空気を入れない自転車「エアフリー」…ブリヂストンサイクルで自転車が当たるキャンペーン

パンクの心配のない自転車用タイヤを搭載した「エアフリーコンセプト」の専用WEBサイトを開設しているブリヂストンサイクルが、抽選でブリヂストンアンカー25周年記念モデルやグリーンレーベルなどの自転車が当たるキャンペーンを実施している。

「エアフリーコンセプト」とは、タイヤ側面の特殊形状スポークにより荷重を支えることで、タイヤへの空気充填を不要とする技術。これによりパンクの心配がなくなる。また特殊形状スポークの材質に熱可塑性樹脂を採用。タイヤトレッド部のゴムを含め、リサイクル可能な材料を使用し、資源の効率的な活用にもつながっている。

同WEBサイトからメルマガに申し込むと自転車が抽選で当たる。2018年1月末まで実施。

http://airfreebicycle.jp/campaign/

漆黒のサロモン! 「S/LABブラックエディション」が限定発売

サロモンが2016年秋にパリの高感度なコンセプトストアを皮切りに、世界でも限定されたショップのみで展開して注目を集めた「S/LABブラックエディション」の7モデルを、全国のサロモン直営店舗とオフィシャルオンラインストアで限定発売する。

サロモン直営店舗では12月8日より先行予約を開始し、12月23日より発売開始予定。また、オフィシャルオンラインストアでは12月12日より発売を開始する。

「S/LABブラックエディション」はアスリートの貴重な経験と無限のアイデアをもとに専任のエンジニア、デザイナーの手によって生み出されたハイパフォーマンスシューズ「S/LAB」ラインナップに漆黒のステルスデザインをまとわせた。パフォーマンスとモードを融合させた、他とは一線を画すスタイリッシュなエクスクルーシブライン。

パリ、リヨン、アムステルダム、ベルリン、バルセロナ、ミラノ、コペンハーゲン、チューリッヒ、東京の高感度な一部のセレクトショップのみで展開され人気を博した。

■問い合わせ先
サロモンコールセンター/アメアスポーツジャパンTEL:03-6631-0837
■サロモン直営店情報サイト
http://salomonownretail.amersports.jp/
■サロモンオフィシャルオンラインストア
https://www.salomon.com/jp/
■サロモンジャパンオフィシャル情報サイト
http://timetoplay.salomon.jp/

卓球の石川佳純が練習方法や戦い方に最新IoTを導入

ロンドン五輪の卓球団体で銀メダル、リオ五輪で同銅を獲得した石川佳純(24=全農)が最先端の通信技術を駆使して新たなレベルアップを目指すことになった。

卓球の石川佳純が最新IoTを導入…練習方法や戦い方にテクノロジーを駆使

IoT(Internet of Things)時代におけるアスリートの「戦い方改革」を推進すべく、米国のコンピュータネットワーク機器開発会社「シスコ」が石川をアスリートアンバサダーとして起用し、選手生活をサポートしていく。

シスコは世界最大のインターネット通信機器とサービスを世界各地で展開している。スポーツ&エンターテインメントの分野でもさまざまな試みを行っていて、スポーツを観戦するだけでなくスタジアムをエンターテインメント空間としてとらえ、新しいサービスや楽しみ方を提供してきた。2020年を前にパフォーマンスや競技生活をさらに向上させるべく、アスリートのサポートを行うことになったという。

「卓球はオフシーズンがないので1年じゅう海外を転戦していて、毎試合勝つことを目標としながらも実戦を続けながらレベルアップしていくことが求められます。コーチでもあるお母さんに直接教えてもらうこともなかなかできません」と石川。

そんな環境にIoTを導入することで、海外遠征中でも試合の動画やデータをコーチと共有し、リアルタイムにアドバイスをもらうことができる。練習時には打球の速度やコースをリアルタイムでトラッキングし、見える化した画像を離れたところにいるコーチに見てもらいアドバイスを受けることも。

「なんとなくしか分からなかったことがデータ分析によって数字で分かる。各選手のコース取りのクセやパターン、どんなミスで負けたのかもデータ化される。私にとって新たなレベルアップになると思います」

死ぬまでに泊まってみたいホテル。庶民価格の掘り出し物編

1万円以下でも最高の気分にひたれるフランスの宿泊施設ベスト3。前回はカルカッソンヌ郊外のプライベートプール付きの部屋を紹介したが、今回はミシュラン2つ星併設レストランを備えた天空のホテルを紹介。お金をかければいいってもんじゃない。これぞフランス旅行の醍醐味。

テラスのディナーレストランはミシュラン掲載だ

フランスには一般的なホテルをはじめ、オーベルジュ(旅籠)、ジット(貸別荘)、シャンブルドット(民宿)などのカテゴリーがあって、統括団体がその伝統と格式をコントロールしている。2つめに紹介したいのはこのうちオーベルジュと呼ばれる、いわば旅籠に区分される地方ホテルだ。

ジットという団体に登録して、農家の貸し別荘風なスタイルだ。地元食材を使った料理が自慢のレストランが必ず併設される。庶民的な価格で宿泊できるので、宿泊予約サイトで部屋を確保してホテルに到着してみると玄関ドアにミシュランのステッカーが貼ってあるなんてことは何回も体験している。今回もミシュラン2つ星のレストランをホテルがかかえていた。

天空の城コルドシュールシエル

2013年の第7ステージはモンペリエ〜アルビ間。街全体が世界遺産というアルビのゴール地点でシゴトをすませ、コルドシュールシエル(Cordes-sur-Ciel)という町を目指した。フランスでも人気のある町で、その景観から「天空の城」と呼ばれ、実際にアニメ「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われる。河川によって四方をえぐられた小高い丘に石造りの道と集落が作られ、その真ん中にオステリエ・デュ・ビューコルド(Hostellerie du Vieux Cordes)がある。

石畳の急坂をクルマで上り、城門をくぐってホテル前の狭い道に乗りつけて荷物を降ろすと、集落の端にある駐車道にクルマを駐めるように案内された。それほどこの町はこぢんまりとしていて、ネコが石畳でのんびりと昼寝をしている。クルマなんてめったに走らないのである。

フロントの奥に中庭があるのだが、樹齢300年の藤(ウィステリア)が屋根のように天井を覆い、夏でもしっとりとしている。ここが朝食会場のようで、シェフをはじめとした料理人が働く厨房の窓もみえる。古城のような、それでいて真新しい石造りのらせん階段を上って部屋に上がる。

朝食会場は別にあり、樹齢300年の藤棚が頭上をおおう

最高なのは丘陵地が見渡せるテラスにあるディナーテーブルだ。絶景を見ながらミシュラン掲載の料理をいただく。

天空の城の景観を楽しむためには、谷の向こうにある尾根の上まで歩かなければダメ。日没時と翌朝にそれぞれ1時間かけて尾根に立ってみたが、おもわず仁王立ちして「地上の楽園を手に入れたぞ!」と叫びたくなるほど雄大だった。

ホテルの入口

料金は89ユーロで、そのうち25ユーロはデポジットとして予約時にクレジットカード引き落とし。つまり1万円程度で、2人で泊まれば単価は半額に。欧文表記も書いておいたので、ホテル予約サイトで検索すればだれでも予約できるはずなので、ぜひたずねてみてね。

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東京五輪新種目のBMXフリースタイル・パーク…中村輪夢が初代チャンピオンに

第1回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会が岡山県岡山市の下石井公園特設会場で開催され、男子エリートで中村輪夢(京都府/京都つくば開成高)、女子エリートで大池水杜がそれぞれ優勝し、BMXフリースタイル競技として初代の全日本チャンピオンとなった。

大池水杜

同種目は2020年東京オリンピックの追加種目。日本自転車競技連盟が全日本選手権を主催することになり、初代チャンピオンが決まった。
中村輪夢

中村は高校生ながら11月に中国で開催された2017アーバンサイクル世界選手権大会BMXフリースタイルで7位に入るなど、これからさらなる活躍が期待されている若手の選手。男子エリートとの混走で行われた大会で予選通過を果たした大池は、同世界選手権の予選を2位で通過し、決勝では表彰台まであと一歩の4位の成績を残していた。

大会結果
男子エリート
1位 中村輪夢 なかむらりむ(京都府/京都つくば開成高校) 94.75
2位 西昴世 にしたかせ(三重県/Ramp West)83.5
3位 高木聖雄 たかぎとしお(岐阜県/JFBF)80.5

女子エリート
1位 大池水杜 おおいけみなと(静岡県) 71.5

2018ツール・ド・フランス…伝統のラルプデュエズ、石畳も待ち構える

2018年ツール・ド・フランスのコースが10月17日、フランスのパリ国際会議場で発表された。第105回大会は7月4日にフランス中西部のバンデ県とペイドラロワール地方で開幕する。4年ぶりに前半がアルプス。中盤に中央山塊が待ち構え、後半がピレネーとなる。全23日間、総距離3329km。賞金総額3億2000万円。

「とても難しいツール・ド・フランスだ」
2017年の大会で3年連続4度目の総合優勝を果たした英国のクリストファー・フルーム(スカイ)はコースの全容が発表されるとフランステレビジョンの取材にこう語った。2018年は大会最多タイとなる5勝目をねらう。主催者はそれを阻止するかのように、フルームの得意な要素をつぶしていったコース設計とも取れる。

「北西部のブルターニュ半島を走るのは初めてだけど、常に風が強いので警戒している。開幕から8〜9日間も山岳がないので、マイヨジョーヌをここでボクが獲得するのは至難の業だ。一歩間違えればツール・ド・フランスのタイトルを序盤で失うことになる」

初優勝した翌年の2014年、フルームは北フランスの石畳の悪路で落車して骨折危険。その悪夢を再現させるかのように、第9ステージは北フランスに向かい、アラス〜ルーベ間には石畳が波状的に出現する。
「ボクは石畳のコースも好きなのでいい結果になるかも知れないが、非常にリスキーだ。メカトラブルに気をつけたい」
さらにピレネーには距離65kmという短いステージが設定された。「なにが起こるか分からない。だれもがここに集中し、アグレッシブな戦いになるだろう」とフルーム。

最大のライバルとして5月のジロ・デ・イタリアで初優勝したオランダのトム・デュムラン(サンウェブ)の名が挙げられる。第4ステージにチームタイムトライアルが設定されたが、サンウェブはその種目の世界チャンピオン。そして大柄でガッシリとしたデュムランは風と石畳に強い。フランス期待のロマン・バルデ(AG2Rラモンディアル)は、「最終週に獲得標高が5000mもある山岳ステージが待ち構えている。得意の上りで一気に首位をねらっていきたい」と自信を見せた。