チャンスがあるならツール・ド・おきなわを狙いたい…新城雄大

新型コロナウイルス感染拡大でレースシーズン中断が続いているが、日々前向きに、シーズン再開の日を待ちながら過ごしている新城雄大にインタビュー。現在の生活、シーズン再開への思い、そして今後の目標などを語った。

新城雄大 ©Syunsuke FUKUMITSU

-元気に過ごせていますか?
体調は問題なく、順調に日々を過ごしています。

-現在トレーニングはどのように行っていますか?
寮を基点に、1人でトレーニングを行っています。

-あらゆる面で自粛が求められている中、1日をどのように過ごしていますか?
いまは好きな時間に起きて、食後にトレーニングを行って、その後はゆっくり過ごしている感じですね。毎日それの繰り返しです。

-こうした状況下で、モチベーションはいかにして保っていますか?
レースのない時期が続いているので、正直モチベーションの上がり下がりは全然気にしていなくて、実際のところ「無」の状態ですね。トレーニングに関しても強度を上げることなく、体力が落ちないことを意識してやっています。むしろ、モチベーションを上げることより、ストレスをためないことを重視していますね。気ままに、楽しくやっています。

-自転車に限らず、日々なにか楽しみを見つけていますか?
これまでと変わりなく、アニメを観たり、漫画や小説を読んだりしています。ただ、新型コロナウイルスの影響で、観たかったアニメや映画の公開が遅れているのだけは残念に感じています。

-「Stay Home」が叫ばれる中で、なにか健康を維持する効果的な方法があれば教えてください
お風呂で汗をかくことでしょうか。家の中で運動といってもできることが限られてしまうので、代わりとして、長めにお湯に浸かって代謝を上げるのが効果的ですね。それと、自分がおすすめしていることとして、朝起きてすぐと寝る前にお白湯を飲むことを挙げたいです。これも代謝を上げるのに効果的で、体の調子を整えるのにぴったりの方法です。

新城雄大 ©Syunsuke FUKUMITSU

-食生活で気をつけていることはなにかありますか?
食べ過ぎないことくらいですかね。体重が増えすぎないように気をつけてはいますが、特段なにかに気を遣って…ということは今はないですね。

-レースに目を向けて、ニュージーランドとオーストラリアで走ったシーズン序盤戦を振り返って、どんな走りができましたか?
2年連続でオセアニアでのシーズンインになりましたが、昨年はチームとして苦戦を強いられたので、今年はもっと戦えるようにとしっかり準備をして臨むことができました。シーズン序盤としてはハイレベルな戦いができ、手ごたえをつかむことができたと思います。「さあ、これから」というところでシーズン中断になってしまったので、その点がもったいないですが、チームとして1年のよいスタートを切ることができたのではないかと感じています。

-UCI通達により7月に入ってからのレースシーズン再開に向けた動きが出てきました。これからはどこを目標に据えて取り組んでいきますか?
正直、シーズンが再開されるのかという疑問はあるのですが、常に体調を整えておくことは心がけて、チャンスがあるならツール・ド・おきなわ(11月)を狙っていきたいですね。そのために、ベースを固めていきながら、しっかりトレーニングを継続していけたらよいのではないかと考えています。地元開催のレースで絶対に獲りたいタイトルでもあるので、(腰の治療で出場できなかった)昨年の分もぶつけたいと思っています。

聞き手:KINAN Cycling Teamメディアオフィサー 福光俊介
インタビュー実施日:2020年4月24日

●キナンサイクリングのホームページ

KEENがマスク製造…被災地や養護施設、シューズ購入者に配布

アウトドアフットウエアブランドのKEEN(キーン)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全世界で課題となっているマスク需要を受け、タイの自社工場でマスクの製造を開始した。

フィット感も高くリバーシブル仕様。洗って繰り返し使用できるマスク

KEENは、“Together we can help(あなたと一緒だから、できること)”をテーマに、新型コロナウイルス感染拡大の影響に向き合い、活動を行っている。現在、世界中で課題となっているマスク需要を受け、タイの自社工場一区画をマスク製造ラインにしてマスクの製造を開始。全世界で15万枚を無償提供する。

マスクの素材にはシューズの材料として調達していた生地を活用。シューズ製造を行うKEENの得意分野である立体縫製を活かした立体マスクはフィット感も高く、リバーシブル仕様で、洗って繰り返し使用できる。医療用マスクではないが、感染予防の必須アイテムとして活用してほしいという思いがある。

日本国内では、被災地、児童養護施設や女性用シェルター、KEEN関連企業やサプライチェーンなどに提供。2020年4月28日(火)より国内KEEN公式オンラインストアでシューズを購入した人にマスクを提供する。
■KEEN 公式オンラインストア

タイの自社工場一区画をマスク製造ラインにし、マスクの製造を開始

KEENとは?

「サンダルは、つま先を守ることができるのだろうか?」
創業者で現CEOローリー・ファーストのこのシンプルな疑問をきっかけに、KEENの歴史は幕を開けた。米国オレゴン州・ポートランドに本拠を置き、多様なアウトドアシーンを楽しむ人々に向けた革新的で高機能なハイブリッドフットウエアを展開。
KEENはシューズ作りを通じて、地球環境をよりよく変える活動を続けている。「地球上のすべての場所を、よりよい場所にする」ことをモットーに、「Consciously Created:環境負荷の低減」「Taking Action:能動的な行動」「Giving Back:社会への還元」の 3 つのテーマを『KEEN EFFECT』と呼び、環境保護や社会貢献活動に積極的に取り組み、世界にポジティブな変化を作り出そうと努力を続けている。

メリダがオンラインで注文できるECサイトが新たに開設

ミヤタサイクルは、日本国内での独占販売権を有するMERIDA(メリダ)のバイクを直接ユーザーがオンラインサイトで注文し、MERIDA GLOBAL DEALER店で受け取ることのできるオンライン販売システム「MERIDA ECサイト」を新たに開設した。

「MERIDA ECサイト」では国内取扱全車種が注文でき、ECサイト内のMERIDA GLOBAL DEALER店から近くの店舗を指定して、受け取りができるというシステム。

『ネット購入を検討しているけど、安心のおけるメーカーサイトで注文したい』 『ショップへ何度も見に行く時間は取れないが、使い方や乗り方が不安なので、最終的にショップで受け取 りたい』 『ネットで購入したいけど、配送料が高い』 などといったユーザーの要望に応えた。

注文時には、スタッフによる電話確認も行い、受け取りの連絡まで同社スタッフが一貫して、担当する。

自転車の受け取りはECサイト内の対象店舗のみ。購入者の自宅等への配送はできない。

MERIDA ECサイト
開始日:4月27日~
購入可能車種:国内取り扱い全車種
対応決済方法:クレジットカード(VISA、MASTER)

●MERIDA ECサイト

ゲームのグランツーリスモで現役プロドライバーに挑戦しよう

国内最高峰のレースシリーズSUPER FORMULAに参戦する3人のレッドブル・アスリート、 平川亮、ニック・キャシディそしてユーリ・ヴィップスとドライビングシュミレーターのグランツーリスモで自宅から対戦できるイベントを開催する。

4⽉29⽇(水)〜5⽉6⽇(水) に開催するタイムアタックイベントで彼らとベストタイムを競うことができる。さらにタイムトライアル上位にランクインしたプレーヤーは、5⽉開催予定のエキシビションレー スで彼らと対戦できる予定。

おうちレーシングで一番速いのは誰だ!?

Red Bull Beat The Pro(レッドブル・ビート・ザ・プロ)
4⽉29⽇(水)15:00〜5⽉6⽇(水)23:59…タイムアタックイベント
参加方法:期間中に『グランツーリスモSPORT』を起動して、 [スポーツ]→ [タイムトライアル]→[Red Bull BEAT THE PRO]を選択して、タイムトライアルで記録を残す。サーキットやルールはレッドブルホームページ参照

ドライバーたち3名もタイムアタックに参加。彼らのベストタイム更新情報は 随時確認できる。タイムトライアル上位にランクインしたプレーヤーは5⽉開催予定のエキシビションレースで彼らと対戦ができる予定。
その他豪華賞品を予定。


■レッドブル・アスリートのご紹介

平川亮
年齢:26 歳、出身:広島県
2019 年戦績
SUPER GT(GT500 クラス) :2 位(1 勝)
SUPER FORMULA :10 位(1 勝)
●ホームページ

平川亮 ©Dutch Photo Agency/Red Bull Content Pool

ニック・キャシディ(Nick Cassidy)
年齢:25 歳、出身:ニュージーランド
2019 年戦績
SUPER GT(GT500 クラス) :2 位(1 勝)
SUPER FORMULA :1 位(1 勝)

ユーリ・ヴィップス ©Dutch Photo Agency/Red Bull Content Pool

ユーリ・ヴィップス(Juri Vips)
年齢:19 歳、出身:エストニア
2019 年戦績
FIA F3 ヨーロッパ選手権 :4 位(3 勝)
●ホームページ

ニック・キャシディ ©Sho Tamura / Red Bull Content Pool

■グランツーリスモについて
●参加方法などの詳細サイト

カジュアルなシティライドに…パールイズミ製ジャージ

パールイズミは2020年春夏新商品としてシティライドフィットの「サイクルプリントジャージ」「フリージーポタージャージ」をサイクルショップやスポーツ用品店などで発売した。

「サイクルプリントジャージ」はゆったりして着やすいシティライドフィットの半袖ジャージ。ベーシックなカラーにシックなプリント柄で、カジュアルなパンツとも普段着感覚でコーディネートが楽しめる。UVカットや吸汗速乾、抗菌防臭 などサイクリングに必要な機能も備えている。

「フリージーポタージャージ」はゆったりして着やすいシティライドフィットの半袖ジャージ。プレーンな杢柄なので どんなスタイルにも合わせやすい1着。UVカットや吸汗速乾、再帰反射などサイクリングに必要な機能も備えている。

どちらのジャージもカジュアルなシティライドにおすすめのアイテム。


サイクルプリントジャージ

334-B / サイクル プリント ジャージ
【 カラー 】 22. ビルディング 23. ウッズ 24. レーン
【 価 格 】 1万800円(税別)
【 サ イ ズ 】 M, L, XL
【 素 材 】 ルミエース® UV
【商品特徴】
■【ルミエース® UV】抜群の吸汗拡散機能で肌面をサラサラに保ち、快適な着用感を実現する素材
■ 3バックポケット


フリージーポタージャージ

335-B / フリージー ポター ジャージ
【 カラー 】 3. ブラック 4. セルリアンブルー
【 価 格 】 8000円(税別)
【 サ イ ズ 】 M, L, XL
【商品特徴】
■ 3バックポケット


サイクルプリントジャージ(女性用)

W334-B / サイクルプリントジャージ
【 カラー 】 20. オーブ 21. フルール 22. ポラリス
【 価 格 】 1万800円(税別)
【 サ イ ズ 】 S, M, L
【 素 材 】 ルミエース UV
【商品特徴】
■ルミエース UVは抜群の吸汗拡散機能で肌面をサラサラに保ち、快適な着用感を実現する素材
■ 3バックポケット

●パールイズミのホームページ

フランスに行ったら食べたい! ローカルなスウィーツ

美食の国フランスはお菓子もおいしいものばかり。今回はパリを離れて地方都市へ。その産地のおいしいものを使ったスウィーツを紹介。

Aix-en-ProvenceのCalisson d’Aix

エクス・アン・プロヴァンスのカリソン ©Calisson du Roy Rene

カリソンは、メロンの砂糖漬けと細かく砕いたアーモンドを混ぜてペースト状にしたものに、粉砂糖と卵白を混ぜた糖衣をかけた繊細なお菓子。舟形のこの菓子は15世紀から続くエクス・アン・プロヴァンスの伝統菓子です。ルネ・ダンジュー(善王ルネ)が二度目の結婚でジャンヌ・ド・ラヴァルと結婚式を挙げた時、愛想のないジャンヌを喜ばせるため王が特別に作らせたお菓子だったそう。
●レ・カリソンのホームページ

エクス・アン・プロヴァンスのカリソン ©Calisson du Roy Rene

AngersのQUERNON D’ARDOISE

アンジェのケルノン・ダルドワーズ ©Les Conteurs Destination Angers

アンジェに来てケルノン・ダルドワーズを味わわずして帰るのはじつにもったいないこと。四角形のアーモンドが入った薄い砂糖菓子の外に青色のチョコがコーティングされています。アルドワーズとは地元の屋根瓦に使われるスレート石(粘板岩)のことで、その形状を模したお菓子なのです。
●ケルノン・ダルドワーズのホームページ


Avignon

アヴィニョンのチョコレート

このチョコレート菓子は1960年にヴォークリューズ県の菓子職人らが生み出したものでアヴィニョン銘菓になっています。菓子の名前に「パパ」とあるように、14世紀のアヴィニョン教皇庁時代を思い起こさせるものです。赤色のアザミの形状をしたお菓子は二種のチョコレートがけがされ、ヴァントゥー山の斜面で採れる約60の薬草を漬けたリキュール「オリガン・デュ・コンタ」が浸み込ませてあります。


BordeauxのCanelé

ボルドーのカヌレ ©Pierre Planchenault

日本でも目にする機会が増えた「カヌレ」はボルドーのお菓子。波型の形状はボルドーの街の優雅さそのもの。ラムとバニラの風味が漂うカラメル状の小さなお菓子は、どんな時にも簡単につまめるので、旅先のお菓子屋さんで見つけたらいろいろ食べ比べたい。
●ボルドーの関連ホームページ

ボルドーのカヌレ ©David Remazeilles

Grenoble

グルノーブルのクルミタルト ©Céline Mennetrier

グルノーブルは、イゼール県ドーフィノワ地区で獲れる「グルノーブル・クルミ」が1938年より原産地保護呼称AOPに指定されるほど有名なクルミの産地。銘菓はもちろん、それをふんだんに使ったタルト。サブレ生地の中にクルミ、生クリーム、バター、砂糖と蜂蜜を混ぜた中身がぎっしり詰まっています。じつは地元のブルー・デュ・ヴェルコール、サン・マルセランなどのチーズと一緒に焼いた食事用バージョンのクルミタルトもあり。
●グルノーブルの関連ホームページ


La RochelleのGalette charentaise

ラ・ロシェルのガレット・シャランテーズ ©Cécile COLLOT

ラ・ロシェルの銘菓は小麦粉、卵、バター、アンゼリカの砂糖漬けから作られる「ガレット・シャランテーズ」は1848年から続く伝統菓子。柔らかい口当たりのサブレは世代を越えて愛され、今や様々なフルーツや塩キャラメル味なども出回っています。
●ラ・ロシェルの関連ホームページ


LilleのGaufres

リールにあるメールが作るゴーフル

フランスで最も古い菓子店(創業1761年)のメールが作るゴーフルは、ドゴール将軍、ウィンストン・チャーチル、ジャッキー・ケネディ、歌手のアラン・スッション、作家のアメリ―・ノートンまで幅広い人を魅了してきました。定番は平たい形でマダガスカル産バニラクリームが挟まれていますが、今やそのバリエーションは多く、スペキュロス、ピスタチオ、ラムレーズン、ライスパフのプラリネ味などがあります。
●リールの関連ホームページ


Navette de Marseille

マルセイユのビスケット

マルセイユの伝統菓子は、200年前から伝わる船の形をした硬いビスケット。オレンジフワラーがほのかに香り、長持ちします。2月2日の聖マリアお潔めの祝日に食べるお菓子ですが、好きな人は年中食べてもよいのです。

マルセイユのビスケット