エアウィーヴが2020東京五輪の選手村に寝具を提供

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルパートナーであるエアウィーヴが、東京オリンピック・パラリンピックの選手村にベッドフレーム、マットレス、掛け布団、枕、その他リネン類を納入することが9月24日に発表された。

2020東京オリンピック仕様 ©Tokyo 2020

東京オリンピックの選手村には1万8000ベッド、東京パラリンピックの選手村には8000ベッドを納入する。マットレスは三分割構造で、それぞれ両面で硬さが異なるので、選手が自分の体型に合わせて自由にパターン変更できる仕組み。

またベッドフレームを段ボールにして、マットレスはプラスチック製品などにリサイクルするなどで再生利用率は99%を目指している。掛け布団は過去大会同様に選手が持ち帰れるようになる。

●エアウィーヴのホームページ

ユーロバイクアパレル賞のフィジークシューズ発売へ

今までのすべてのサイクルシューズを凌駕する圧倒的な通気性と、独創的でハイクラスなディティールとプロダクトデザインを備えた、新しいレーシングシューズ「VENTO POWERSTRAP R2 AEROWEAVE (ヴェント パワーストラップ R2 エアロウィーブ)」がフィジークからEUROBIKE 2019で発表された。

ソックスが透けて見える網目状のアッパーと、繊細で上質なディティールは強烈な個性を放つ

400を超えるエントリーの中から、革新性や機能性、上質なデザインと新しく採用した素材などの特徴が高く評価され、EUROBIKE 2019アパレルカテゴリーアワードに輝いた。

革新的なソリューションを提供し続けるフィジームシューズコレクションにおいて、この新しいシューズはサイクリストのペダリングパワーをロスなくペダルに伝達するだけでなく、ハードな局面でもう一度ペダルを踏み込む力を残す快適性を兼ね備えている。

繊維方向には強く、織り目に対して斜め方向には一定の柔軟性を持つAEROWEAVEの密度と方向をコントロールしながら配置

2018年からフィジークが採用している、自転車に対する取り組み方や楽しみ方に応じた4つのSERIES(シリーズ)では、レースで結果を出すため日々トレーニングに励むシリアスライダーに向けた「VENTO(ヴェント)」に分類。特に高温多湿な酷暑にトレーニングやレースを行う日本のサイクリストにとって、驚異的な通気性を備えていることから、大きなのアドバンテージを享受することが可能なシューズだ。

ピュアレーシングシューズとして誕生したVENTO POWERSTRAP R2 AEROWEAVEは、フィジークシューズコレクションにおいて最も軽量で通気性の高いモデル。最も高い剛性のUDフルカーボンソールと驚異的な靭性を備えるネットのようなアッパーとのコンビネーションでデザインされている。

通気性に優れた素材に変更されたPOWERSTRAPを採用。太いリボンのようなベルクロで足全体を優しく包み込むようなフィット感を実現

フィット感と足へのプロテクションを維持しながら軽量化と通気性の向上を追求する中で、デザイナーとエンジニアはアッパーに使用する「AEROWEAVE」と呼ばれる新しい素材を開発した。AEROWEAVEとは軽量ナイロン繊維と熱可塑性ポリマーのフィラメントを織り交ぜた織物のような素材で非常に風通しがよく、それでいて高靭性と弾力性、しなやかさを兼ね備えている。ネットのようなパターンを持ち、繊維の方向をコントロールすることで引っ張りに対して強度が必要な部分と、足の動きに対してある程度の柔軟性が必要な部分それぞれに最適化されたフィット感を実現し、それと同時にソックスが網目から垣間見えるアッパーは究極の通気性を備えている。

クロージングシステムは太いリボンのようなベルクロで足全体を包み込み、極上のフィット感を発揮するPOWERSTRAP。ストラップの素材もより高い通気性を発揮する薄くしなやかな素材を採用した。トップカテゴリーのプロロード選手にも数多くの愛用者が存在するPOWERSTRAPはシンプルながら、圧迫感なく包み込むようなしっかりしたフィット感を実現。AEROWEAVEアッパーは、包み込むようにフィットするPOWERSTRAPによって補完される。さらにその見た目は、独創的ながらシンプルでスマートなデザインとして完成された。

非常にシンプルでありながら、上質なディティールを持つ美しいデザイン

新しく生まれ変わったソールパターンはUDフルカーボンを採用し、ペダリングパワーをロスなく伝達するピュアレーシングシューズとして理想的な剛性を備える。クリート取り付け位置は若干踵側に移動し、トレンドを意識したよりアグレッシブなポジションが可能となった。

またソールの厚みをより薄くデザインすることで足裏に近い位置にペダルをポジショニングできるロープロファイルデザインを新たに採用した。R3以上のグレードでは従来より消耗したヒールスキッドを交換することが可能だったが、新しいソールパターンでは交換ボルトのアクセスがインソール側に変更となり、よりスマートなデザインに生まれ変わった。

VENTO POWERSTRAP R2 AEROWEAVE(ヴェント パワーストラップ R2 エアロウィーブ)
AEROWEAVE:非常に通気性が高く、強い網目構造のアッパー
POWERSTRAP:足を包み込むようにデザインされた新しいベルクロ
R2カーボンアウトソール:最適なクリートポジションと、強力なパワー伝達を実現する高い剛性と軽さを備えたUDカーボンソール-stiffness index 10(ソールの剛性感 10/10)
カラー:ブラック
サイズ:36~44(ハーフあり)、45
重量:205g(size42)
入荷予定:12月から来年1月頃入荷予定
税抜定価:4万2800円
※対面販売限定商品

●カワシマサイクルサプライのホームページ

トレック・セガフレードがジャパンカップアフターパーティ

ジャパンカップサイクルロードレース翌日の10月21日に都内で開催されるTREK-SEGAFREDO(トレック・セガフレード)のアフターパーティへの参加者募集をトレック・ジャパンが開始した。応募した人の中から抽選で100名にチケット購入の権利が当たる。トレック・セガフレードの選手に近くで会える機会。

<ジャパンカップアフターパーティ詳細>
日時:2018年10月21日(月)18:30~21:00 ※18:00開場予定
会場:東京都内  ※当選した人のみ詳細を案内
チケット料金:1万5000円(税込み)
パーティー参加選手
別府史之(日本)・ジュリアン・ベルナール(フランス)・ジュ―リオ・チッコーネ(イタリア)・ニコラス・エイ(デンマーク)・バウケ・モレマ(オランダ)・エドワード・トゥーンス(ベルギー) 
※出場選手は変更される可能性あり
※ジャパンカップ監督のヤロスラフ・ポポヴィッチも参加
※いかなる場合も返金は一切致しかねますのでご了承ください。

●申し込みはPassmarketより

浦和レッズと大宮アルディージャがツール・ド・フランスさいたまをPR

J:COM presents 2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム(10月27日、さいたま新都心駅周辺で開催)と地元さいたまのプロサッカークラブ、浦和レッドダイヤモンズ、大宮アルディージャが地域のスポーツ文化を醸成することを目的に行う相互プロモーション活動の一環として、各クラブでツール・ド・フランスさいたまのPRを実施した。

タイムトライアルで対決した塚本泰史さん(左)と土田尚史さん ©SSC

浦和レッドダイヤモンズからは橋岡大樹と荻原拓也、大宮アルディージャからは大山啓輔、小島幹敏が参加。大会PR用の写真撮影。大会や自転車にまつわるエピソードを離してもらった。実際にロードバイクに触れてもらい、ツール・ド・フランスさいたまやツール・ド・フランスのことを質問。大会への理解を深めてもらう機会となった。

9月21日(土)には、埼玉スタジアム2〇〇2公園で「Road to さいたまクリテリウム2019 in 埼玉スタジアム2〇〇2」が開催され、浦和レッドダイヤモンズOBの土田尚史氏、大宮アルディージャのクラブアンバサダー塚本泰史氏がゲストライダーとして参加。大会を盛り上げてもらった。

今後もツール・ド・フランスさいたまと浦和レッドダイヤモンズ、大宮アルディージャは地域のスポーツ文化醸成のためのプロモーション活動を積極的に推進していきたいという。

浦和レッドダイヤモンズ選手による大会PR

浦和レッドダイヤモンズの橋岡大樹と荻原拓也 ©SSC

橋岡(さいたま市出身)と荻原が参加し、自転車にまつわるエピソードやさいたまクリテリウムについてコメント。

橋岡は、「小学生、中学生、高校生と毎日自転車で移動していて、ジュニアユースとユ ースのときにはみんなで自転車を漕ぎながら練習に行っていたので、自転車には思い入れがあります」と自転車にまつわるエピソードを語った。

これから地元をもっと盛り上げていきたいと浦和レッズの両選手 ©SSC

また、趣味の一つがロードバイクで、2018年のさいたまクリテリウムも観戦したという荻原は、「浦和レッズが『ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』のアンバサダーになったことは、個人として自転車好きの僕としてはうれしいことです。これから地元をもっと盛り上げていきたいと思います」と話した。

浦和レッドダイヤモンズOBの土田尚史さん ©SSC

大宮アルディージャ選手による大会PR

大宮アルディージャの大山啓輔と小島幹敏 ©SSC

さいたま市出身の大山と小島が参加し、ロードレースの印象を話してもらうとともに、ロードバイクに実際に触れてもらった。

大山は、「自分が持っている自転車とプロが使う自転車を比較するなど、自分の日常生との違いを楽しむことができるスポーツなので、身近なスポーツだと思います。」とロードレースの印象について話した。

ロードバイクの軽さや機能にビックリ! ©SSC

また、本格的なロードバイクに初めて触れたという小島は、「ロードバイクの軽さや機能に驚いた。実際に走ってみたい」とコメントした。

大宮アルディージャのクラブアンバサダー塚本泰史さん ©SSC

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

鎌倉の人気ハイキングコースが通行不可…復旧のめど立たず

9月8日から9日にかけて首都圏を襲った台風15号の影響で、神奈川県鎌倉市にあるハイキングコースも壊滅的な被害を受け、9月23日の段階でも倒木や土砂崩れなどがほとんど手つかずの状態。鎌倉市観光課は市のホームページと現地での看板設置で通行止めを周知している。

源氏山公園は利用可だが、部分的に立ち入りが制限された場所がある

鎌倉市観光協会はツイッター公式アカウントで「佐助にある佐助稲荷神社は、台風15号により大きな被害を受けました。現在、参道入口から通行止めです。倒木により、本殿は押しつぶされ、ハイキングコースへの道も寸断されています。参拝は出来ませんが、手前の社務所でご朱印状の受付が出来ます」と被害状況を伝えている。

浄智寺と源氏山を結ぶコース。トレイルがあとかたもなく崩壊している
佐助稲荷神社の奥にある本殿は倒木が直撃して倒壊。大仏ハイキングコースにアクセスするルートは通行禁止の看板こそないが倒木のため通行は困難

佐助稲荷神社は23日の段階でも崩壊した本殿にブルーシートをかぶせるなどの応急処置を施した状況が続き、大仏ハイキングコースに向かうルートも倒木などによって進むことがまったくできない。

大船の南にある台峰の倒木。台風15号の進路の西側となった鎌倉では、いつもと逆の北風が吹き荒れたので、北斜面の木々が軒並み倒れた
鎌倉駅から源氏山公園に向かう化粧坂(けわいざか)は通行可だが、砂まじりの路面に地下水がしみ出ていつもと同様に歩きにくい

海外観光客からも人気の大仏ハイキングコースは23日現在、通行不可の看板はなく、多少の倒木があるものの通行することができる(20日段階の鎌倉市、鎌倉観光公式ガイドホームページでは原則として通行禁止)。ただし源氏山公園に隣接する葛原岡神社から北鎌倉駅方面の浄智寺に向かうルートは通行不可の看板が掲げられている。巨木が根こそぎ倒壊しているさまも目撃でき、極めて危険な状態だ。

市道では業者が入って倒れそうな木を伐採していくが、ハイキングコースは手つかずの状態

尾根道にある天園(てんえん)ハイキングコースの被害は甚大なもようで、各所の入口には通行不可の看板が掲示されている。隣接する横浜市の栄区栄土木事務所も「天園周辺のハイキングコースは、倒木等の影響に伴い通行禁止。現在のところ復旧の時期は未定」と伝えている。

鎌倉市も長期間におよぶ停電が発生したエリアがある
浄智寺と源氏山を結ぶ人気のハイキングコースは通行不可

●9月20日の鎌倉観光公式ガイドホームページの情報

祇園山、葛原岡・大仏、天園いずれのコースも、倒木等により通行できない箇所が多く、大変危険な状態のため、通行禁止です。(現時点では復旧の目途立たず)

天園ハイキングコースの入口だが、どこに道があるのか分からない状況に
天園ハイキングコースは全面通行不可

朝夷奈切通 横浜市側と鎌倉市側で土砂崩落があり、通り抜けができなくなっていますので、ご注意ください。
なお、通行止めについての詳細は横浜市のホームページをご参照、または横浜市金沢土木事務所045-781-2511までお問い合わせください。
鎌倉市道水路管理課のツイッターでも情報発信しております。

佐助稲荷神社 拝殿は工事中、本殿が倒木のため全壊。
お参り再開は目途がたっていませんが、お守りや御朱印を取り扱っている社務所は通常通り営業をしています。

小坪トンネル 台風15号の影響により、県道311号線(県道鎌倉・葉山線)の、鎌倉市側から逗子市方面へ向かう小坪隧道が通行止めとなっています。 通行には十分注意してください。9月20日現在、横須賀土木事務所によると、来週中を目途に開通する予定となっているとのことです。
お問い合わせ先 横須賀土木事務所 046-853-8800

やせた尾根道にある天園ハイキングコースは特に被害が大きい

次世代五輪種目のストリートスポーツが渋谷でバトル

中学生以下のU15を対象としたストリートスポーツプロジェクト「NEXT GENERATIONS」が9月21、22日に東京都渋谷区の渋谷ストリームなどで開催され、2020東京五輪に採用されたスケートボード(ストリート)、2024パリ五輪採用のブレイキン(ブレイクダンス)、ダブルダッチのコンペティションが行われた。

渋谷を歩く人たちの注目を集めたダブルダッチのパフォーマンス

ストリートスポーツ振興とマナー向上の啓蒙を目的として、渋谷区民を含めた若年層が積極的に参加できるストリートスポーツプロジェクト「NEXT GENERATIONS」を一般社団法人渋谷未来デザインが2018年に立ち上げ、渋谷にゆかりのある企業や団体がサポートする。

ブレイキン競技は交互にパフォーマンスをくり出すマジバトルだ

今回のコンペティションは、渋谷~原宿~表参道エリアを中心に多拠点でカンファレンスや体験プログラムが開催される都市回遊型イベント 「Social Innovation Week Shibuya 2019」の一環として開催された。

渋谷駅直結の渋谷ストリーム稲荷橋広場は活気にあふれた
2本のロープを使う縄跳びダブルダッチ
ユースオリンピック競技に正式採用されたブレイキンことブレイクダンス

いわゆるU15(15歳以下)のストリートスポー ツコンペティションとして、中学生以下を対象としたスケートボード(ストリート)、ブレイキン、そしてダブルダッチの大会が行われ、またぞれぞれの分野で活躍するトップアスリートを招いて体験ワークショップが開催された。

ダブルダッチに出場した8選手。10歳から15歳までのネクストジェネレーションだ

2020年東京五輪で正式種目となったスケートボード(ストリート)、2024年パリ五輪の追加種目ブレイキン、米国で生まれ世界60カ国以上で競技が行われているダブルダッチは、いずれも日本人選手の活躍がめざましく、世界でも注目を集める競技。各

優勝者にはG-SHOCKとニューバランスのシューズが贈呈された

競技のコンペティションには、その活躍が注目される中学生以下の選手たちが集結するのみならず、スケートボード(ストリート)とブレイキンではエントリー枠を設けて、中学生以下であればだれでもチャレンジできる機会を提供した。

また、各競技のジャッジにはその世界で活躍するトップアスリートたちが起用された。次世代を担う若手たちの目の前で、ショーケースやデモランで華麗な技を披露するのも見ど ころの一つだった。

ブレイキンの決勝進出4選手。右から2番目が優勝のBboy HAL

体験ワークショップでは、各競技のジャッジたちを中心としたインストラクターたちが、多くの子供たちにそれぞれのスポーツを楽しんでもらう体験ワークショップを開催。アスレチックブランド「New Balance」がサポートする若手・精鋭ダンサーによるスペシャルダンスユニット「 F_ind (ファインド)」の SORA/MIYU/GEN ROC による、中高生を対象としたスペシャルワークショップも開催された。

大会2日目に行われたブレイキンとダブルダッチの上位選手

●NEXT GENERATIONSのホームページ