クウィアトコウスキーがブエルタ・ア・エスパーニャ参戦…1シーズン2大会は自身初

英国のスカイが8月25日から9月16日まで開催されるブエルタ・ア・エスパーニャの出場8選手を発表。元世界チャンピオンであるミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド)が起用されることになった。ツール・ド・フランスではクリストファー・フルームやゲラント・トーマス(ともに英国)のアシスト役として知られるが、1シーズンにグランツールと呼ばれる三大ステージレースに2つ出場するのは自身初。

スカイのアシスト役として重要な役割を担ってきたミカル・クウィアトコウスキー(先頭) © ASO

ブエルタ・ア・エスパーニャには前年の総合優勝者であるフルーム、2018ツール・ド・フランス総合優勝のトーマスの英国・スカイ勢が欠場。ともに9月2日から9日まで開催される英国一周レースを選択した。スカイはクウィアトコウスキーと、地元スペインのダビド・デラクルスをダブルエースとして起用した。

クウィアトコウスキーがブエルタ・ア・エスパーニャに参戦するのは2年ぶり。
「ツール・ド・フランスを走ったあとでどんな走りができるかは、この身体が証明してくれる。プレッシャーは感じない。どちらかというと興奮している」とクウィアトコウスキー。

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与那嶺恵理は女子ロードレースで3位…アジア競技大会

インドネシアのジャカルタとその周辺で開催されているアジア競技大会は5日目となる8月22日、自転車女子ロードレースが行われ、与那嶺恵理(ウィルグ・ハイ5)が銅メダルを獲得。唐見実世子(弱虫ペダルサイクリング)は20位。優勝は韓国の羅亜凜で、2位に1分20秒差をつけた独走勝利。与那嶺は3選手による2位争いで2番目にゴールした。

アジア競技大会自転車女子ロードレースを走る与那嶺恵理 ©2018 JCF

女子ロードはスバンの街をスタートして、アップダウンを含む折り返しのあるコースを90kmほど走ってから15kmの登りでフィニッシュとなる104.4kmで争われた。日本チームは与那嶺をエースとして、最後の登り口までは集団で進めたいという戦略。各国の参加選手は最大2名のため逃げを許してしまうと追走できるチームが限られるため有力国の逃げには少人数でも注意をしなければならなかった。

スタートと同時に地元インドネシアの選手がアタックして5kmほどで50秒ほどのタイム差をつける。その後タイム差が1分、2分と広がっていく。集団は有力国から選手を出していいペースで進むが、タイム差は広がっていき3分差となる。唐見が中心となり集団のペースを作りインドネシアの選手とのタイム差が広がり過ぎないように注意する。

最初の40kmが追い風でUターンしてからは向かい風になるため、後半にゆっくりタイム差を詰めて勝負どころの登りまでに1分差以内に詰め寄れば問題のない状況ではあったが、60km地点から先頭の選手が大失速して2分以上の差がわずか10kmでなくなり集団は一つになる。そこから韓国や中国を中心にアタック合戦となり、唐見だけではなく与那嶺もこれらに対応して集団は一つで登り口に入る。登りに入ると与那嶺と韓国の羅がペースを上げて最初の1kmほどで先頭集団は一気に7名に絞られる。

この中にはスプリントに強い選手が複数名入っているため与那嶺と羅がペースアップでふるいにかけるが、登りには緩くなる区間や下り区間もあるため集団はそこからは大きく崩れない。その中で羅が抜け出し、与那嶺が追走グループを引っ張る。この動きで優勝候補の1人ベトナムのNGUYEN Thi Thatが遅れて、追走は与那嶺を含む3名のグループとなる。与那嶺はスプリント力のある中国のPU Yixian、香港のYANG Qianyuを引き連れて羅を追うが追いきれない。そのまま羅が独走で優勝し、与那嶺はスプリント力のある2人を相手に冷静に立ち回り、PUにゴール前で抜かれたものの3位を確保し銅メダルを獲得した。

アジア競技大会の自転車女子ロードレース、2位のゴール勝負で与那嶺恵理(左)が先着を許す ©2018 JCF

与那嶺恵理のコメント
唐見さんがやってほしいこと、やらないといけないことをわかってくれていたので、スムーズにレースを進めることができた。最後の登りでは、表彰台は3人なので、ついてくる選手が2人になるまで引き続けようと考えていた。一人多く4選手の集団となってしまったが、韓国が協調してくれたことはよかった。しかし残り5kmで韓国で逃げられてしまった。その時点で表彰台ねらいに頭を切り替え、最後のスプリントでは中国にまくられることはわかっていたので、貪欲に先駆けして表彰台をねらった。
金メダルをねらいにきたが、なにもなく帰るよりも銅メダルを持って帰ることができてよかった。明後日に個人タイムトライアルもあるので、また頑張りたい。明日、試走をして最後の機材選択をしたい。

唐見実世子のコメント
スタートアタックした選手は簡単に捕まるだろうと思っていたが、どんどん差が開いてしまったことが予想外だった。中盤を過ぎても追いつかないので、脚を使って追い始めたら意外にも早く捕まってしまったのがチームとして失敗だった。最後の山の麓で捕まえられるのが理想の展開だった。
逃げが吸収されて集団が一つになってからは、与那嶺さんに脚を使わせたくなかったので、集団の後方で脚をためていた香港や中国がカウンターアタックできないくらいのペースで登り口までずっと引いて、あとは与那嶺さんに勝負を託した。

アジア競技大会自転車女子ロードレースで3位になった与那嶺恵理(右) ©2018 JCF

23日は男子ロードレースが行われ、別府史之(トレック・セガフレード)と中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)が出場する。

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ツール・ド・フランスさいたまで大会ボランティアの募集開始へ

2018さいたまクリテリウム実行委員会では、11月4日(日)にさいたま新都心駅周辺で開催される「J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を支える大会ボランティアを9月3日(月)11:00から募集する。

© Yuzuru SUNADA

運営補助(会場案内、イベント運営補助、来場者アンケートなど100名程度。
通訳(各所通訳:英語、フランス語ほか)10名程度。
救護補助(医師資格者)10名程度。
救護補助(看護師資格者)10名程度。

■活動日時 2018年11月4日(日)次の時間帯より選択可
1. 全日‥‥8:00~18:00 2. 午前の部‥‥8:00~13:00 3. 午後の部‥‥13:00~18:00
■活動場所 レース会場内および周辺イベント会場(さいたま新都心駅周辺)
■募集期間 2018年9月3日(月)11:00から9月18日(火)12:00まで
■応募条件
・15歳以上(中学生を除く)の方
・未成年者の場合、保護者の同意がある方
・日本語以外を母語とされる方は、日本語の日常会話と読み書きが可能である方
・通訳にあっては日常会話を問題無くこなせるレベルにある方
・救護補助にあっては、「医師法」に基づく医師免許、または「保健師助産師看護師法」に基づく看護師免許を有している方
・事前説明会にいずれか1日参加できる方。開催日:10月20日(土)午前、10月21日(日)午後(2時間程度を予定)場所:さいたま市内
・その他、公式ホームページに記載されている「注意事項」に同意いただける方
■応募方法 大会公式ホームページまたはFAX
■支給品 スタッフジャンパー 昼食(全日活動される方のみ)
■活動保険 傷害保険に一括加入(個人負担はありません)
■お問い合わせ 2018さいたまクリテリウムボランティア募集事務局
TEL: 03-6696-8208(平日10:00~17:00)/FAX: 03-5459-2909
E-mail: volunteer(アットマーク)criterium.jp

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さいたま市民限定…ツール・ド・フランスさいたま特設コース体験走行

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さいたま市民限定…ツール・ド・フランスさいたま特設コース体験走行

J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが開催される11月4日(日)、さいたま新都心駅周辺の特設コースを走行できる「さいたま市民限定一般体験走行」の参加者を9月3日(月)から募集する。さいたま市民限定。参加無料。大会オリジナルTシャツを贈呈。

© PRESSPORTS

さいたま市民限定一般体験走行募集概要

■開催日時 2018年11月4日(日)11:15~12:00(予定)※雨天決行/荒天中止
■会場 さいたま新都心駅周辺特設コース
■募集期間 2018年9月3日(月)11:00から9月26日(水)12:00まで
■募集人数 200名(1組2名まで申し込み可能)
応募多数の場合は抽選。応募結果は10月中旬にメールアドレスまたは住所へ案内
■応募条件
・さいたま市内在住で、小学生以上の方
・受付当日にお申し込み者(同伴者がいる場合は、同伴者を含む)の本人確認書類を持参いただける方
・補助輪なしで特設コース1周を無理なくスムーズに完走可能な方(上り下りの地下道が約1kmあります)
・未成年者の場合、保護者の同意がある方
・公式ホームページに記載の「注意事項」に同意いただける方
■応募方法 大会公式ホームページまたはFAX
■参加料 無料
■記念品 大会オリジナルTシャツを贈呈
■お問い合わせ2018さいたまクリテリウム一般体験走行募集事務局
TEL: 03-6696-8208(平日10:00~17:00)/FAX: 03-5459-2909
E-mail: ride.saitama(アットマーク)criterium.jp

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ツール・ド・フランスさいたまオフィシャルグッズ受注限定商品の販売開始

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ツール・ド・フランスさいたまオフィシャルグッズ受注限定商品の販売開始

2018さいたまクリテリウム実行委員会では、「J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」オフィシャルグッズの受注限定商品をオフィシャルオンラインショップで販売する。かわいいジャージを着用したベアぬいぐるみ、定番デザインのクリテリウムロゴのスマホカバー、自転車パーツ柄を散りばめた手帳型のスマホカバーの3商品が登場する。

オフィシャルオンラインショップで入手できるオリジナルアイテム

受け付け期間は9月7日(金)12:00から9月24日(月)23:59まで。オフィシャルオンラインショップでしか手に入れられない受注限定商品となる。

●オフィシャルオンラインショップ

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アジア競技大会自転車ロードレースの日程と日本代表選手

第18回アジア競技大会ロードレースの日程

左から唐見実世子、与那嶺恵理、中根英登、別府史之 ©2018 JCF

8月22日(水)
女子個人ロードレース=午前10時スタート、距離100km
 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリング)
 与那嶺恵理(ウィグル・ハイ5)
8月23日(木)
男子個人ロードレース=午前10時スタート、距離150km
 別府史之(トレック・セガフレード)
 中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
8月24日(金)
女子個人タイムトライアル=午前9時スタート、距離20km
 与那嶺恵理(ウィグル・ハイ5)
男子個人タイムトライアル=午後2時スタート、距離40km
 別府史之(トレック・セガフレード)

日本時間はプラス2時間=現地午前10時スタートは日本時間正午スタート

第18回アジア競技大会の公式サイト
第18回アジア競技大会のフェイスブック
第18回アジア競技大会のツイッター
第18回アジア競技大会のハッシュタグ  #AsianGames2018

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