世界最軽量ボトル「フライ」に2018チームカラーと限定ジロ・デ・イタリア登場

全世界で入手可能なボトルのなかで最も軽く、柔らかで疲れているときも楽に飲めるエリート社の「FLY(フライ)」に、2018チームカラーとジロ・デ・イタリア限定デザインがラインナップに追加された。

これまでのボトルと比べると圧倒的に軽量で、柔らかく握りやすいボトル。無臭で柔らかさと耐久性を兼ね備えたプラスチック素材を使用している。新型の人間工学に基づいた吸い口は複合素材で作られていて、旧製品に比べて中身の流量がアップした。ドリンクも注ぎやすく、洗いやすい広口のボディスタイル。

●容量550mlm重量約54g
2018チームカラーはAG2R、BMC、CERVELO、DIMENSION DATA、FDJ、MITCHELTON-SCOTT、MOVISTAR、TEAM BHARAIN MERIDA、TEAM SKY、UAE TEAM EMIRATESの全10色。730円(税別)


●容量750ml
カラーはBMC、TEAM SKY、CERVELO、MOVISTARの全4色。870円(税別)


ジロ・デ・イタリア2018記念限定ボトルは完全数量限定の特別なデザイン。ベースとなるFLYボトルはエリートの実験的研究プロジェクトの結果、無臭で柔らかく耐久性のあるプラスチック素材を使用した最も軽いスポーツボトルで、最高のワールドツアープロチームに使用されている。人間工学に基づいた形状のキャップは複合素材を用いて作られていて、従来のキャップに対し液体の流れがより容易に、より理想的になった。


●FLYジロ デ イタリア2018(限定商品)
カラーはブラック、グレー、ビッグスタート。容量550ml。800円(税別)

●カワシマサイクルサプライのホームページ

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トレック直営店「TREK Bicycle甲府」が5月11日にオープン

トレック・ジャパンは2018年5月11日(金)に山梨県初となるトレック直営店「TREK Bicycle甲府」をオープンさせる。トレックのブランドを体験できるストアとして、最新のロードバイクやクロスバイクはもちろん、マウンテンバイク、今注目の電動アシストクロスバイク、女性モデルやキッズバイクなどの幅広いラインナップをそろえ、知識・経験豊富なスタッフが安心できるサービスを提供する。

「通勤用にクロスバイクがほしい」「ロードバイクで運動不足を解消したい」「週末にマウンテンバイクでトレイルライドを楽しみたい」などひとり一人の要望に合わせて、自転車を通じた幅広いライフスタイルを提案していきたいという。

自然に恵まれた地の利を生かして、甲府を中心に趣味として自転車を楽しむ人が増えるように、地域の人たちとの関係を大切にしたストア作りを目指していく。今後はグループライドやストアイベントなども実施していく予定。

■TREK Bicycle甲府
運営:トレック・ジャパン
住所:〒400-0803山梨県甲府市桜井町643番1
オープン日:2018年5月11日(金)
営業時間:平日11:00~19:00、土日祝10:00~18:00
定休日:水曜日
電話番号:0552-36-8515(オープンより開通)
TREK Bicycle甲府のホームページ
TREK Bicycle甲府のFacebook

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魔法びんのグローバル企業サーモスから自転車用ボトルの新色登場

世界で初めて真空断熱製魔法瓶を製品化したことで知られる、魔法びんのグローバル企業として名高いサーモス。2017年に発売されて好評の自転車用ボトル「真空断熱ストローボトル FFQ-600」の新色ステンレスレッドが発売された。従来カラーはステンレスブラック、ステンレスホワイト。取り扱いは自転車用品輸入商社のマルイ。

真空断熱ストローボトル FFQ-600は、サーモスならではのステンレス製魔法びん構造の高い保冷力と、さまざまなケージにフィットするφ73㎜のボディ、飲みやすさを追求したストロータイプの自転車専用ボトル。容量600cc。重量は270g。3600円(税別)。

サーモス真空断熱ストローボトル FFQ-600の詳細サイト

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ミゲールアンヘル・ロペスがツアー・オブ・アルプス第2ステージ優勝

アルプス山脈を舞台とする5日間のステージレース、ツアー・オブ・アルプスは4月17日、距離145.5kmの第2ステージが行われ、アスタナのミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア)が小集団のゴール勝負を制して優勝。アスタナチームは前日のペリョ・ビルバオ(スペイン)に続いて連勝を飾った。総合成績ではアンドローニのイバン・ソーサ(ベネズエラ)がビルバオに代わって首位に立った。

ツアー・オブ・アルプス第2ステージを制したミゲールアンヘル・ロペス © Luca Bettini/BettiniPhoto

この日最後の山岳、アルペ・ディ・パンペアーゴの頂上まで5km地点でアスタナ勢は先頭集団に5人を残していた。ゴールまで2.5kmになるとそのうちのひとり、ヤン・ハートが何度もアタックし、総合優勝を争う有力選手を消耗させていく。ハートは残り2kmで捕らえられたが、有力選手の動きはなく、最後のゴール勝負へ。体力を温存していたロペスがスプリント勝利を飾った。

「アルペ・ディ・パンペアーゴという伝統の山岳で勝利できて、過去の偉大なチャンピオンに近づけたことを光栄に思う」とロペス。
「チームメートの援護があって、とても過酷な山岳だったが安全に、そして体力を削ることなくクリアすることができた。ハートの動きによっていい状況となって、最後の数mまでパワーを温存することができた」

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eバイク版ジロ・デ・イタリアに投入されるピナレロの電動自転車ニトロに注目

イタリアのピナレロ社は、2018ジロ・デ・イタリアで併催されるeロードバイクを使った18区間のステージレース「ジロE」に、ピナレロ社が2018年初頭より欧州で販売を始めたeロードバイク「NYTRO=ニトロ」が使用されると発表した。

ピナレロの電動バイク、ニトロ

近年のツール・ド・フランスで連勝を重ねる正真正銘のロードブランドだが、欧州でのeバイク人気に後押しされて、本格的eロードバイクを作ってしまった。ニトロは極太のカーボン製ダウンチューブにモーターユニットとバッテリーを内蔵したモデル。さすがに重量は増すが、外観はディスクブレーキ仕様のロードバイクとあまり変わらない。

大型バッテリーを搭載した実用車と比べるとモーター駆動時間は落ちるようだが、ここ一発の勝負どころでスイッチオンすれば電動パワーでアタックすることが可能。そのスポーティなシルエットが実現したからこそ、ジロ・デ・イタリア姉妹レースとしてコースで出場選手がバトルするシーンが実現したといっても過言ではない。

ただし日本での販売は道路交通法などの制限で特殊な事情があるので発売時期などは未定。

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青山学院大山岳部がヒマラヤの人類前人未踏峰「ホワイトウェーブ」挑戦

青山学院大体育会山岳部がヒマラヤにある未踏峰「ホワイトウェーブ」に挑戦する。ネパール東部カンチェンジュンガ山群にあって、標高は6960m。登頂に挑む時期は2018年9月中旬から10月末までの約50日間。登頂予定日は10月10日から15日までの期間を想定している。2013年にニュージーランド隊の3隊員が同峰を目指したが、6300m付近で1人が滑落して負傷。ヘリ救助後に撤退していて、いまだに登頂成功者はいないという。

2013年に未踏峰アウトライアー初登頂に成功。ようやくヒマラヤの未踏の頂に青山学院山岳部の部旗がひるがえった

同部の部員数は13人。ボルダリング日本代表の中村真緒(総合文化政策学部1年)も所属する。今回のホワイトウェーブを目指すメンバーは5人。登攀隊長が田口純也(4年)、隊員は杉本俊太(3年)、池田昂史(4年)、松原峻彦(1年)。隊長は村上正幸(山岳部監督)。

2013年には同じヒマラヤの未踏峰アウトライアー(標高7034m)初登頂に成功。2015年には、このアウトライアー登山隊に参加して6000mの高度を経験した真下孝典が、6大学からの6人による日本山岳会学生部隊の隊長としてジャネII峰(6318m)に初登頂した。近年は箱根駅伝で4連覇中の陸上長距離部などとともに学内で最優秀選手、優秀団体表彰を受けるなどその活動は評価されている。

「ヒマラヤに未踏峰が、未知の部分がある限り私たちもそこに強い憧れを持ちます」と同部。
「今回私たちが目指すのは、カンチェンジュンガから西に約8km、アウトライアーから南に約15kmに位置し、カンチェンジュンガ山域のカンチェンジュンガ氷河支流ラムタン氷河の上流に位置するAnidesha山群の未踏峰、『White wave』6960mです。このピークは情報が少なく、山容からしても決して安易に取りついてよい山ではありません。しかし、我々が全力を尽くして当たるに足る山です」

アウトライアー初登頂から5年後になる2018年。モンスーン期を外した日程、さらに登山経験を積みつつ、調査・学習を続けて準備に万端を期すよう計画的に活動しているという。

挑戦に必要な経費は登山料や渡航費など971万8117円と試算。隊員の自己負担はもちろん、大学やOB会、一般からの寄付金を募ってこれに充てたいという。

約2カ月の遠征期間中は、パソコン、衛星モデム、太陽光発電機器を持ち込んで衛星通信によるブログの更新、GPSによる隊の現在地共有などITを駆使してできる限りのリアルタイム共有をしていく準備を進めているという。

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