モデルのヤハラリカがアタカマ砂漠250km走破の写真展

モデル・MCのヤハラリカが2019年10月にチリのアタカマ砂漠250kmを7日間かけて走るアタカマクロッシングを走破。過酷なレースの中、GoProとSALOMONの機材提供により撮影した「砂漠ランナーだから撮れた景色」を選りすぐった写真展を開催する。

The Light of Atacama Desert〜ヤハラサハラ3〜

写真展タイトルは「RIKA YAHARA ’s Photo exhibition The Light of Atacama Desert~ヤハラサハラ3~」。会場は出身地でもある東京都昭島市のモリパーク アウトドアヴィレッジ。2度目となる写真展。入場無料。

The Light of Atacama Desert〜ヤハラサハラ3〜

会期:2020年1月11日(土)〜2月11日(火)
平日   11:00~20:00
土日祝日 10:00~20:00
会場:MORIPARK OutdoorVillage 屋内広場

モデルとして活躍するヤハラリカ

ヤハラ リカ
昭島市出⾝・在住。 モデル・⼥優・リポーター・MC・ラジオパーソナリティなど、幅広い分野で活躍。 楽しんで⾛るファンランナーとして、砂漠マラソン3連続完⾛(サハラ マラソン・ナミブレース・アタカマクロッシング)を達成し、2020年11⽉には南極マラソン出⾛予定。
●オフィシャルサイト
●Twtter、Instagram、TikTok @rika_yahara

自然素材で最高に快適なシューズ…オールバーズが大盛況

映画俳優のレオナルド・ディカプリオがそのはき心地に惚れ込んで出資したことで話題の米国サンフランシスコ発のシューズブランドAllbirds(オールバーズ)。2020年1月10日に東京・原宿に世界15店舗目、日本初店舗をオープンさせて連日盛況だ。シンプルなデザイン、自然から作られた製品に魅力を感じるからだ。

他社スニーカーのような目を引くロゴも無意味なディテールも使わない。自然な素材を使用し、実用性を考えてデザインされた世界一快適なシューズだという。それほどにシンプルだ。

快適な履き心地には確かな自信がみなぎる。「試すことは信じること」とばかり、オールバーズのシューズを30日間履いてみて、満足できない場合は無条件で返品可能。共同経営者の1人がのサッカー元ニュージーランド代表ということもあり、同国のメリノウールをシューズ素材として採用。柔らかくて心地よく、ソックスなしでもはきこなせるほどだという。

自然から作られたシューズという点もトレンドに敏感な人たちに支持される。同社によれば、「フットウェア産業は大自然が生み出す素材をたびたび見落とし、安くて人工的な素材を使用してきた。今こそこの状況を変えるべきだと考えている」という。その結果リリースされたものが原宿の店頭に並べられている。

「気候変動の脅威は極めて深刻で、私たちが日常的に使用する製品の裏にある素材や製造の工程により、この問題を深刻化させるばかりです」とオールバーズの経営者陣。
「私たちAllbirdsは、この地球規模の環境問題を解決するためには、事業や消費者が環境に配慮した代替素材を選択する必要があると理解しています。そのため、私たちは、よりよい方法でよりよいモノ作りを行うことを使命と考えています」

レオナルド・ディカプリオ

サステイナビリティに対する同社の情熱が、環境活動家でもあり、アカデミー賞の受賞経験もあるレオナルド・ディカプリオとの協力につながった。ディカプリオをAllbirdsの投資者として迎え、共に気候変動に対応するべく力を尽くすなかで、「素材にこだわる」ためにはどうすればいいのか、という一見単純にも思える問いにたどり着いた。

こうして同社が着目したのがウール、ツリー(木材)、サトウキビだという。

【ウール】柔らかく快適で、どのような動きにもフィットする驚きのシューズ

なぜウールなのか? メリノ種の羊のウール繊維は、人毛の直径の20%の太さで、メリノ種の羊たちは最高級のコートを身に着けているのと同じ状態にある。同社は最高級のメリノウールを使用し、特別な工場で自社独自の素材を開発した。刺激を引き起こすチクチク感もなく、温度を調節するとともに湿気を逃がすことができる。

【ツリー】軽く風通しがよく、快適な冷感を備え、考え抜かれて作られたシューズはどのような動きにも対応

なぜツリーなのか? 木からシューズを作ることを思い付いたとき、同社はリスクを冒していたのかもしれないという。しかし、魔法のようなユーカリの木の繊維のおかげで、通気性がよく、とても柔らかく、冷却効果によってシューズの中を涼しく保つことができる素材をつくることが可能となった。ユーカリの木の繊維もまた、自然由来で再生可能であり、従来よりも環境に優しいモノ作りを実現できる。

【サトウキビ】最も優れた自然の恵み

大自オールバーズは自然が作り上げたものを土台として、目の前に存在する素材の新しい使用方法を模索してきた。サステイナブルな素材であるサトウキビはその代表。サトウキビは自給自足が可能で、処理の過程でバイオマスが抽出され、それが処理機の燃料となり、翌年の収穫のための肥料としても使用される。これをSweetFoamの靴底に加工するとき、弾力性のある快適な履き心地を生み出し、履く人がリラックスできるのだという。

SweetFoamは、灌漑ではなく雨水で栽培されたブラジル南部のサトウキビを使用して作られている。サトウキビは成長が早く、100%再生可能な資源であり、プロセスを通じて空気中の二酸化炭素を減らすことが可能。同社が使用するサトウキビは人々や環境を守るため、厳格な基準のもとに調達。農場は第三者機関によって監査を受けているという。

●オールバーズの公式サイト

アルケア女子もプロ男子チームとジャージデザインを統一

UCI女子コンチネンタルチームのアルケアプロサイクリングが2020チームのジャージデザインを発表した。すでに発表されている男子チーム「アルケア・サムシック」と統一デザイン。男女それぞれのチームのアイデンティティを統一することで相互採用をもたらそうというねらいがある。

アネス・モリション ©Olivia Nieto

女子チームのエスポワールクラスで注目されるアネス・モリション(フランス)は「フランマンビユとフランス選手権でニュージャージをお披露目できると思う。私のキャリアとしても重要な一瞬であるとともに、チームとしても象徴的なデビューになるはず。このジャージを着てすべてのレースで表彰台に立てるように頑張りたい」と語っている。

アルケアプロサイクリング ©Olivia Nieto

●アルケアプロサイクリングのinstagram

東京パラ五輪観戦チケット第2次申し込みは1月15日から

東京パラリンピック観戦チケットの第2次抽選販売が2020年1月15日未明から始まる。申し込み期間は1月29日午前11時59分まで。抽選結果発表は2月18日。購入手続きは3月2日23時59分まで。申し込みは公式チケット販売サイトで受け付ける。

組織委員会では、公式チケット販売チャネル以外からのチケット購入は詐欺などの犯罪被害に遭う恐れがあるとして、購入しないように呼びかけている。非公式チャネルで購入したチケットは会場には入れないと注意喚起する。

東京2020パラリンピック第1次抽選販売における傾向

●車いすの球技のメダルセッションは、比較的申し込みが多かった。
●陸上(オリンピックスタジアム)を中心に、昼間よりも夜のセッションのほうがチケットに余裕があった。
●最上位席のA席に申し込みが多かった。
●平日に比べ、土曜日と日曜日開催のセッションの申し込みが多かった。
●9月開催のセッションに比べて、8月開催のセッションの申し込みが多かった。
●オリンピック同様に、座席が多い会場での競技やセッション数が多い競技は申し込みが分散した。

東京パラリンピック観戦チケットは2019年8月22日に第1次抽選販売が始まり、今回は第2次抽選販売。今後は2020年春に春期販売として、公式チケット販売サイト、街中のチケット販売所、公式リセールで残りチケットを発売する計画。

左が陸上競技パラアスリートの堀越信司(NTT西日本)

抽選申込受付スケジュール

■抽選申込受付期間 
2020年1月15日(水曜)未明~1月29日(水曜)午前11時59分

■抽選結果発表   
2月18日(火曜)

■購入手続期間  
抽選結果通知時~3月2日(月曜) 23時59分
※現金決済(コンビニエンスストア)での支払いは3月4日(水曜) 23時59分まで

【その他】
・申込方法等の詳細
・第1次抽選販売の申込傾向(pdfファイルをダウンロード) 
日本国内にお住まいの方のみが、公式チケット販売サイトから申込・購入いただけます。
詳細は、東京2020公式ウェブサイト内の < 観戦チケットページ で確認

別府史之と岡篤志が新チームで2020シーズンに意気込み

NIPPOデルコ・ワンプロヴァンスが1月9日、マルセイユ近郊のシャトー・ド・ラ・ビュジーヌでチームプレゼンテーションを開催。岡篤志や別府史之が新シーズンにかける意気込みを語った。

別府史之

ホームに帰ってきた気持ち…別府史之

新規チームを除いて、最近はチームプレゼンテーションをやらない傾向にあるなか、多くのゲストを呼んでプレゼンテーションを行い、51のスポンサーを一つずつていねいに紹介していた。地域のスポンサーも多く、地域密着型のプレゼンテーションだった。会場には昔ながらの懐かしい顔ぶれがあり、また新しく入ってきたスポンサーの方もいたが、一人ひとり、マネージャーがあいさつをして迎え入れていたのが印象的だった。ジャラベールやツール・ド・プロヴァンスのディレクターを務めるマリアン・ルースもプレゼンテーションに駆けつけて華を添えた。

以前に所属した古巣に戻る形になるが、昔からの顔なじみが歓迎してくれたことが心強い。プレゼンテーションを終えて「ホームに帰ってきたな」という気持ち。リラックスできている。

初戦はガボンでのラ・トロピカル・アミッサ・ボンゴ。アフリカのレースを走るのは初めてで、とてもわくわくしている。近年、アフリカ人選手の驚異的なポテンシャルを見せているので、彼らの走りを間近に見れることもサプライズがあるのではと期待している。チームはスプリンターを3人、優秀なメンバーで迎えるシーズン初戦。いい成績を残したい。

岡篤志

最初から全開で走りたい…岡篤志

プレゼンテーションを終えて、いよいよ始まったという気持ち。2回のトレーニングキャンプですべての選手に会うことができ、非常にいいチームで活動できることを楽しみにしている。正直いまは時差ボケや移動の疲れがあるけど、日本でも年末年始にトレーナーからのメニューで、キツい練習を積んできた。シーズン最初からエンジン全開でいってほしいという期待を感じる。スペインでのトレーニングキャンプで調子を整えて、初戦のラ・トロピカル・アミッサ・ボンゴに臨みたい。

NIPPOデルコ・ワンプロヴァンス

南フランス・マルセイユに拠点を構えるフランス籍UCIプロチーム。1974年のチーム設立以後、規模を拡大し続け、2011年にUCIコンチネンタルチーム(第3ディビジョン)に昇格し、2016年からはUCIプロコンチネンタルチーム(=2020年よりUCIプロチーム、第2ディビジョン)としてグローバルに活動。アマチュアチーム時代から積極的に地元フランスだけでなく、アフリカやアジア、バルト諸国の選手も受け入れ、これまでに50名近いプロ選手を輩出した名門チーム。2020シーズンは日本の株式会社NIPPOをメインスポンサーに加え、本場の環境のもと、日本人選手やスタッフが世界をめざすミッションも担う。23名の正規選手(8月から24名)とともに、UCIワールドツアーを含めた年間250日ほどのレースに参戦する予定。

●NIPPOデルコ・ワンプロヴァンスのホームページ

NIPPOデルコ・ワンプロヴァンスがチームプレゼンテーション

NIPPOデルコ・ワンプロヴァンスが1月9日、マルセイユ近郊のシャトー・ド・ラ・ビュジーヌでチームプレゼンテーションを開催。岡篤志、中根英登、別府史之、石上優大が登壇するとともに、スポンサー各社やメディア、地元の協力者など200人を超えるゲストが集まった。

同地は地元オバーニュ出身の作家マルセル・パニョルが執筆し、多くのフランス人に愛されるル・シャトー・ド・マ・メール(母のお屋敷)の舞台と知られている場所で、現在はシネマミュージアムに改装されている。パニョルのもう一つの代表作「マリウス」に登場するキャラクターが着用するシャツのマリンストライプ柄がチームジャージに取り入れられたという縁があり、その施設内の映画館がプレゼンテーションの会場に選ばれた。

主要スポンサーや南仏地域でのレース、監督陣の紹介に続いて、ラ・トロピカル・アミッサ・ボンゴ、GPマルセイエーズ、ツアー・オブ・サウジアラビアとオマーン、シーズン序盤に参戦するレースごと、3つにグループ分けされた24選手が紹介された。日本人選手4名もそれぞれのグループで紹介され、チーム最年長となる別府や、南仏地域のアマチュアチームからプロ入りした石上はステージ上でインタビューに応え、それぞれ今シーズンの抱負を語った。

特別ゲストとして、チームの機材スポンサーである「LOOK」からアンバサダーのローラン・ジャラベール(フランス)、NIPPOの招待によりダミアーノ・クネゴ(イタリア)の2人のグランツール覇者が出席。また日本人ゲストとしては、在マルセイユ日本領事館の池田首席領事、NIPPOの岩田裕美会長が出席。またプレゼンテーションに先駆けて、ゲストを交えてのファンライドを実施。ジャラベール、クネゴ、岩田会長らがチームが拠点とするオバーニュ近郊で選手たちとサイクリングを楽しんだ。

中根英登
サイクリングを前に記念撮影。ゼネラルマネージャーのフレデリック・ロスタン(左から2番目)、NIPPO岩田裕美会長(左から3番目)、ダミアーノ・クネゴ(右から3番目)、ローラン・ジャラベール(右から2番目)

チームはプレゼンテーションを終えて、スペイン北部のリュレッド・ダ・マールに移動。非常にいいトレーニング環境のもと、10日間ほどの第二次トレーニングキャンプを実施し、1月20日のラ・トロピカル・アミッサ・ボンゴから2020シーズンをスタートさせる。ワイルドカードを獲得した3月8日〜15日のパリ〜ニース(UCIワールドツアー)をはじめ、シーズン序盤から重要なレースが続くため、より集中してそれぞれの選手がコンディションを高めていきたいという。

左から岡篤志、中根英登、NIPPO岩田裕美会長、在マルセイユ日本領事館 池田首席領事、別府史之、石上優大

●NIPPOデルコ・ワンプロヴァンスのホームページ