イタリアの伊達男が作ったエアロロードバイク発売へ

イタリアのロードレースバイクブランド「CIPOLLINI(チポッリーニ)」の新モデル「RB1K AD.ONE」が8月27日から日本で予約受け付けを開始した。全て受注生産となり、日本国内の正規輸入代理店を務めるワイ・インターナショナルが窓口。全国のワイズロード直営店舗とワイズロードオンラインで受け付け。

現役時代はスプリンターとして活躍したマリオ・チポッリーニ

CIPOLLINI史上最強と も言えるエアロロードバイク

RB1K AD.ONEは、CIPOLLINI のトップロードバイクモデル「RB1K THE.ONE」をベースに、タイムトライアルモデル「NKTT」で採用しているAERO構造を取り入れた最新のエアロロードバイク。

空気抵抗を低減させる高次元の設計に加え、CIPOLLINI 全モデルに共通する安定したハンドリングと巡行性が特徴。各サイズに採用したカーボンチューブは、サイズに合わせてそれぞれ専用設計し、モノコックフレームでありながら全サイズにおいてバラつきのないフィーリングを追及している。

また、ブランドとして初めてチタニウム製のスルーアクスルを採用することで、衝撃吸収性や コントロール性能などのバランスに優れた理想的な剛性を実現した。

Anthracite/Carbon/Lime
Cobalt blue/Carbon/White shiny

RB1K AD.ONE(アールビーワンケー アドワン)
価格:69万8000円+税
※フレーム、フロントフォーク、専用シートピラー、チタンスルーアクスル、フレーム小物を含むセット価格
カラー展開:3色

Carbon/Anthracite/Red shiny

●オンライン予約ページ(フレーム単体)
●オンライン予約ページ(フレーム・ハンドルセット)

R250消臭サコッシュにちょっと小さいミディアムサイズ

R250の消臭サコッシュに、ラージ(クロスベルト付き)の少し小さいサイズ「ミディアム」が発売された。身長の低い人がラージを背負った場合、バッグが後輪に接触してしまうという問題を解決した。1760円(税込)。

R250 消臭サコッシュ ミディアム メッセンジャータイプ ブラック

今までのサコッシュは財布やケータイなど、ちょっとしたものを入れるのには便利なサイズだったが、輪行の時にバイクから外したバッグやヘルメット、お土産などを入れには小さすぎた。そこで、少し大きめ(410x320mm)、そして底マチが9cmの中容量サイズのサコッシュを開発。

開口部には2段階に調整できるボタン付きで、中身も飛び出さない。帰りに道の駅で地元の野菜を買って帰るとか、最後の輪行からの組み立て後、輪行袋をたたまずざっくり入れておくとか、使い方は変幻自在。ショルダーベルトは長さ調整式。ライディング時にバッグが背中からずれないように、メッセンジャーバッグのようなクロスストラップ付き。表裏のないデザインなので、左右どちらの肩でも背負うことができる。

DEOSUNNY(デオサニー)の消臭ネームが、嫌なにおいを吸着して中和・分解。消臭・抗菌の成分はフィルムに練りこまれているので、洗濯やドライクリーニングでも機能を維持する。

両サイドにリフレクター付き。両側から1/3に畳んでくるくるっと巻いてストラップでとめれば、コンパクトに収納できる。

サイズ:W410 x H320mm 底マチ90mm
ラージサイズはW440 x H400mm 底マチ120mm
収納時サイズ:150 x 60 x 20mm
ショルダーベルトの長さ:1050mm~550mm
クロスストラップの先のパーツは、つけ外しがしやすいようにJ型に加工している。折れているわけではない。
カラー:ブラック
リップストップ生地重量:55g
●ワールドサイクルの商品ページ


ラージサイズは
R250 消臭サコッシュ ラージ メッセンジャータイプ ブラック
販売価格:1760円(税込)
●ワールドサイクルの商品ページ

セネシャルが代役スプリントで勝利…ブエルタ・ア・エスパーニャ13S

第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月27日、ベルメス〜ビリャヌエバ・デラ・セレナ間の203.7kmで第13ステージが行われ、ドゥクーニンク・クイックステップのフロリアン・セネシャル(フランス)がゴール勝負を制して優勝。

セネシャル(左)が第13ステージ優勝 ©PHOTOGOMEZSPORT2021

ドゥクーニンク・クイックステップはエーススプリンターのファビオ・ヤコブセン(オランダ)のためにけん引を続けたが、ゴール手前で脱落したため、アシスト役のセネシャルがゴール勝負を任されて勝利した。

総合成績ではアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオのオドクリスティアン・エイキング(ノルウェー)がその座を守った。

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)オドクリスティアン・エイキング(ノルウェー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨルナレス(山岳賞)ダミアノ・カルーゾ(イタリア、バーレーンビクトリアス)
□マイヨブランコ(新人賞)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)

第12ステージにもどる≪≪   ≫≫第14ステージにすすむ

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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コルト区間2勝目、エイキング首位堅持…ブエルタ・ア・エスパーニャ12S

第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月26日、ハエン〜コルドバ間の175kmで第12ステージが行われ、EFエデュケーションNIPPOのマグナス・コルト(デンマーク)が優勝。第6ステージに続く今大会2勝目で、大会通算5勝目を挙げた。

コルトが今大会2勝目 ©PHOTOGOMEZSPORT2021

総合成績ではアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオのオドクリスティアン・エイキング(ノルウェー)がその座を守った。

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
非接触カメラでサインインするポイント賞のヤコブセン ©PHOTOGOMEZSPORT2021
金色のヘルメットをかぶるリチャル・カラパス ©PHOTOGOMEZSPORT2021
2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)オドクリスティアン・エイキング(ノルウェー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨルナレス(山岳賞)ダミアノ・カルーゾ(イタリア、バーレーンビクトリアス)
□マイヨブランコ(新人賞)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)

第11ステージにもどる≪≪   ≫≫第13ステージにすすむ

第12ステージを制したコルト ©PHOTOGOMEZSPORT2021

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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コロナ禍で自転車ブーム…販売市場は2100億円超で過去最高

帝国データバンクの調査で、通期予想を含めた2020年度の自転車販売市場(事業者売上高ベース)は2100億円を超え、過去最高を更新した。過去最高の売上高・利益を計上した自転車販売店大手のあさひなどが牽引し、自転車販売市場の拡大が続いている。

自転車販売は、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う緊急事態宣言の発出を受け、最繁忙期となる学校の卒入学シーズンの来店客が大きく減少。年度はじめから売り上げ大幅減のスタートを余儀なくされた店舗が多かった。特に、ショッピングモールなどに店舗を構える自転車店では臨時休業や時短営業、客足減といった影響がその後も長引いたことで業績面への影響が心配されていた。

しかし、コロナ禍が拡大・長期化するなかで、感染リスクの低いパーソナルな移動手段として自転車が徐々に見直され、電動アシスト自転車を中心に通勤・通学用としてサイクル人気が高まった。販売店でもオンライン販売を急ピッチで進め、リアル店舗の落ち込みをネット販売でカバーする体制が整うなど販売環境の好転が追い風となり、業績の維持や増収に結びつけたケースも多かった。

その後も長期にわたる外出自粛から気軽なレクリエーションとしても注目されたことで、大人から子供向けまで幅広い商品で例年に比べて新車販売が伸び、数年間乗っていなかった自転車のメンテナンス需要も活況だった。ウーバーイーツをはじめ自転車を活用した配送サービスも広がり、配達員の自転車需要が増えたことなども大きく貢献した。

高価な電動アシスト自転車、5年前から販売5割増
小売最大手のあさひは売上高が過去最高
経済産業省の調査によると、2020年の完成自転車の出荷数量は前年を1000台ほど下回る約162万6000台になり、2019年と同水準にとどまる。他方、出荷金額ベースでは前年からおよそ40億円増加、1台当たり単価も5年前の3万4000円台に比べて1万円高い4万7000円台となるなど、自転車の高額化が進んでいる。

こうした背景には、従来の一般的なシティサイクルに比べ、より利便性や趣味性が高い自転車のニーズが近年急拡大していて、販売台数の多くを高額な自転車が占めている点が挙げられる。自転車産業振興協会の調査によると、2020年における1店舗当たりの新車販売で最も販売台数が多かったのは、安価な一般車(軽快車)の101台だった。ただ、販売台数自体は前年を割り込む水準が続いているほか、2020年の販売台数は2015年に比べて約4割の減少となっている。

代わって近年の自転車販売の主軸となっているのがスポーツタイプの自転車と電動アシスト自転車で、スポーツサイクルは55台、電動アシスト自転車は27台が、それぞれ1店舗当たりで販売された。いずれも一般車に比べて販売台数では大きく差が開くものの、近年は販売台数が大幅に増加していて、特に電動アシスト自転車は5年前から販売台数が5割伸びるなど急激な成長が続く。

好調が続くものの、 品薄や輸入価格の高騰などが不安要素 

今後もコロナ禍による外出制限や在宅勤務の普及・拡大による運動不足の解消といったニーズが強く残るとみられ、子供用から大人向けまで、修理需要も含めて自転車販売店には追い風が吹く。また、アウトドアブームの拡大でクロスバイクなどの需要増も見込めるほか、日本市場でも存在感が出始めた販売単価が50万円を超える電動スポーツサイクル(eバイク)の普及も、自転車販売店の経営を強く下支えしていくとみられる。そのため、2021年度の自転車販売市場は20年度をさらに上回る2200億円台の到達も想定され、販売環境全体は引き続き好調を維持する模様だ。

一方で、世界的なサイクル需給のひっ迫により有名自転車ブランドでは入荷遅れもみられるほか、多くがアジアで生産される自転車部品も、現地のコロナ感染の拡大で操業が不安定なことから供給が追い付かず、修理のメドが立たないといった悪影響も目立ちはじめている。

特に完成車は不安定な部品供給を背景に生産量が安定せず、輸入品を中心に2〜3万円台の量販価格帯でも調達難から価格が高騰傾向となっていて、低価格を武器にしてきた自転車店では利益確保ができず苦戦もみられる。

「町の自転車店」をはじめ中小店舗でも、大手小売業者の進出に加えホームセンターなど異業種との競争激化に晒されているケースもあり、市場環境が好調な一方で経営の厳しさが増している事業者も増えている。

ログリッチが区間2勝目、総合はエイキングが守る…ブエルタ・ア・エスパーニャ11S

第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月25日、アテケラ〜バルデペーニャス・デ・ハエン間の133.6kmで第11ステージが行われ、プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が2位に3秒差をつけて優勝。第1ステージに続く今大会2勝目で、大会通算7勝目を挙げた。

後続との差を確認しながらトップフィニッシュするログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

総合成績では前日に首位に立ったアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオのオドクリスティアン・エイキング(ノルウェー)が11秒遅れの区間10位でゴールしてその座を守った。

リーダージャージを着るオドクリスティアン・エイキングとそれをアシストするアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ勢 ©PHOTOGOMEZSPORT2021
2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
リーダージャージを守ったオドクリスティアン・エイキング ©PHOTOGOMEZSPORT2021
ログリッチが第11ステージで優勝 ©PHOTOGOMEZSPORT2021

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)オドクリスティアン・エイキング(ノルウェー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨルナレス(山岳賞)ダミアノ・カルーゾ(イタリア、バーレーンビクトリアス)
□マイヨブランコ(新人賞)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)

第10ステージにもどる≪≪   ≫≫第12ステージにすすむ

山岳賞ジャージを守ったダミアノ・カルーゾ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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