレンス・スウィークが2分06秒遅れで3位。

ファンアールトが独走で優勝 ©Kristof Ramon / Red Bull Content Pool

アイアンマン世界選手権の男子がハワイではなくニース開催へ

米国のハワイ島カイルアコナ周辺でスイム・自転車・ランの3競技を連続でこなす鉄人レースとして始まったアイアンマンは、シリーズ最高峰のワールドチャンピオンシップレースをフランスのニースで男子、ハワイで女子を開催することを発表した。

ニースのプロムナード・デザングレ ©Atout France/Jean François Tripelon−Jarry

アイアンマンがついに発祥のハワイからフランスに飛び出した

アイアンマンはスイム3.8km、自転車180.2km、ラン42.2kmを連続して行う競技。世界の各地でシリーズ戦が行われ、その大会で出場権利を得た選手らが発祥地ハワイに集結してワールドチャンピオンシップを行うことが定着した。

2022年は初めて男女別に独自の開催日が設定され、ハワイ島で行われた。そして2023年は男子が9月10日にフランスのニースで、女子が10月14日にハワイでと別日程・別会場で開催される。2024年は男女の開催地が逆になり、このローテーションは2026年まで継続する。

2024ツール・ド・フランスは最終日がパリではなくニースにゴールする ©A.S.O. Fabien Boukla

ニースはコート・ダジュールと呼ばれる地中海沿岸の観光都市で、1982年に初めてトライアスロン大会を開催し、欧州での同スポーツのイニシアチブを取ってきた。