山本幸平と今井美穂の五輪代表が全日本選手権クロスカントリー制覇

第33回全日本自転車競技選手権マウンテンバイク(クロスカントリー競技) が、11月8日に富士見パノラマリゾート(長野県富士見町)で行われ、ともに東京五輪代表の山本幸平(DREAM SEEKER MTB RACING TEAM)と今井美穂(CO2bicycle)が優勝した。

全日本チャンピオンの山本幸平 ©日本自転車競技連盟
今井美穂 ©日本自転車競技連盟

コロナ対策をとりつつ大勢のギャラリーが見守 る中、レースではオリンピック代表内定の2人がビッグレースで安定した強さを見せつけ優勝した。

全日本自転車競技選手権マウンテンバイク(クロスカントリー競技)のエリート男子 ©日本自転車競技連盟
山本幸平 ©日本自転車競技連盟
山本幸平 ©日本自転車競技連盟
全日本選手権エリート女子レース ©日本自転車競技連盟
今井美穂 ©日本自転車競技連盟
全日本選手権を制した今井美穂 ©日本自転車競技連盟

男子エリート 4.40km x 5Laps = 22.00km
優勝:山本幸平 DREAM SEEKER MTB RACING TEAM 北海道 1:18:25.05
2位:平野星矢 TEAM BRIDGESTONE Cycling 長野 1:19:40.40
3位:沢田時 TEAM BRIDGESTONE Cycling 滋賀 1:20:10.36

山本幸平を中央に左が2位平野星矢、右が3 位沢田時 ©日本自転車競技連盟
全日本自転車競技選手権を制した山本幸平 ©日本自転車競技連盟

女子エリート 4.40km x 3Laps = 13.20km
優勝:今井美穂 CO2bicycle 群馬 58:13.31
2位:末政実緒 ヨツバサイクル 兵庫 1:02:48.78
3位:橋口陽子 AX MTB team 東京 1:07:06.99

今井美穂を中央に左が2位、末政実緒、右が3位橋口陽子 ©日本自転車競技連盟
全日本チャンピオンの今井美穂 ©日本自転車競技連盟

●日本自転車競技連盟のホームページ

清水一輝と岩崎美智恵が全日本選手権ダウンヒルで連覇

第33回全日本自転車競技選手権マウンテンバイク(ダウンヒル競技)が11月7日に富士見パノ ラマリゾート(長野県富士見町)で行われ、男子エリートで清水一輝(BLAZE A TRAIL)、女子エリートで岩崎美智恵(TRIPCYCLE GLOBAL RACING)が優勝。ともに2連覇。

岩崎美智恵が2年連続でダウンヒルの全日本を制す ©日本自転車競技連盟

新型コロナウイルス感染症対策も講じて行われ、ダウンヒルの公式戦は本レースのみとなったため、開催を待ちに待った選手が全国から集まり、熱いライディ ングで盛り上がりを見せた。

清水一輝がダウンヒルの全日本チャンピオンに ©日本自転車競技連盟
清水一輝 ©日本自転車競技連盟

ダウンヒル競技男子エリート
優勝:清水一輝(愛知)BLAZE A TRAIL 2:11.642
2位:泉野龍雅(愛知)自転車道 2:11.794
3位:井本はじめ(兵庫)SRAM/Santacruz 2:13.184

清水一輝を中央に左が2位泉野龍雅、右が3位井本はじめ ©日本自転車競技連盟

ダウンヒル競技女子エリート
優勝:岩崎美智恵(神奈川)TRIPCYCLE GLOBAL RACING 2:42.967
2位: 松本璃奈(長野)TEAM SCOTT JAPAN 2:48.454
3位: 富田敬子(奈良)Acciarpone racing 2:48.869

岩崎美智恵を中央に左が2位松本璃奈、右が3位富田敬子 ©日本自転車競技連盟

8日のクロスカントリーでは、東京オリンピック代表の山本幸平と今井美穂が出走する。ともに大会連覇がかかっている。

●日本自転車競技連盟のホームページ

国内自転車レースに新団体「ジャパンサイクルリーグ」発足

2021シーズンより国内に新たなサイクルロードレースリーグ としてジャパンサイクルリーグ(名称:JCL)がスタートする。運営会社名はジャパンサイクルリーグ。チェアマンは片山右京。代表取締役社長は廣瀬佳正。

日本サイクルロードレースに新たな歴史を作るべく、地域密着型チームが一枚岩となりリーグを構成していくという。

JCLは地域創生をキーワードにサイクルロードレースで地域活性化を進めて行く計画。主な加盟チームは、ホームタウンを持つ地域密着型チームを中心に、国際自転車競技連合加盟の国内コンチネンタルチームで構成され、ホームチーム、自治体、JCLの3者連携により全国各地に魅力あるサイクルロードレース開催を目指す。

ジャパンサイクルリーグは、「自転車を通じた地方活性化促進」を合言葉に 2021年3月JCLロードレースリーグを設立いたします。 リーグは加盟プロチームのもと「ホームタウン制」を取りリーグ・チーム・ 地域が密着して活動し、自転車を通じた地域活性化を促進いたします。

JCL2021加盟チーム

TEAM UKYO 相模原
レバンテフジ静岡
宇都宮ブリッツェン
キナンサイクリング
那須ブラーゼン
ヴィクトワール広島
さいたまディレープ
VC福岡
九州地域に新チームが立ち上がる予定で、詳細は追って発表

JCL片山右京チェアマンのメッセージ

「日本のロードレースを変える、世界へ挑戦する」を最大ミッションとし日本ロードレース界の発展のため、プロ選手、プロ的興行を作り上げ、世界へ挑戦しうる環境を作り上げてまいります。日本ロードレース界の発展に寄与してまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻をたまわりますように、よろしくお願い申し上げます」

●ジャパンサイクルリーグのホームページ

ログリッチ区間2位でボーナスタイム6秒獲得…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは11月6日、サラマンカ〜シウダーロドリゴ間の162kmで第16ステージが行われ、EFのマグナス・コルトニールセン(デンマーク)がゴール勝負を制し、4年ぶり3度目の区間優勝。

顔認証による出走サインをするログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

首位のプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が区間2位に入ってボーナスタイム6秒を獲得。総合2位リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)との差を39秒から45秒に広げた。

マグナス・コルトニールセン優勝。ログリッチが2位になりボーナスタイム6秒を獲得 ©PHOTOGOMEZSPORT2019

「激坂ゴールのアングリル峠で6秒獲得するよりも、スプリントで6秒もらうほうが簡単だ」とログリッチ。
「上りもスプリントもできる完ぺきな選手になりたいのさ」

大会は残り2区間で、翌17ステージが天王山となる最後の山岳。ログリッチが上りを得意とするカラパスから45秒以内でゴールすれば大会2連覇を確実にする。ログリッチは9月のツール・ド・フランスでは最終日前日に首位から陥落している。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020
総合優勝を争うイネオス・グレナディアスとユンボ・ビスマがレースをコントロール ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

初日から脱落したクリストファー・フルームはアシスト役として完走を目指す ©PHOTOGOMEZSPORT2020

第15ステージにもどる≪≪   ≫≫第17ステージにすすむ

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
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フィリプセンがメジャー初V…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは11月5日、今大会最長となるモス〜プエルバデサンブリア間230.8kmで第15ステージが行われ、UAEエミレーツのジャスパー・フィリプセン(ベルギー)が上りゴールの集団スプリント合戦を制して、メジャー初勝利した。

EAUエミレーツのジャスパー・フィリプセンがチームメートと抱き合う ©PHOTOGOMEZSPORT2020

最長距離に加え、強い風と雨で濡れた路面により過酷な戦いとなった。22歳のフィリプセンは三大大会初参戦。この日は区間勝利を目指して先行集団が形成されたが、逆風で思うように走れずメイン集団に吸収された。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

「序盤はまさか大集団のゴール勝負になるとは思えなかったが、上りゴールは得意だった。この大会は今シーズン最後のレースだけど、この初勝利をはずみにしてキャリアを積み上げていきたい」とフィリプセン。

出走サインに登壇したログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

総合成績ではユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)がタイム差なしのメイン集団でゴールして難なく首位を守った。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

ジャスパー・フィリプセン(ベルギー)が上りゴールの集団スプリント合戦を制した  ©PHOTOGOMEZSPORT2020

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2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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フランスのデカトロンでオススメなロードバイク4モデル

フランス最大手のスポーツ用品販売チェーン店、デカトロンが日本でもネット販売に本腰を入れ始めた。デカトロンのすべてのロードバイクは現在送料無料。クリスマスに向けてキャンペーンも行う予定だという。

デカトロンはフランスのある程度の都市には必ずあるスポーツ用品チェーンだ

全て自社で開発、製造を行うことにより、80種類以上のスポーツ用品を高品質、低価格で販売しているデカトロン。自転車カテゴリーは一般車や初級カテゴリーのモデルが多いが、フランス庶民が自転車を購入する時は、「まずはデカトロン」というのがお決まりだ。

そんなデカトロンから、日本でもオススメできるロードバイク4モデルを紹介。

TRIBAN(トリバン)CN RC 500

サイクリング ツーリング ロードバイク フラットバー セール価格7万4990円
(画像はドロップバーハンドルタイプ)

●画像をクリックするとデカトロンの通販サイトに飛びます

フラットバーモデル(画像はドロップバーハンドルタイプ)のため、ロードバイクよりも上体が起き、ハンドル操作が簡単に行える。また、変速機はロードバイク用のシマノSORAがついているのでとてもスムーズ。ブレーキはディスクブレーキなので、雨の日でも変わらないパフォーマンスを発揮する。

こんな人におすすめ!
ロードバイクに乗りたいけど、乗車姿勢がきつい。でもクロスバイクじゃ満足しないというわがままな人。

TRIBAN(トリバン)CN RC 520

サイクリング ツーリング ロードバイク セール価格10万9900円
●画像をクリックするとデカトロンの通販サイトに飛びます

シマノのR7000シリーズ105搭載のロードバイク。TRPのハイブリッドディスクブレーキを使用し、軽い力でブレーキングできる。サイクリングやロングライド向き。

こんな人におすすめ!
ロードバイクを始めたい人や、輪行で遠くを訪れてロングライドをしたい人。

VAN RYSEL(ヴァンリーゼル)AF CN 900 

サイクリング ツーリング ロードバイク セール価格13万8800円
●画像をクリックするとデカトロンの通販サイトに飛びます

R7000シリーズ105搭載のレーシングアルミバイク。TRIBANシリーズと比べて軽量でレーシングに特化した剛性とフレームの作りになっている。ロングライドをより速く走ったり、ヒルクライムレースやロードレースでも活躍する1台。本格的に自転車を楽しみたい人にオススメのレーシングバイク。

こんな人におすすめ!
自転車中級者以上。自転車レース出場したい人。速さを追求したロードバイクを乗りたい人。


※VAN RYSEL(ヴァンリーゼル)CF CN 900

サイクリング ツーリング ロードバイク。セール価格18万8800円
●画像をクリックするとデカトロンの通販サイトに飛びます

R7000シリーズ105搭載のレーシングカーボンロードバイク。フレーム重量が850gと非常に軽量だが、BB周りの剛性が高く、坂道で踏み込んだ時にもしっかり進む。Eco Dynamicフォークとシート周りが地面のギャップを吸収して疲労を軽減させる。軽量性と剛性と快適性の3つをバランスよく兼ね備えたデカトロン最高のレーシングバイク。

こんな人におすすめ!
ロードバイクを持っていて、カーボンバイクに乗り換えたい人。レースに出場したい人。速く走れて最軽量の自転車が欲しい人。

世界No.1の驚異的なシェアを誇るスポーツ製品トップブランド【デカトロン】