女子学生通学モデル! 電動アシスト自転車PAS Fiona(パス フィオナ)

自転車専門店のあさひは、ヤマハ発動機とコラボレーションした電動アシスト自転車「PAS Fiona(パス フィオナ)」を2019年1月11日より全国のサイクルベースあさひ・あさひ公式オンラインショップで発売開始する。それに先駆け2018年12月18日より、あさひネットワーキング店で購入予約を受け付けする。

PAS Fiona(パス フィオナ)カラメルブラウン

電動アシスト自転車はお年寄りから主婦など子育て世代、そして学生へとますます活用ニーズの広がりをみせている。あさひでは、こうした背景やニーズに応えるため、「通学にも、もっと気軽に電動アシスト自転車を!」をコンセプトに、あさひオリジナル自転車の中でも特に女性人気の高い「Fiona」のデザイン性と、人気電動アシスト自転車ブランド「ヤマハPAS」の滑らかでパワフルなアシスト性能をコラボレーションさせた女子学生の通学にピッタリな新モデル電動アシスト自転車を開発した。

「PAS Fiona」は、A4サイズのバッグがすっぽり収まる大型カゴやスカート汚れや巻き込み防止ドレスガードなど女子学生にうれしい機能性装備に加え、1回の充電で最長約76㎞のアシスト走行が可能となり、これまで以上に快適で楽しい通学を実現した一台。

毎日の生活を楽しく彩る、カジュアルで上品なフレームデザインとカラー
フレームと同色のキャリアと、スカートの巻き込みや汚れを防ぐドレスガードを標準装備
通学に便利な時刻表示など、機能充実の「液晶5ファンクションメーター」

PAS Fiona (パス フィオナ)
販売価格:11万8980円(税込み)
カラー:ターコイズ/カラメルブラウン/ミルキーアイボリー
タイヤ:26型
適応身長:146cm~
重量:27.8kg
変速:内装3段変速
充電時間:約3.5時間
バッテリー容量:12.3Ahバッテリー搭載
一充電あたりの走行距離:45㎞(強モード)、54㎞(標準モード)、76km(オートエコモードプラス)

PAS Fiona(パス フィオナ)ミルキーアイボリー

発売日:2019年1月11日
予約受け付け:あさひネットワーキング店のみ 2018年12月18日~
取り扱い:全国のサイクルベースあさひ各店、あさひ公式オンラインショップ

萩原麻由子がスペインの新UCIチーム「エネイクエ」と契約

スペインのカスティーリャイレオン州を拠点として2019年に誕生するUCI公認の女子プロチーム「Eneicue(エネイクエ) Cycling Team」と萩原麻由子が1年間の選手契約を締結した。

萩原麻由子は新天地での復活にかける

2017、2018シーズンはコンディションの低下に苦しみ、思うような結果を出せない厳しいシーズンを送ってきたが、「絶対にあきらめない」という強い気持ちのもとでチャンスをつかみ、引き続きヨーロッパを拠点に活動することになった。

エネイクエは現在、萩原を含む10選手と契約済み。チーム詳細の公式発表が待たれるが、地元メディアでは大きな期待をもって報道されている。ツアー・オブ・ジャパン総合2連覇など日本で活躍したオスカル・プジョルの妹であるアンナ・プジョルも在籍する。

イタリアでの練習中に交通事故に遭って負傷した萩原は現在、春ごろの競技復帰に向けて、JISS(国立スポーツ科学センター)でリハビリを行っている。

萩原麻由子のコメント
こんにちは、萩原です。
大変長らくぶりですが、近況と来季の報告をさせてください。

この度スペインの新UCIチーム『Eneicue Cycling Team』と、1年契約を結ぶに至りました。過去2シーズン不調に苦しみ、低迷したリザルトと年齢でチーム探しは難航を極めました。それでも根気強くチームを探していたところ、追い討ちをかけるかのごとく、9月上旬にイタリアで練習中、交通事故に遭い、腰椎と手首を骨折、一時は全てをあきらめそうになりました。

しかしイタリアの現地家族(ステイ先のブロンジーニご一家)や友人たちの多大な協力のもとで、順調に入院、回復の日々を過していたところ、ありがたくもこのスペイン新チームのGMから彗星のごとくオファーをいただきました。

新天地での新チームとあり、未知のことだらけではありますが、欧州プロ初年に入団した『Wiggle Honda』も当時は新チームでしたし、私自身新しい環境に飛び込むことに不安はありません。一時は競技続行すら危ぶまれたことを考えると、この状況も理解した上で、自分を信じて契約を結んでくれたチームには心から感謝すると同時に、早く復帰して結果で示したいと思う毎日です。

お世話になったブロンジーニ家やイタリアの友人たちの助けなくしては困難を乗り越えられなかったという

今シーズンを過ごした『Alé Cipollini』では、言われた結果が出せず悔しい年となりましたが、イタリアンスタイルの選手やスタッフ、チームと一年間過ごし、一生の思い出がたくさんできました。また帰りたいと思える場所、家族が増えたイタリアの地にも感謝しています。改めて、1人ではなにごともなし得なかったと痛感するこのごろです。

現在は赤羽の国立スポーツ科学センターを中心に、地元群馬でもリハビリに専念する日々です。必ずまた強くなって帰って来るとここに約束します。今後もご声援をいただけましたら幸いと思います。

萩原麻由子
1986年10月16日生まれ、群馬県前橋市出身

■経歴
2005年 群馬県立伊勢崎女子高校卒業(自転車競技部所属)
2009年 鹿屋体育大学体育学部卒業(自転車競技部所属)
   株式会社あさひ入社(2012年退社)
2012年 ロンドン五輪 女子ロードレース 日本代表
2013年 Wiggle Honda Pro Teamと選手契約(〜2017年)
2018年 Alé Cipollini Teamと選手契約

■おもな戦歴
2006年 アジア競技大会 女子エリート 個人ロードレース優勝(日本人初)
2008〜2012、2014年 全日本選手権ロードタイムトライアル優勝
2010〜2012、2014、2015年 全日本選手権ロードレース優勝
2015年 Giro Rosa(イタリア)第6ステージ区間優勝(日本人初)
Tour de Bretagne(フランス)第3ステージ区間優勝
2016年 アジア選手権ロードタイムトライアル優勝

NIPPO・ヴィーニファンティーニがサンティーニ製2019チームウエア発表

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは2019シーズンもイタリアンブランド・サンティーニを公式パートナーとし、オレンジ基調のビビッドな新しいチームウエアを完成させた。

オレンジ基調のビビッドな新しいチームウエア

2019シーズンを戦うチームウエア。プロコンチネンタルチーム体制5年目のシーズンは、新たなパートナー(第3スポンサー)としてファイザネ社を迎え、それに伴いデザインが刷新された。

ジャージは明るいオレンジ色基調のデザインとなり、集団のなかで高い視認性を誇る。スポンサーロゴを配置した比較的シンプルなデザインとなっているが、ヴィーニファンティーニの部分にチームのイメージカラーであるネイビーブルーがあしらわれ、同色のパンツとともにシックでエレガントなイメージを高めている。

ウエアメーカーは2018年に引き続き、北イタリアのベルガモに本社を構えるサンティーニ社。サンティーニ社は、1965年の創業以来、メイドインイタリアにこだわり、これまで多くのプロチームを支えてきた。UCI(国際自転車競技連合)のオフィシャルスポンサーとしても知られていて、世界選手権の勝者に贈られるアルカンシエルジャージを長年にわたりサポートしている。

サンティーニ社を訪問したのは新規加入となるモレノ・モゼールとフランチェスコ・ペロージGM

●サンティーニ公式サイト

2019シーズン体制のチームは、12月11日から16日までイタリア・ラスペッツィアでビルディングキャンプを実施している。1月から始まるシーズンに向けて、所属する全選手が集まり、メディカルチェックやプログラムミーティング、ビデオ・写真撮影などが行われる。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャはオランダのユトレヒトで開幕

2020年のブエルタ・ア・エスパーニャはオランダのユトレヒトとノールトブラバント州で開幕することが12月12日に発表された。同大会がオランダで開幕するのは2009年のアッセンに続く2回目。海外開幕は1987年のリスボン(ポルトガル)、2017年のニーム(フランス)を含めて4回目。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャはオランダのユトレヒトとノールトブラバント州で開幕 © Utrecht

ユトレヒトは第1ステージのチームタイムトライアルの舞台となるとともに、ゼルトゲンボスをスタートする第2ステージのゴールにもなる。

2015年にはツール・ド・フランスの開幕地となったユトレヒト © ASO

またユトレヒトは2010年にジロ・デ・イタリア、2015年にツール・ド・フランスの開幕地を務めたこともあり、5年に一度の間隔でグランツールの開幕地となる。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャはオランダのユトレヒトで開幕する © Unipublic
ユトレヒトはミッフィーの作者ディック・ブルーナが生まれ育った町だ © Mercis bv

小林優香がケイリン初のメダルを獲得したトラックワールドカップ第3戦はNHK BS1で12月19日放送

NHK BS1でトラックワールドカップ第3戦の放送が12月19日(水)午前10時から同49分まで予定されることが決まった。臨時ニュースなどで変更される可能性もある。

小林優香がワールドカップ第3戦で銅メダル ©2018 JCF

日本発祥のオリンピック種目「ケイリン」。日本のガールズケイリンで活躍する小林優香が今回女子ケイリンで日本選手史上
初のメダルを獲得した。今回の女子ケイリンに出場したのは小林と太田りゆ。2020東京オリンピックに向けて着実に実力を伸ばしている女子選手たちのレースをメインにベルリンで行われた激闘を伝える。

このほか、番組内では限界まで自分を追い込む1kmタイムトライアル、そして1対1の対戦で先着を争うスプリント、さらに2018年6月、事故で半身不随の大けがを負った世界最強の女性スプリンター、クリスティーナ・フォーゲル(ドイツ)のインタビュー、現在の様子などを紹介。

ワールドカップ第3戦の女子ケイリンを走る小林優香 ©2018 JCF

NHK BS1でトラックワールドカップに関する詳細サイト

バルデはツール・ド・フランス、ラトゥールはブエルタ・ア・エスパーニャへ

フランス随一のプロロードチーム、AG2R(アージェードゥーゼル)ラモンディアルは2018年12月11日、パリで2019チーム態勢を発表した。1992年に結成されたチームは28年目の活動へ。メインスポンサーのAG2Rは21年目のサポートとなる。使用する自転車は2019年からエディ・メルクスとなる。

2019年のAG2Rラモンディアル ©Vincent Curutchet

所属選手は29人。フランス、ベルギー、ドイツ、リトアニア、ルクセンブルク、スイスに加え、初めて米国とフィンランド選手を加えて8カ国からなる布陣に。ゲディミナス・バグドナスがリトアニアのロードとタイムトライアルのチャンピオン。ピエール・ラトゥールがフランスのタイムトライアルチャンピオン。

チームがプロ昇格する以前のアマチュアチーム、シャンベリー・シクリズム・フォーメーションの出身は11選手で、全体の38%を占める。

ピエール・ラトゥール

ロマン・バルデ © Yves Perret / www.ypmedias.com

「オリバー・ナーセン(ベルギー)が春のクラシック、シルバン・ディリエ(スイス)がパリ〜ルーベ、ロマン・バルデ(フランス)がツール・ド・フランスで勝利をねらう。ラトゥールはトニー・ガロパンやアレクサンドル・ジェニエス(ともにフランス)とともにブエルタ・ア・エスパーニャでのステージ制覇に挑む」とバンサン・ラブニュ監督。