スイスのオンストアが銀座に開店…パリに次ぐ世界第2位のフロア面積

スイスのスポーツブランド、On(オン)が2025年9月12日、東京の銀座に日本における新たな旗艦店、On Flagship Store Tokyo Ginza(オン フラッグシップ ストア トウキョウ ギンザ)をオープン。2024年にフランスのパリにオープンしたOn Flagship Store Paris Champs-Élyséesに次ぐ、世界で2番目の規模の直営店。 

On Flagship Store Tokyo Ginza

ブランド体験の向上:On Flagship Store Tokyo Ginza

On Flagship Store Tokyo Ginzaのグランドオープンは、Onのプレミアムブランドとしての地位を確固たるものとし、アジア太平洋地域全域でのハイパーグロースを加速させる重要な節目となる。日本における新たな旗艦店として、Onのスイスエンジニアリングとデザイン精神を体現し、没入感のあるブランド体験を提供。

今回のオープンは、グローバルにおけるプレミアムな直営店ビジネスの拡大、および日本という地域戦略上で極めて重要な市場において、地域コミュニティーとのつながりをさらに深めるというOnのコミットメントの証でもあるという。 

世界で2番目、約938㎡の直営Onストアのフロア構成 

B1: コミュニティスペース 
1F: ランニング、アウトドア 
2F: ライフスタイル、テニス、キッズ 

世界で2番目、約938㎡の直営Onストア

ランニングやアウトドアに加え、ライフスタイル、テニス、キッズ向けの製品など、Onが展開している全てのカテゴリーを取り揃えた旗艦店。国内直営店では最大級となるシューズ、アパレル、アクセサリーのラインナップに加え、On独自のリテールテクノロジーであるマジック・ウォールを備え、ブランドの持つ高いイノベーションとデザイン、革新的なテクノロジーを取り入れたプレミアムな空間でOnブランドを体験することができる。 

定期的なランコミュニティイベントなども予定していて、地下1階にはコミュニティスペースを設け、地域に根ざした活動も行っていくという。 

On Flagship Store Tokyo Ginza(オン フラッグシップ ストア トウキョウ ギンザ) 
住所:東京都中央区銀座4丁目3-1 並木館ビル

On Flagship Store Tokyo Ginza

●オンストアのホームページ

【ブエルタ・ア・エスパーニャ18S】ガンナ最速タイム、総合2位アルメイダが40秒差に詰める

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月11日、バリャドリードを発着とする個人タイムトライアル(距離12.2km)が第18ステージとして行われ、トップガンナのニックネームで知られるイネオス・グレナディアーズのフィリッポ・ガンナ(イタリア)が最速タイムで優勝。

ガンナが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ優勝 ©A.S.O.

50秒遅れの総合2位ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ・XRG)が8秒遅れの3位と好走し、首位ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)との差を40秒に縮めた。

イタリアチャンピオンのガンナがスタート。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.
ヴィンゲゴーが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージで首位を守った ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.
ヴァインは0.9秒差で区間2位に。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ・XRG)
□マイヨブランコ(新人賞)ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.

手のひらサイズの電動携帯空気入れ、ナノポンプの気になる価格は?

手のひらサイズの電動携帯空気入れ「nano.pump(ナノ・ポンプ)」が2025年9月18日に発売いたします。

nano.pumpは、手のひらサイズの軽量コンパクト設計ながら、最大120PSI対応の高性能モデル。ロードバイクやクロスバイクはもちろん、シティサイクルや子ども用自転車、さらにサッカーボール・バスケットボール、浮き輪などといったレジャー用品まで幅広く対応可能。手軽に持ち運びができ、保管に場所も取らず、楽々空気を入れられる。空気入れの新しいスタイルを提案。

手のひらサイズ、重さも約129gと超軽量設計

自転車のサドルバッグやバックパックに収納でき、家庭での保管時にも場所を取らない。外出先での急なトラブルや、レジャーへの持ち運びにもストレスはない。

使い方は簡単。空気圧を設定してスタートボタンを押すだけ。設定値に到達すると自動停止する。「どのくらい入ればよいのかわからない」「空気を入れすぎてパンクが心配」という不安を解消。初心者や子どもでも、家族みんなで安心して使える。

USBフル充電で自転車タイヤ約3本分に対応

リチウムイオン充電池を内蔵し、USB Type-CでPCやモバイルバッテリーから手軽に充電可能。乾電池が不要なので環境にも優しく、ランニングコストを抑えられるのも家庭向けの大きな魅力。フル充電で自転車タイヤ約3本分に対応可能(タイヤサイズ700x25C。80PSIでのテスト結果)。

オープン価格で、予想市場価格は税込み9000円前後。

●製品の詳細ページ

世界陸上のマラソン・競歩が酷暑のためスタート時間繰り上げ


世界陸連(ワールドアスレティックス)と東京2025世界陸上財団は、9月13日(土)に開幕する東京2025世界陸上では、猛暑によるアスリートの健康と安全への影響を考慮し、大会最初の3日間に行われるロード種目のスタート時間を30分繰り上げることを決定した。 

東京2025世界陸上公式ポスター ©WCH Tokyo 25

男女競歩と男女マラソンは30分繰り上げの朝7時30分スタート

  • DAY 1 9月13日(土) 男子・女子35km競歩:7時30分スタート 
  • DAY 2 9月14日(日) 女子マラソン:7時30分スタート 
  • DAY 3 9月15日(月・祝) 男子マラソン:7時30分スタート 

当初は午前8時スタートを予定していた。これは気候条件や観客の観戦のしやすさ、大会運営などを考慮したものだった。しかし、例年は暑さが和らぐはずの9月中旬にもかかわらず、2025年は真夏並みの暑さが続いている。 

こうした状況を受け、世界陸連(ワールドアスレティックス)と東京2025世界陸上財団は、世界陸連医科学部門と協議のうえ、アスリートの健康と安全を最優先し、スタート時間を早める変更を決定した。選手の準備やコンディションを考慮し、できる限り早い時期に選手に伝えるため、9月11日午前に発表された。 

大会最初の3日間に行われるスタジアム内(トラック&フィールド)でのセッション開始時刻に変更はない。 

新人王のペリツァーリがグランツール初V【ブエルタ・ア・エスパーニャ17S】

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月10日、オ・バルコ・デ・バルデオラス〜アルト・デ・エル・モレデロ間の143.2kmで第17ステージが行われ、ヤング・ライダー賞の純白ジャージを着たジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が残り4kmでアタックして初優勝。

山火事の焼け跡を走る2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.

首位ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)は、48秒遅れの総合2位ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ・XRG)に2秒先着し、その差は50秒になった。

ペリツァーリが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ優勝 ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
左からマルク・ソレル、山岳賞ヴァイン、マイヨロホのヴィンゲゴー。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
山火事の焼け跡を走る2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
新人賞のペリツァーリ、マイヨロホのヴィンゲゴー。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ・XRG)
□マイヨブランコ(新人賞)ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.

ブエルタ・ア・エスパーニャ個人タイムトライアルが妨害デモ対策で距離半減

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月11日にバリャドリードを発着とする第18ステージ・個人タイムトライアルの競技距離を27.2kmから12.2kmに変更した。現地10日夜に「ステージの安全確保を強化するため、ブエルタ・ア・エスパーニャ主催者はバリャドリッド市議会と連携し、コミッショナー協会と協議した結果、明日のタイムトライアルをのコースで実施し、スタートとフィニッシュは当初の予定通りとすることを決定した」と発表した。

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージの短縮ゴール後に安堵のヴィンゲゴー ©A.S.O.

イスラエルとパレスチナの紛争がさらに悪化し、親パレスチナ活動家による妨害行為が想定される。第5ステージのチームタイムトライアルでも現在標的となっているイスラエル・プレミアテックの選手が足止めを余儀なくされている。その対策として警備体制を強化するとともに、距離を短縮して沿道をガードする方針だ。

大会は、9月3日の第11ステージがゴールのビルバオでの妨害行動によりレース終盤で打ち切り。9月9日の第16ステージもゴール地点の抗議活動により急きょ距離短縮の153.1kmとなった。事態がさらに深刻化した場合、2025ブエルタ・ア・エスパーニャは打ち切られることもあるという。

山火事の焼け跡を走る2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.