レッドブル・エアレース第3戦はライブストリーミングで視聴できる

究極の三次元モータースポーツ、レッドブル・エアレースのレースも残り2レースとなった。そのうちの1レース、今シーズン第3戦がハンガリーのバラトン湖で7月13日(土)、14日(日)に開催され、日本語コメンタリー付きでライブストリーミングを行うことになった。

© Sebastian Marko/Red Bull Content Pool

開幕戦から2連勝の室屋義秀は現在2位の選手と9ポイント差をつけているが、バラトン湖で28ポイント差がつけば最終戦となる千葉大会を待たずして総合優勝を手にする。第3戦の様子は、下記サイトにて日本語コメンタリー付きでライブストリーミングを行う。

●第3戦のライブストリーミング

配信時間になると再生ボタンが表示される。再生後に音声アイコンでJapanを選択する。再生されない場合はページ右上の国旗を英国国旗に変えて試してください。

ライブストリーミングのスケジュールは下記の通り。
・予選 7月13日(土) 23:00~24:30予定
・決勝 7月14日(日) Round of 14/20:00~21:00、Round of 8 & Final 4/22:00~23:00予定
共に日本時間

スクラム東北ライドGO釜石の大野均トークショーがワイズロードで開催

ラグビーを通じた東日本大震災被災地復興支援活動をしているNPO法人スクラム釜石は、日本最大の自転車小売りチェーン・ワイズロードの全面協力のもと、「スクラム東北ライドGO釜石」を7月24日(水)から開催する。

大野均

このイベントは、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催地に被災地・東北から唯一選ばれた釜石市を盛りあげようと、被災した福島県・宮城県・岩手県の沿岸沿いを自転車で走り、釜石を目指すイベントで、釜石市でのワールドカップ開催が決まった2015年から毎年続けている。

いよいよワールドカップイヤーとなった今回は、7月24日に福島県南相馬市から出走。宮城県名取市閖上、石巻市の旧大川小学校、旧南三陸町役場などで黙祷を捧げ、各地で地元のみなさんと交流しながらワールドカップ開催地の岩手県釜石市鵜住居(うのすまい)まで約320kmを走破する。

2019年は実際のライドに先立ち、ワールドカップ開幕戦が行われ、2020年の東京オリンピックでは7人制ラグビーの会場となる東京スタジアム(味の素スタジアム)のある府中市でプレイベントを実施する。

府中市にはラグビーのトップチーム、東芝ブレイブルーパスとサントリーサンゴリアスの本拠地があり、また首都圏のサイクリストの聖地・タマサイこと多摩川サイクリングロードの核心区間があり、まさに自転車&ラグビーのコラボレーションには絶好の場所。

プレイベントのゲストは、前回ワールドカップでも活躍したラグビー日本代表のレジェンド大野均。

東芝在籍・府中在住の大野は福島県出身で、震災以来東北復興支援活動に尽力してきた。今回は、スクラム東北ライドを第1回からメカニックサポートするワイズロードの府中多摩川店で、自転車とラグビーを横断した東北復興&釜石2019応援メッセージを発信したいと意気込む。

スクラム東北ライドGO釜石2019プレトークイベントin府中
日時:2019年7月14日(日)13時~13時30分
ゲスト:大野均(東芝ブレイブルーパス)、ホスト:高橋博行(元新日鐵釜石、スクラム釜石事務局長)、進行:大友信彦(スポーツライター、スクラム釜石理事)
会場:ワイズロード府中多摩川店 東京都府中市四谷5-42-3 電話:042-352-3308
入場:無料
定員:30名(定員になり次第締め切り。開店時間の11時より、店内で1000円以上お買い上げいただいた方には優先入場整理券を差し上げます)
※なお東芝は前日にナイトゲームで公式戦を行いますので、大野選手のコンディション不良の場合はゲスト変更または欠席の場合があります。ご了承下さい。
主催:NPO法人スクラム釜石
協力:フォンテラジャパン、三菱自動車、ワイ・インターナショナル、RUGBYJapan365
問い合わせはスクラム釜石HPお問い合わせフォームよりメールで

コルマールの白ワインが人生の中でも一番身にしみた

ツール・ド・フランス取材者日記。さて、片田舎のゲストハウスで一泊。門扉のカギの使い方をあらかじめ教えてもらっていたので、自分で門を開けてジョギングシューズに履き替えていたら、オーナーのマダムがフランスパンを買い込んで到着しました。自宅は別にあるみたいですね。

ゲストハウスのマダムと同宿したお客さんたち

こういったゲストハウスはオーナーのセンスが問われるんですが、さすがにフランス人なので水回りのタオルの配色とか配置はさすがで、とても快適に過ごせました。一方で不便なのは、やはり人のおうちなので外出に気を遣うこと。トイレやシャワーも同宿者の使っていないときに、って感じで。

料金は朝食がついて40ユーロ(5000円)。2人で泊まれば多分半額になります。世界中から旅行者がやってくるとのこと。ネット社会になって、こんな観光産業がうまく回っていくようになったんでしょうね。

ロレーヌ地方の丘陵地

たまにはこんなアットホームな宿もありです。でも滞在中常にフランス語会話教室なので、疲れをいやすどころかグッタリします。楽しいんですけどね。やはり勝手知ったるチェーン系ホテルをベースにして、3週間に2回ほどでいいかな。

コルマール ©Office du Tourisme Colmar
アルザス地方のワインボトルは肩がなくてスラッとしている

この日はロレーヌ地方からアルザス地方のコルマールへ。ヨーロッパ随一のキュートな町並みが人気の観光地です。少なくとも3度は訪問していますが、美しい町並みでのんびりした記憶はなく、郊外の広い直線道路がゴール地点で、その先にある劇場がいつものボクのシゴト場。

そしてコルマールは財政が裕福なので、いつも白ワインを1本おみやげに持たせてくれます。ついでに昼食の際にグラスで2杯ほどコルマール産の白ワインをいただきましたが、これまで飲んだすべてのワインよりもおいしかったです。

焼却しても有害ガスが出ない木製容器。そしてワイングラスは必ずガラス製

ツール・ド・フランスのゴールの町は地元特産物でもてなしてくれるんですが、ワインに限ってはボルドーとかブルゴーニュとか一部を除いて地元産でなく別のところから仕入れたものを用意する町もあるんですよね。でもアルザスはキリッと冷えた白ワインです。誇りがあるんでしょうね。 開幕地ベルギーはビール。フランスに入ってまずはシャンパーニュ。そしてアルザス・ロレーヌ地方の白ワイン。赤ワインの出番は後半です。ツール・ド・フランス取材陣は各地のお酒を確かめながら仕事を続けるハメになるので、想像以上に大変です。

🇫🇷第5ステージのレースレポート
🇫🇷ツール・ド・フランス関連ニュース一覧
🇫🇷2019ツール・ド・フランス特集トップページにもどる

第4ステージにもどる≪≪   ≫≫第6ステージにすすむ

当日でもOK!現地空港Wifiカウンターで受け取れる!【SakuraMobile海外Wifi】

ゲストハウスは要注意…夕食の買い出しに走る

ツール・ド・フランス取材者日記。舞台はシャンパーニュ地方からロレーヌ地方へ。ゴールのナンシーは小高い丘陵地から一気に駆け下りたところ、川沿いにあって、鉄鋼業で栄えた町らしく夏色に輝いていました。2014年にゴールとなったときは、サルドプレスがロレーヌ大学の図書館だったんですが、今回は味も素っ気もないところでした。

晩ご飯を買いにいきます。フランスにはコンビニなんて便利なものありませんし…

もうひとつ、こんなことを書いてはなんなんですが、大会関係者へのおもてなしとしての「ビュフェ」、簡易昼食が質素ですね。たいていはその土地の特産物やワインなどを用意して待ち構えているんですが、ちょっとしたつまみとコーヒーでした。それでも前回はなにも用意されていなかったので、空腹をとりあえずまぎらわせてからシゴトしようという身にはありがたいです。

ゴールに到着して一段落してから、この日予約したホテルを再確認してみると、どうやらゲストハウスのようで午後9時以降はチェックインできないとのこと。ナンシーからの距離は30kmほどの至近ですが、ゴール後の大渋滞に巻き込まれるとちょっと焦るタイムリミット。

GPSデバイスは海外でも頼もしく活躍してくれる

万一のために、抜け出しやすいところに駐車位置を変更。最初に駐めた場所はチームバスの脇を通る必要があり、ゴール後に選手に群がる観客が殺到して、まったく動けないなんて事態がよくあるんです。

ただしこの日は大集団によるゴールスプリント勝負で、選手らはほとんどがタイム差なしでゴールしたので、ボクが東京中日スポーツの原稿を書き終わるころにはチームバスはすべてホテルに向かって移動していました。

山岳賞のスポンサー、Eルクレールはスーパーマーケット。少額の買い物をしたらTシャツとカスケットをプレゼントしてもらえた

で、ゲストハウスには午後7時過ぎには到着。事前にグーグルマップで、この町には飲食店はおろか、売店もないことが分かっていましたが、とりあえずお部屋の確保が最優先。ひととおり家の中を案内してもらいました。合計6部屋で、バスとトイレは共同。部屋の中にはベッドとイスしかありませんが、庭に出るとソファがあったり、バスルームのタオルがとてもいいセンスをしてたりで、日本の民宿とは正反対のイメージです。

夏色のナンシーへ。前のクルマは教習車。こっちは教官のオフィス前の路上に教習車が置いてあるので、生徒はいきなり路上運転

「夕食はナンシーまで行くの? ここで食べるの?」と聞かれ、「えー、ここで作ってくれるんですか?」といったんはゲストハウスにお世話になるつもりだったんですが、メニューのメインがフリットで(そういえばさっきからじゃがいもの皮をむきながら設備の説明してました)、そして疲れているときに1時間以上もテーブルを共にする人とフランス語会話教室をするのも疲れそうなので、外に買いに行くことに。

ナンシーまで行かなくても、グーグルで14km先にマクドナルドがあるのを突きとめて、買いに走りました。この日の朝、スーパーでビールを買っておいてよかったわ。

2019ツール・ド・フランス第4ステージはランス大聖堂をスタート ©ASO Pauline-BALLET

🇫🇷第4ステージのレースレポート
🇫🇷ツール・ド・フランス関連ニュース一覧
🇫🇷2019ツール・ド・フランス特集トップページにもどる

第3ステージにもどる≪≪   ≫≫第5ステージにすすむ

当日でもOK!現地空港Wifiカウンターで受け取れる!【SakuraMobile海外Wifi】

ラストは世界で一番リッチなアベニュー・ド・シャンパーニュ

ツール・ド・フランス取材者日記。フランスで開催されていた女子ワールドカップサッカーも決勝戦が終了し、開幕からベルギーを訪問していたツール・ド・フランスもいよいよ大会3日目にフランスに戻ることになります。スタート地点はベルギーのバンシュ。10km走れば国境で、シャンパーニュ地方を目指して一気に南下しました。

ツール・ド・フランスさいたまの千羽鶴贈呈式がスタート地点のビラージュで行われた

ブリュッセル郊外のカンパニールホテルに3連泊したボクは、この日まずはスタート地点のバンシュを目指して 80kmほどの通勤。この日のランニングは短めに切り上げるために少しペースを上げて、身支度して急ぎます。

スタートのビラージュではツール・ド・フランスさいたまの一行が訪れ、日本のファンが選手の安全と大会の成功を祈願して折ってくれた千羽鶴の贈呈式があるんです。それには遅れちゃいけないと逆算してホテルを出たつもりですが、意外と時間がかかってしまいました。

案の定、やってはいけない「キャラバン隊の出発」にひっかかります。スタート地点は町の中心地に設定されることが多く、そこに数百台の広告キャラバン隊が隊列を作って走るので、40分ほどのこの時間は最優先されるべきチーム関係車両も停車させられます。つまり全車両が動けないんです。

バンシュは大きな人形をかぶって練り歩く祭りが有名な町らしい

このバンシュは歴史あふれる城郭都市で、中世に敷き詰められたはずの石畳をゴツゴツ言わせながらクルマを走らせます。渋滞に耐え、路面の突き上げを我慢して、駐車できる場所まで進みます。早起きした関係車両はすでにいいところに駐めているので、ボクの車両はかなり離れたところに。

と、思っていたら、車両スタッフが、「このクルマはちっちゃいからそこに駐めていいよ」と。神の声かと思いました。

おかげでなんとか千羽鶴の贈呈式に間に合い、それでも長居はできないのでさいたま市の関係者にごあいさつして、フランスのエペルネへ。

国際映像を担当するフランステレビジョンのカメラクルー

シャンパーニュ地方の町としては第4ステージのスタート、ランスのほうが大きいんですが、エペルネには有名なシャンパン醸造所がいくつもあって、その意味であなどってはいけない町です。第3ステージの残り1.5kmはアベニュー・ド・シャンパーニュ。黒い鉄格子に金色のブランド名がはめ込まれた敷地が連なる、世界有数のリッチな通りです。市庁舎を過ぎて最初にあるのがモエエシャンドン社。同社の最高級ブランド、ドンペリニョンはシャンパンを最初に作ったという修道士の名前からつけられたそうです。

世界で最もリッチなアベニュー・ド・シャンパーニュ。右手にあるのがモエエシャンドン社だ

この日のホテルは格安のプルミエクラス。全然ファーストクラスじゃなりません。同じ「ルーブルグループ」のカンパニールホテルが隣にあることが多く、夕食はここに回ることに。ビュフェがついてメインが選べる定食に、グラスビールとグラスワインで3500円くらい。今年は円高で救われているけど、やはりお金はかかるなあ。

サルドプレスではまずシャンパーニュ
第3ステージはベルギーのビンチェをスタート ©ASO Pauline-BALLET

🇫🇷第3ステージのレースレポート
🇫🇷ツール・ド・フランス関連ニュース一覧
🇫🇷2019ツール・ド・フランス特集トップページにもどる

第2ステージにもどる≪≪   ≫≫第4ステージにすすむ

当日でもOK!現地空港Wifiカウンターで受け取れる!【SakuraMobile海外Wifi】

年に1度日産スタジアムを走れる自転車のお祭りは11月30日

「日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル」が2019年11月30日(土)に横浜市の日産スタジアムを舞台に開催される。15回目の開催を迎える大会は、ビギナー・ファミリー・キッズ・仮装・エンジョイライダーから、レース経験豊富な人まで誰もが楽しめる自転車イベント。

コースは2002FIFAワールドカップの決勝戦会場となった日産スタジアムのトラックと新横浜公園をつないだ約3.2kmの特設コース。またキッズレースの開催など さまざまなコンテンツも実施予定。

申込締め切りは11月5日(火)まで。2019年9月から始まる「ラグビーワールドカップ2019」の関係上、開催時期が変更。すでに一部のカテゴリーがキャンセル待ちとなっている。

2002FIFAワールドカップの決勝戦を開催した日産スタジアムのトラックを走る

●サイクルパークフェスティバルのポイント(主催者より)

Point1 第15回大会!

ママチャリ・ファミリー・レースデビュークラスなど初級者向けのカテゴリーが豊富

今回で14年目・15回目の開催を迎える本大会。多くの人に1日楽しんでいただけるような大会にしたいと思います。また、ご参加いただく方だけでなく、当日ご来園・ご来場いただいた方たちにも楽しんでいただけるたくさんのコ ンテンツ予定しています。どうぞお楽しみに

Point2 レースビギナー・ファミリー・仮装も大歓迎!

誰もが楽しめる自転車イベント

ママチャリ・ファミリー・レースデビュークラスなど初級者向けのカテゴリーが豊富なのも特徴の一つ。

Point3 キッズレースも開催!

エンデューロには出場できないお子さんが参加できる「キッズレース」を開催します。日産スタジアムのトラックを疾走するお子さんの写真は、思い出の1枚になること間違いなしです! 未就学児~小学4年生対象ですので、エンデューロに 参加できないお子さんも一緒に、1日中家族みんなでレースをお楽しみください。

Point4 1年に1度の特設コース

新横浜公園をつないだ3.2kmの特別なコース

2002FIFAワールドカップの決勝戦会場となった日産スタジアムのトラックと新横浜公園をつないだ3.2kmの特別なコースを走れるのは1年に1度この日だけ! スタジアムの大型ビジョンにはレースの様子が映し出されるため、ビジョンに映る自分の姿を見ることもできます! 今年も、たくさんの笑顔に出会えることを、スタッフ一同楽しみにしております。

スタジアムの大型ビジョンにはレースの様子が映し出される

日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル
開催日:2019年11月30日(土)
会場:日産スタジアム(陸上競技トラック)と新横浜公園園路
種目:サイクルエンデューロ
共同主催:日産スタジアム(新横浜公園指定管理者代表団体・公財横浜市体育協会)
一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
事務局:ツール・ド・ニッポン事務局(ルーツ・スポーツ・ジャパン内)
●ホームページ