2022ツール・ド・フランス出場22チームが決定

2022ツール・ド・フランス出場22チームが2月11日に発表された。UCIワールドツアー18チーム、2021年のUCIプロ上位2チームが自動的に選出され、主催者推薦としてフランスのB&BホテルKTMとトタルエネルジーが選ばれた。

2022ツール・ド・フランス出場22チーム

2022ツール・ド・フランス出場22チーム

●UCIワールドツアーチーム
AG2Rシトロエン(フランス)
アスタナカザクスタン(カザフスタン)
バーレーンビクトリアス(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
コフィディス(フランス)
EFエデュケーション・イージーポスト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イネオスグレナディアーズ(英国)
アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ(ベルギー)
イスラエル・プレミアテック(イスラエル)
ユンボ・ビスマ(オランダ)
ロット・スーダル(ベルギー)
モビスター(スペイン)
クイックステップ・アルファビニル(ベルギー)
バイクエクスチェンジ・ジェイコ(オーストラリア)
DSM(オランダ)
トレック・セガフレード(米国)
UAEエミレーツ(UAE)

●UCIプロチーム
アルペシン・フェニックス(ベルギー)
アルケア・サムシック(フランス)
B&BホテルKTM(フランス)
トタルエネルジー(フランス)

●ツール・ド・フランスのホームページ

Zwiftでろんぐらいだぁすサイクルウエアをアンロックしたい

Zwiftグループライド『LongRiderStories! Group ride』が2月12日(土)から3週連続で開催される。このグループライドを完走すると、ろんぐらいだぁすとーりーず!のサイクルウエアがアンロックされる。

©三宅大志/BUSHIROAD MEDIA

ブシロードのグループ会社にあたるブシロードメディアが企画した。

LongRiderStories! Group ride…3月のZwift Fondoを完走しよう

2月12日(土)から3週連続で開催される『LongRiderStories! Group ride』は、3月に開催するZwift Fondoの完走を目指すためのグループライドイベント。走行距離と獲得標高を毎週少しずつ延ばして、しっかりトレーニングできる。

■2月12日(土)
AM10:00
コース:WATOPIA OUT AND BACK AGAIN 1LAP 42.3km
ライドリーダー:石井宏一(ろんぐらいだぁすとーりーず!担当編集)
ペース1.5w/kg~2.5w/kg

■2月19日(土)
AM10:00
コース:LONDON LEITH HILL AFTER PARTY 1LAP 42km
ライドリーダー:石井宏一(ろんぐらいだぁすとーりーず!担当編集)
ペース1.5w/kg~2.5w/kg

■2月26日(土)
AM10:00
コース:WATOPIA  BIGGER LOOP 1LAP 53.7km
ライドリーダー:三宅大志(ろんぐらいだぁすとーりーず!原作者)
スイーパー:石井宏一(ろんぐらいだぁすとーりーず!担当編集)
ペース1.5w/kg~2.5w/kg

©三宅大志/BUSHIROADMEDIA

「バグかな」さんはバーチャルライド界のインフルエンサー

「バグかな」のアカウント名でインスタフォロワー2万7000人を数える女性サイクリストがいる。ロードバイクに乗り始めて2年だが、室内トレーニングを本格導入するなどで、SNSを駆使して自転車の魅力を発信中。いまでは自転車界随一のインフルエンサーとも言える。機材と周辺環境をそろえれば、そんなバグかなさんとだれでもバーチャルライドできる。

自宅で室内トレーニングをこなすバグかなさん

バーチャルライドならシゴト帰りや雨の日も乗れる

中学は女子バレーボール部、高校・大学は陸上部で中距離の800mをやっていたというバグかなさん。神戸市出身で、1年前に東京に引っ越してきた。フルタイムの会社員だ。部活引退後は趣味としてマラソン出場したこともあったが、スポーツをしていない時期も2〜3年あったという。

そんなバグかなさんが自転車を始めたのは、大学陸上部の友人がロードバイクをやっていて、すすめられたのがきっかけだった。いきなりしまなみ海道や箱根、筑波山などの難コースに挑戦。

「初心者にしてはバグった(想定から逸脱した)ライドをしていると言われ、バグかなという名前でインスタを始めました(笑)」。

もともとは実走で男性サイクリストについていけるようにと室内トレーニングを導入した

2021年からスマートトレーナーと呼ばれる室内サイクリング機器、SARISを導入。ヒルクライムレースへの出場を目標にしていたので、それに向けてのトレーニングを積むためだ。画面に映し出されるコースとペダルの重さが連動するバーチャルライドが楽しそうだったので、以前から興味があったという。

平日や雨の日も自転車に乗れるのが魅力の室内ライド。週末サイクリングの他に、平日の仕事終わりにも自転車に乗れるようになった。実際にやってみると、レベルアップがアプリ上で評価されたり、新しいコースに挑戦できたり、ゲーム的な要素があって飽きずに楽しめた。ミートアップという機能を使って、遠方の人と一緒に走れるのも楽しかった。飽きてきたら音楽を聴いたり、映画を観ながら走るといいとおすすめする。

部屋に置かれたトレーニング機器。バグかなさんはワイズロードのSARISアンバサダーを務めている

「実走時に一緒に走る人たちが速いので、少しでも置いていかれないように室内トレーニングも頑張りました。その結果、実走でのサイクリングも明らかに長距離を速く走れるようになり、体力もつきました。体重も5kg落ちました!」

2022年は富士山を登るフジヒルクライム大会で、所定のタイムを切った選手に与えられるブロンズメダルを目標にトレーニングをする。コロナ禍が落ち着いたら、四国や九州など今まで走ったことがない場所でサイクリングを楽しみたいという。

「海外限定のカラーを取り寄せて、大切な友人に組んでもらった特別なバイク」を実走では愛用する

周辺環境を揃えればバグかなさんと一緒にライドできる!

スマートトレーナーを購入し、オンライントレーニングアプリのZwift(ズイフト)に登録するとミートアップという形で一緒に走れる。Zwift利用料は月1650円。スマホかパソコンとその通信環境が必要。

バグかなさんは、スポーツ自転車専門店ワイズロードが運営する「ワイズロード・ズイフターズ」内のイベントとしてのZwiftミートアップを毎月2回開催。店舗利用者でなくても無料で入会・参加可。
●ワイズロード・ズイフターズ

インスタ映えする自撮りテクを教えて!

掲載写真は本人提供のもの。バグかなさんに自撮りテク、インスタ映えする写真を撮る秘けつを教えてもらった。

練習シーンもインスタで発信中

「自分が一番素敵に見える角度で撮影しています(笑)。自分のことは自分が一番よく知っていると思うので。自撮りはちょっと恥ずかしいのですが、恥を捨てて思いっきりキメたほうがよく映ります!」

●バグかなさんのInstagram
●SARISの関連ニュース

海外で大人気のウィンターイベント、レッドブル・ジャンプ・アンド・フリーズ参加者募集

海外で大人気のウィンターシーズンのイベント「Red Bull Jump & Freeze=レッドブル・ジャンプ・アンド・フリーズ」が2022年3月20日(日)に長野県北安曇郡のつがいけマウンテンリゾートで開催される。

2017年のリトアニア大会 ©Vytautas Dranginis / Red Bull Content Pool

海外で冬季に行われているイベントで、スキーやオリジナリティあふれるソリ、着ぐるみなど、思い思いのスタイルでスロープを滑り降り、ジャンプ台からそのまま特設プールへダイブする、シンプルかつ遊び心満点のもの。クリエイティビティとジャンプのパフォーマンスを競い、会場を一番盛り上げたチームが勝ち。

2015年のウクライナ大会 ©Danil Kolodin / Red Bull Content Pool

今回は30チームの参加を募集する。友人、サークルの仲間たちや会社の同僚とチームを組んで、ウィンターシーズン最後の締めくくりに楽しめる。エントリー受け付けは2月10日(木) 18時からウェブサイトで開始する。

2014年のカザフスタン大会 ©Pavel Prokhorov / Red Bull Content Pool

Red Bull Jump & Freeze(レッドブル・ジャンプ・アンド・フリーズ)
日程:2022年3月20日(日)
時間:9:00〜16:00(予定)
会場:つがいけマウンテンリゾート(長野県北安曇郡小谷村栂池高原)
主催:レッドブル・ジャパン株式会社
協賛:日本スキー場開発、つがいけマウンテンリゾート、白馬ライオンアドベンチャー
賞品:後日ウェブサイトで発表予定
備考:荒天時やコース状況、公衆衛生の状況によりスケジュールが変更または中止となる場合がある。新型コロナウイルス感染拡大防止や最新情報については、ウェブサイトで。

2018年のリトアニア大会 ©Vytautas Dranginis / Red Bull Content Pool
2017年のニュージーランド大会 ©Miles Holden/Red Bull Content Pool
参加者はドボン!後にホットタブで一息 ©Miles Holden/Red Bull Content Pool

<参加募集要項>
参加資格:18歳以上の健康な一般男女
※未成年者は保護者の署名必要
競技人数:1チーム1名以上4名以内
募集人数:30チーム
ルール:自作のオリジナルコスチュームやソリなどの滑走具で参加すること
※詳細はウェブサイトで確認
参加料:4000円(税込)/チーム
※イベント保険料込み
募集期間:2月10日(木)18:00エントリー開始
※定員になり次第募集終了
申込方法:ウェブサイトより
●エントリーウェブサイト
備考:参加申し込み後の自己都合による返金またはキャンセルは原則不可。その他のお問い合わせは、運営事務局へ。
問い合せ先:Red Bull Jump & Freeze 2022大会事務局(サムライスポーツマーケティングLLC)
info@samuraisports.co.jp
TEL: 03-6432-0151, 11:00-18:00(土・日・祝日休み)

2016年のウクライナ大会 ©Sergey Illin/Red Bull Content Pool

スペシャライズドからS-Works Tarmac SL7ぺテル・サガン限定モデル

スペシャライズドが、ぺテル・サガンの輝かしいキャリアの新たな章を象徴したSagan 2022 Race Day LTD S-Works Tarmac SL7フレームセットを発売する。抽選受け付け期間は2月9日(水)午前10時~2月21日(月)午前10時。サガンのプロとしての勝利数に合わせて全世界限定119セット、日本では10セットの抽選販売。

S-Works Tarmac SL7フレームセットのぺテル・サガン限定モデル

「気品さと荒々しさの両方があふれるペテルは、1960~70年代のアメリカンマッスルカーが自動車業界をガラリと変えたように、今後もレース界に新たな風を吹き込むでしょう。全体としては洗練されつつ、荒削りな面も残した個性的な外観はまさにマッスルカーが当時漂わせていた雰囲気そのもの。もちろん、ペテルのしたたかさも忘れずに描かれています」とリードコンセプトデザイナーのKayla Clarot。

ペテル・サガンとSワークスバイク。販売品のシートポストは黒色となる

サガンのプロ生活の勝利数に合わせ、フレームセットには119個のシリアルナンバーが入り、1セットずつ製造される予定。各フレームには、数々の受賞歴のあるサイクリングフォトグラファーJames Starttにより撮影されたサガンのサイン入り写真が付属する。購入者は個別のシリアルナンバーに紐づいたサガンの歴代のレースでの勝利に思いをはせるはず。

Sagan 2022 Race Day LTD S-Works Tarmac SL7フレームセット
【価格】86万9000円(税込)
【サイズ】49、 52、 54、 56
●製品ページ
●抽選購入申し込みページ
【抽選受付期間】2月9日(水)午前10時~2月21日(月)午前10時

フレームセットには119個のシリアルナンバーが入る

コロナ陽性のポガチャルは隔離練習でUAEツアー参戦へ

ツール・ド・フランス2連覇中のタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)が新型コロナウイルスに感染。症状は軽いものの、隔離状態でのトレーニングを余儀なくされ、2月20日から26日まで開催されるUAEツアー出場を目指すことになった。

2021年のUAEツアー第3ステージで優勝したポガチャル ©LaPresse – Gian Mattia D’Alberto

UAEエミレーツのチームドクターが「ポガチャルが先週にコロナ罹患した」と明らかにしたのは2月8日。

「症状は軽いが、罹患者に対する措置に則って室内で隔離され、静かに回復できるように軽度な練習から再開した」

当初はチームスポンサーの本拠地で開催されるUAEツアーのため、本格亭なトレーニングをこなしての出場を計画していたが、「ポガチャルはまだ医療検査を受けなければならず、レースの準備を慎重に進めていきたい」とドクターがコメントした。

2022シーズンは新型コロナウイルスにより、南半球で開催予定だったツアーダウンアンダー、とカテルエバンス・グレートオーシャンが2年連続で中止。UCIワールドツアーの開幕戦となったUAEツアーに注目が集まっていた。

2021UAEツアー第4ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari