ジロバーチャルに106カ国・7000人…4月22日に第2ステージ

4月18日に開幕したジロ・デ・イタリアバーチャルは、4月22日に第2ステージを開催する。リアルのジロ・デ・イタリア第12ステージの一部、距離32.7kmで争われる。第1ステージを終えてアスタナプロチームが首位となり、マリアローザを獲得。女子のピンクレースはトレック・セガフレードが首位に立った。19日にはレジェンドと一般クラスが走り、クラウディオ・キャプーチやアンドレア・タフィを抑えてマッテオ・モンタグッティがマリアローザを獲得した。

アスタナはオマール・フライレとユーゴ・ウルを起用して第2ステージで首位を守る計画だ

第2ステージの模様はジロ・デ・イタリアの公式Instagramチャンネルで22日18時(日本時間は23日午前1時)に始まり、イタリアナショナルチーム監督のダビデ・カッサーニとアルベルト・ベッティオールがスタート。19時からはオマル・フレイレ、ソンニ・コルブレッリ、イバン・バッソがライブインサイトとして出演する「アフターステージライブ」が続く。

第1ステージは男子プロ、レジェンド、女子、アマチュアの4カテゴリーが4日間にわたって行われているが、すでに五大陸・106カ国・7000人の一般参加者がオンラインでプロ選手らと一緒に走った。マリアローザが与えられる個人総合成績ではマッテオ・モンタグッティが7000人以上のアマチュア選手のタイムを上回った。

ジロ・デ・イタリアバーチャルの第2ステージは4月22日に始まる。リナロからソリアーノアルルビコーネまでの丘陵地帯で距離32.7km。延期となったジロ・デ・イタリアの第12ステージ、セセナティコのルートの一部だ。

2人編成のチーム成績で争われるプロカテゴリーでは、第1ステージでアレクセイ・ルツェンコとダビデ・マルティネッリのパフォーマンスでマリアローザをアスタナがゲットした。イタリアナショナルチームが6分46秒遅れ、バーレーン・マクラーレンが9分40秒遅れでこれを追う。

ジロ・デ・イタリアバーチャルの開催日程
Stage 12 – from Wednesday 22 to Friday 24 April CESENATICO > CESENATICO (NOVE COLLI) – (from Linaro to Sogliano al Rubicone, 32.7 km – 980m vertical elevation)

第2ステージはイタリア代表としてコルブレッリらが出走

22日のエキサイティングなレースでは、ソンニ・コルブレッリ(2018グランピエモンテと2017デ・ブラバンテピイル優勝)と23歳以下のジョバンニ・アレオッティがイタリア代表チームとして参戦。ジロ・デ・イタリアのステージ優勝者オマール・フライレ(アスタナ)、エロス・カペッキとマテイ・モホリッチ(ともにバーレーン・マクラーレン)と対戦する。

ジロ・デ・イタリアバーチャル第1ステージを走るマッテオ・モンタグッティ

第2ステージ出場選手
●ジロ・デ・イタリアバーチャル

アスタナ=オマール・フライレ、ユーゴ・ウル
モビスター=ルイス・マス、エドゥアルド・セプルベダ
バーレーン・マクラーレン=エロス・カペッキ、マテイ・モホリッチ
ユンボ・ビズマ=クーン・ボウマン、アントワン・トールク
アンドローニジョカトリ・シデルメク=ルーカ・キリコ、マッテオ・スプレアフィコ
バルディアーニCSFファイザネ=ジョバンニ・ロナルディ、フィリッポ・ザナ
ビーニザブKTM=エドアルド・ザルディーニ、アレッサンドロ・イアッキ
イタリアナショナルチーム=ソンニ・コルブレッリ、ジョバンニ・アレオッティ

●レジェンド
かつてのスター選手が参加するレジェンドカテゴリーは23日に開催。イワン・バッソ、ステファノ・ガルゼッリ、アレッサンドロ・バラン、クラウディオ・キャプーチ、アンドレア・タフィ、ステファノ・アロッキオ、アレッサンドロ・ベルトリーニ。第1ステージを終えての首位はモンタグッティで、キャプーチが3分12秒遅れ、タフィが12分47秒遅れでこれを追う。

●ピンクレース
トレック・セガフレードはエリサ・ロンゴボルギーニとリジー・デイニャンが第1ステージで激走して首位に立った。イタリアナショナルチームは4分18秒遅れで2位、モビスターは11分03秒遅れで3位。

トレック・セガフレードのエリサ・ロンゴボルギーニ。スマートトレーナーはチーム契約「サリス」の前ブランド名「サイクルオプス」

第2ステージにはエレナ・チェッキーニとマルタ・カバッリがイタリア代表。ロンゴボルギーニとルシンダ・ブラントがトレック・セガフレード。ルルド・オヤルビデ、アルバ・テルエルがモビスターとして出場する。

●Garminバーチャルライドのホームページ

🇮🇹ジロ・デ・イタリアバーチャル / 延期された2020ジロ・デ・イタリア特集サイト

全日本BMX連盟がYouTubeでHOME WORK for BMX RACING を4月23日より配信

全日本BMX連盟が公式YouTubeチャンネルで、BMXレースのための自宅でできるトレーニング動画を製作した。新型コロナウイルス感染の収束後に再びBMXコースに活気ある光景を取り戻すために、自粛範囲内でできるスキルアップコンテンツやレースの魅力や情報を伝える動画を「HOME WORK for BMX RACING」と題して、4月23日より毎週更新で配信。

新型コロナウイルスの影響で自転車競技においても国内外の大会が中止や延期となっている。全日本BMX連盟が主催や主管する大会においても、当初4月5日に予定されていた開幕戦が延期となったのをはじめ、現時点での直近の開催予定が8月中旬となっている。また各地のBMXコースにおいても多くがクローズになっている。

緊急事態宣言が発令され、感染拡大を防ぐために不要不急の外出自粛が求められるなかで、BMXの選手や愛好者も自宅で過ごすことを余儀なくされているため、自宅でできるトレーニング動画を製作した。

コンテンツの撮影については、講師と生徒を同室とはせずリモートでの講義にするなど感染拡大防止にも配慮している。また6月第1週からの配信分について自宅周辺の屋外でできる練習を紹介する予定だが、今後の情勢に応じて柔軟に対応していくという。

配信開始日:4 月 23 日 19:00(毎週木曜日更新)
●全日本BMX連盟公式YouTube
配信期間:7月9日配信分まで(今後の情勢により延長の可能性あり)
メイン MC:三瓶将廣(SYSTEMATIC BMX)

協力:全日本BMX連盟オフィシャルパートナー・大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
動画製作:bb project
映像提供:シクロチャンネル
特別協力:SYSTEMATIC BMX

キャノンデールが少しでもハッピーになれるコンテンツ配信

コロナウィルス感染拡大を受けて在宅勤務の続く毎日だが、そんな毎日が少しでもハッピーになるようにキャンデールのソーシャルメディア(FB、Instagram)では新しいコンテンツを配信している。

キャノンデールの配信は#Channel71で

1971年創業のキャノンデールは2021年、ブランド誕生50周年を迎える。そこで熱狂的なキャノンデールのファンも、未来のサイクリストも楽しんでもらえるコンテンツをほぼ毎日配信している。懐かしのライダーの、あのシーンも見ることができる。

主なコンテンツ
●The Cannondale Archive:懐かしのあのシーンを振り返ります
●Art is Easy:ライダーたちの自転車以外の趣味をピックアップ
●Cannondale Cooks:アスリートたちのスペシャルレシピとは
●Rat’s Rut:人気者ラットボーイの遊び方を紹介

キャノンデールオフィシャルアカウント:
フェイスブック:https://www.facebook.com/cannondalejapan/
インスタグラム:https://www.instagram.com/cannondalejapan/

スマートEVの無料レンタルキャンペーン開始…ブレイズ社

愛知県名古屋市に本社を置く自動車ディーラーのブレイズが、バイク・自転車のレンタル需要増加を受け、同社商品であるスマートEVの無料レンタルキャンペーンを開始する。2020年4月20日より開始したキャンペーンでは、 小型電動バイク「ブレイズスマートEV」を一週間自由に乗ってもらい、その使用感を体験してもらう。レンタルは無料。

気にはなっていたけれど、実際の生活の中で使ってみないとわからないという人もいる。そのんな人はぜひこの機会にスマートEVを試してみよう。興味のある人は要項・レンタルの流れを確認し、キャンペーン専用メールアドレスへ必要事項を記入して応募する。 

◆BLAZE SMART EVとは
自転車よりも楽に、バイクより手軽に乗れることが可能でちょっとした街乗りにも使用できる。また、電気エネルギー100%で走行するので排気ガスも一切排出しない、エコで環境に優しいバイク。大容量リチウムイオンバッテリーを搭載しているため、坂道もスムーズに登ることができる。 
満充電での走行可能距離は約30kmで、1回の充電時間は3.5時間で満充電にすることが可能。家庭用のコンセントから充電ができるので手軽に所有できる。 
商品は自動車ディーラーとして18年の実績があるブレイズから、本物のクオリティーをコンセプトにバイクの各種部品に対して何百回もの試験並びに耐久テストを繰り返し、品質を最重視してリリースされた。

●詳細ホームページ

●さまざまなキャンペーンのまとめページ

自転車専門誌が撮影時に使う自立用の棒がついに市販化

自転車専門誌がスタンドのないスポーツバイクを撮影するときに、自転車を自立させるための透明なアクリル棒が市販された。商品名は「りょうちん めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド 透明クッションタイプ」。2200円(税込み)。2020年4月20日13時販売開始。自転車用品の通販サイト「ワールドサイクル」と、リアル店舗のベックオンで購入できる。

クランクキャップにスタンドを差し込み、スタンド側に自重が行くように少し傾けて自立させる

ばえる写真が撮れる。ほぼ見えない、撮影用スタンド

片方のブレーキレバーをベルトで固定してブレーキをかけてから、左クランクのBBシャフトの穴に差し込んで、バイクを自立させる。透明アクリル棒を使用しているので、撮影しても棒が背景になじんで、まるで自転車が自立しているかのように見える。

ジョイント部は差し込むだけになっていて、自転車の自重がかかっていると地面に押さえつけられて抜けないが、手で持つと簡単に抜けるようになっている。(個体によってはかなり緩い場合があるが問題はない)。

スマホポーチやボトルケージに取り付けるツールケースにも収まるサイズ。ジョイントで簡単に組み立てられる仕様だ。地面側には透明クッションが付いていて、滑りにくくなっている。

重量はたったの40gなので、普段から携帯していても邪魔にならず、ここぞ!というシーンでいい写真が撮れる。

ツールケースにも収まるサイズ

使用方法
①左ブレーキレバーとハンドルをマジックテープで固定して、車輪が回転しないようにする。右レバーだと撮影時に目立つ可能性があるからだ。前後のブレーキかどうかは関係ない。

②必ずホイールが空転しないことを確認してから、クランクキャップにスタンドを差し込み、スタンド側に自重が行くように少し傾けて自立させる。

③ハンドルはまっすぐに。フロントのギアはアウターに、リアのギアは真ん中より重めのギアに。右クランクの角度は、チェーンステーもしくはシートチューブと一直線になるようにすると、バイクがきれいに映る。

④風がないことを確認して、素早く撮影。

⑤撮影後は速やかに撤収。

アクリル棒を組み立てる。マジックテープも付属

素材
本体:アクリル(直径10mm)
ジョイント部:鉄
足部:透明ウレタン
マジックテープ(幅15mm、長さ25cm)
収納時最小サイズ:約175mm

透明な棒は背景を透過するので目立ちにくい

注意事項
①スタンドのみでの自立は難しく不安定なので「必ず」マジックテープを使用。
②不安定な場所や、風が強い場合は倒れる可能性がある。過信せず使用を中断するか、なるべく離れないように。
③当製品は撮影専用。駐輪には絶対に使用不可。
④自転車の傾きによって自立させるので重すぎたり(12kgの自転車の使用確認済み)、無理な角度で使用されると折れる可能性がある。
⑤上記のようにジョイント部に無理な力がかかったり、使用を繰りかえすと接着が剥がれる場合がある。アクリルが溶けるので補修する場合は接着剤に溶剤が入ってないものを使用する。
⑥1つ1つ手作業で制作しているため、製品ごとに若干の違いが生じる場合がある。
⑦透明のアクリル棒だが、素材の都合上細かな傷がある。
⑧当製品が原因での事故や怪我、転倒によるフレームやパーツの破損など一切の責任を負いません。
製造・販売:りょうちん(Twitter:@r_y_o_o_o_o )
販売:ワールドサイクル、ベックオン

●商品の詳細と購入ページ

別売のポーチに収納

トレックが環境に優しい紙製ショッピングバッグを導入

トレック・ジャパンは環境保全のため、プラスチック製のショッピングバッグの製造を廃止し、新たに紙製ショッピングバッグを導入する。適正管理された森林木材による製品のみに与えられるFSC認証を受けた紙のみを利用。順次、再生紙、環境に優しいインクに切り替える予定。

トレックのカルチャーである、Ride Bikes Have Fun Feel Goodのロゴにこめられたメッセージを多くのユーザーにお届けできることを願っているという。

●トレックのホームページ