ネイマールがパリで超豪華な26歳の誕生パーティー…同胞スター選手や彼女も出席

ブラジルのサッカー選手ネイマールが26歳の誕生日を独特のスタイルで祝福した。誕生日は2月5日だが、所属するPSG(パリサンジェルマン)の地元であるパリで行われた豪華パーティーは前日の4日に行われ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスターシティに所属するガブリエル・ジェズス、1998年のFIFAワールドカップでMVPに輝いた元サッカー選手のロナウドが出席した。

ネイマールとガールフレンドの女優ブルーナ・マルケジーニ ©Benjamin Cremel / Red Bull Content Pool

パリサンジェルマンに移籍しても大活躍しているフォワードは、現在のチームメイト、ガールフレンドのブラジル人女優ブルーナ・マルケジーニ、フォーミュラ1チャンピオンのルイス・ハミルトンを含む200人のゲスト、マンチェスターシティのストライカー、元ワールドカップの英雄が参加した。

26歳の誕生日パーティーに出席したネイマール ©Benjamin Cremel / Red Bull Content Pool

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ロマン・バルデが自宅でケガを負い2週間の療養…深刻ではなく恥ずかしい思い

フランス勢としてツール・ド・フランスで33年ぶりの総合優勝を期待されているAG2Rラモンディアルのロマン・バルデは2月4日、アルプマルティームのバンスにある自宅で負傷した。左の上腕を縫合が必要なほどの切り傷を負い、筋肉損傷が確認できることから2週間の療養が必要だと診断された。

ロマン・バルデ

これによってレーススケジュールの変更が余儀なくされ、2月14〜18日に開催されるルータデルソルは欠場。トレーニング再開はその後になるようだ。

「自宅でケガをするなんてよくないけど、たいしたことないんです」とバルデ。
「昨年11月にトレーニングを始めて、すでに6000kmを走ってとてもいい感触だった。トニー・ガロパンがエロワールドベセージュで総合優勝するなど好調なチームにあって、とても申し訳ない。ケガは深刻じゃないけど、恥ずかしい思いです。シーズンに向けての準備はすこし滞ってしまったが、できるだけ早く復帰したい」

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パールイズミが第4回多摩川ライド…初級者向けの乗り方レクチャーも

自転車ウエアメーカーのパールイズミが2月11日に多摩川サイクリングコースで第4回ライドイベントを開催。その参加者を募集している。参加無料で多摩川サイクリングコースを2時間、40kmほど走る。初級者向け。ウエアの効果的な着用方法や乗り方の講座があり、ウインターサイクルソックスが提供される。受付は1月21日まで。

定期開催されるパールイズミのライドイベント

同社が手がけるライドイベント”PI RIDE”。今回はビギナーを対象に、ゆっくりと多摩川サイクリングコースをのんびりと走る。サイクルスポーツの楽しさや効果、乗り方の基礎レクチャーある。ライド後にはドリンクを飲みながらの参加者同士の交流の時間も設定。

<イベント概要>
開催日 2018年2月11日(土)
時間 09:00〜12:00
場所 BLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ
コース 多摩川サイクリングコース
対象 クロスバイクまたはロードバイクをお持ちのビギナーサイクリスト
講師 大西勇輝(Pearl Izumiブランドアンバサダー)
参加費 無料
参加賞 ウインターソックスを1足プレゼント

申し込み方法
以下のメールアドレスあてに必要な情報を記載して送付
pi_ride@pearlizumi.co.jp
名前、メールアドレス、住所、電話番号、職業、生年月日、性別、自転車走行の経験歴
応募後、同社にて受付・抽選(定員を超えた場合は抽選とし、当選者に順次メール連絡)

●同ライドイベントのレポート

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山本純子12位、福岡沙織26位…レッドブル・クラッシュドアイス第2戦

アイスホッケー、ダウンヒルスキー、スノーボードクロスの要素を取り入れたアイスクロス・ダウンヒル競技の世界選手権「ATSXレッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップは2018シーズンの第2戦を2月3日にフィンランドのユバスキラで開催。日本の山本純子(35=北海道)は12位、福岡沙織(25=神奈川)は26位だった。

レッドブル・クラッシュドアイス第2戦ユバスキュラ大会 ©Andreas Schaad/Red Bull Content Pool

男子レースの決勝は大会史上初めてとなる、カナダの「クロクソール兄弟」とオーストリアの「ダラーゴ兄弟」による兄弟対決となった。初戦で優勝して波に乗るマルコ・ダラーゴとその弟ルカに対するのは、2012年にワールドチャンピオンになった兄カイル・クロクソールと2015年ワールドチャンピオンの弟スコットという新旧兄弟対決が実現。

レースは序盤から荒れた展開になった。位置取り争いを制しようと最初に第1コーナーに飛び込んだスコットがその勢いのままサイドの壁に激突して4位に転落。その後先頭を取ったマルコの真後ろにいるカイルが追いかける展開になった。中盤にさしかかった時、カイルがコーナーで勝負をかけ、インをついた際にマルコがバランスを崩す。その隙にカイルが先頭に立つと、その後落ち着いたレース運びで今シーズン初優勝を飾ったかのように見えた。

しかしレース後のビデオ判定により、カイルはマルコへのコンタクトを理由に失格となり1位の座をはく奪される。またマルコも第1コーナーでのスコットへのコンタクトにより4位転落。その結果大方の予想に反し2位にいたルカが逆転優勝するという波乱に満ちた結果となる。

レッドブル・クラッシュドアイス第1戦セントポール大会を走る山本純子(左) ©Mihai Stetcu/Red Bull Content Pool

女子部門では北海道出身の山本が準決勝まで進出したが12位。「自然の地形を利用したコースだったので途中穴があるなど、とても攻略が難しいコースでした。次戦に向けて頑張ります」とコメント。福岡も健闘したが26位。

■ATSXレッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップ
アイスホッケー、ダウンヒルスキー、そしてスキークロスやスノーボードクロスの要素を取り入れた競技”アイスクロス・ダウンヒル”の世界大会。2001年に初開催され、2010年より世界選手権として開催。アイスホッケーのプロテクターを付けた選手が、最高時速80kmに達する中、街中に設置された全長約600mの高低差がある氷の特設コースを一斉に滑り降りるレース。

福岡沙織 ©Sebastian Marko/Red Bull Content Pool

レースは1ヒート4選手ごとに行われ、選手たちがコース途中に設置されたヘアピンカーブやバンクコーナー、連続バンプや段差などの障害物をかわしながら、猛スピードでコースを駆け抜ける様子は圧巻。2017〜18シーズンは4戦、アイスクロス・ダウンヒルの世界選手権のポイントが獲得できる下位カテゴリーのライダーズカップが5戦行われる。
■日程と会場
ATSXレッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップ
1月20日(土)セントポール(米国)・・・終了
2月3日(土)ユバスキラ(フィンランド)・・・終了
2月17日(土)マルセイユ(フランス)
3月10日(土)エドモントン(カナダ)
ライダーズカップ
2017年12月16日(土)バグラインクライナリ(オーストリア)・・・終了
1月27日(土)サンクトペテルスブルク(ロシア)・・・終了
2月10日(土)サーリセルカ(フィンランド)
2月24日(土)ミネソタ(米国)
3月3日(土)ラサール(カナダ)

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ガロパンがエトワールドベセージュ初優勝…3年連続2位を雪辱

AG2Rラモンディアルのトニー・ガロパン(フランス)が、南フランスで開催されていた5区間のステージレース、エトワールドベセージュで初優勝した。最終日となる2月5日、距離11kmの個人タイムトライアルで優勝。総合成績でもトップに立った。

トニー・ガロパンがエトワールドベセージュで初優勝

ガロパンはこれまで3年連続で2位。2018シーズンはベルギーのロット・スーダルから地元フランスのAG2Rラモンディアルに移籍し、初優勝を果たした。チームは欧州ロードシーズンの開幕戦と位置づけられるグランプリシクリスト・ラマルセイエーズでアレクサンドル・ジェニエ(フランス)がゴール勝負を制して優勝。フランス国内で2連勝と2018シーズンのいいスタートを切った。

AG2Rラモンディアルのトニー・ガロパン

「素晴らしい戦いの一週間だった。チームメートは常に献身的にアシストしてくれて、ボクはエースとして自分の走りに徹していればよかった」とガロパン。
「今年は自分を取り巻く環境が激変したが、まずは最初の目標を達成できた。シーズン最大のターゲットはパリ〜ニース」

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【Column】地中海で4番目に大きな島、ナポレオンの生誕地コルシカの魅力

ボクは慣れ親しんだ日本が好きなのでツール・ド・フランス取材時も前日入りの翌日帰りだ。それでも前後のどこかで2日間のバカンスをあげると言われたら、迷わず「コルシカに行きます」と答えるだろう。一度しか訪問したことはないが、そこは間違いなく地上の楽園だ。

コルシカ島のボニファシオ

2013年のツール・ド・フランス100回記念大会は地中海に浮かぶコルシカ島で開幕し、3日間を過ごした。フランスは全100県で構成され、そのうち4県はカリブ海のマルティニック島などめったに足を運べないところ。残りはフランス本土に94県、そしてコルシカ島に2県ある。ツール・ド・フランス取材でフランス全土を四半世紀かけ回っているボクは、コルシカの初訪問でいちおう海外県をのぞいてコンプリートしたわけだ。

フランスのいろんな地方を訪れたわけだが、バカンスを過ごすならコルシカ島が一番だと断言できる。のんびりとした心地よく流れる時間に、心身ともにリラックスできるからだ。

スカンドーラ自然保護区を含むポルト湾は世界遺産に指定されている

コルシカ島がどんなところかというと離れ小島のリゾートだ。青い海と美しいビーチ。大自然に囲まれていながらも田舎臭くなく、しかも磯臭くなく、砂浜に寝転がっても汗でベトベトにならないほど心地よく乾燥している。ボクは湘南海岸近くに住んでいるが、その年のツール・ド・フランスで地中海を体験してしまうと、帰国してから海辺に出て「負けた感」がただよう。

どちらかというとカーラリーやMTBでラフな路面を走って楽しむイメージが強い。広島県ほどの面積、地中海では4番目に大きな島だが、意外と起伏に富む。モータースポーツの世界で「直線が200mあったらコルシカではない」と言われるほど、狭くて急な曲がり道が多い。トレッキングも楽しいはずだが、日本のように水場があるわけではなく、万一に備えて水と食料は携行しないと命取りになる。それでも忘れられたなにかが感じられるかも。生命の大切さだったり、地上にいることの存在意義だったり…。

地中海で獲れるデンティという白身魚

アンリ・ド・ロッカセラという、日本語を話せるフランス人がコルシカ島に特化した旅行会社を立ち上げた。「フランス人に”ド”がつくと貴族の出身」と多分アルセーヌ・ルパンの本で読んだ記憶があるが、ナポレオンの末えいでコルシカの名門貴族の出身のようだ。「コルシカ人の父とドイツ人の母の間に生まれた」という(決してフランス人って言わない)。

25歳の時には東京にわたり、ルイ・ヴィトンや日本財団で働くなかで日本文化に魅了されていった。滞在期間中は、村上春樹の小説「ノルウェイの森」に出てくる和敬塾に住み、日本人学生と多くの交流を持ったという。日本のおもてなし文化に感銘を受け、生まれ故郷であるコルシカと日本を結ぶことを仕事に選んだ。コルシカのおもてなし文化を日本人に味わってもらいたいという思いがあるのだ。

こうして日本人ツアーを企画するようになり、フランス出身の文化人として知られるフランソワーズ・モレシャンも2016年秋に同ツアーでコルシカ旅行を楽しんでいる。
「この時代にしてコルシカの人たちはアイデンティティを守って一生懸命生活している。それはスゴいことだと思いました。日本の武士道と同じような誇り高き尊厳を心に持ち続けている。そしてさらにはコルシカの中でもどこの出身なのか、出身の村の名誉を大切にしているんですね」

アジャクシオにはナポレオンの生まれたアパートが現存する

「コルシカの人とは仕事でつきあいが多いんだけど、共通するのはコルシカのことを悪く言うととても怒るんですよね」
これはフランス観光開発機構のフレデリック・マゼンク局長が補足している。
「ナポレオンが好きか嫌いかは別問題で、今のフランスを作った人という事実は変わらない」

パリからの空路もあり、フランスの地方都市を訪問するのよりも移動がしやすい。南仏ニースとのアクセスもいい。南の海を見渡せばイタリアの開幕地サルディニア島が手に取るように見える。いつかはのんびりとバカンスしてみたいな。

コルシカ島に興味のある人は…コルシカ・ナポレオニカ

最南端のボニファシオ。岬に立つとイタリアのサルデーニャ島が見える

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