キナンサイクリングが3月18日から25日にかけてマレーシアで開催されるツール・ド・ランカウイの出場メンバーを発表した。山本元喜、椿大志、中西健児、マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラ、トマ・ルバが参戦する。
UCIアジアツアーの中でも最高ランクのHCクラスにカテゴライズされ、ステージ数やレースオーガナイズなど、その大会の規模から「アジア最大のステージレース」とも称されるこの大会。2018年は全8ステージ、総距離1341.2kmで争われる。なかでもアジアの名峰である超級山岳キャメロンハイランドの頂上にフィニッシュする第5ステージがこの大会のクイーンステージ(最難関区間)。
同チームはこの大会で総合上位進出を見すえ、クライマーのマルコス、サルバドール、トマをメンバーに選出。総合争いのヤマ場となる第5ステージに対応できる選手をセレクトしている。
さらに逃げや集団牽引で計算ができる山本と椿に加え、プロ2年目のオールラウンダー中西を抜てき。UCIアジアツアー特有の激しいレース展開に合わせ、経験・実績の豊富な日本人選手も送り込む。
大会には、国際登録における第1カテゴリーにあたる「UCIワールドチーム」チームからアスタナ(カザフスタン)とディメンションデータ(南アフリカ)が参戦。第2カテゴリーにあたる「UCIプロコンチネンタルチーム」からも実力派チームがエントリー。14カ国・22チームがスタートラインにつくなかで、第3カテゴリー「UCIコンチネンタルチーム」のキナンはレースを動かすべく、積極的にトライを繰り返していきたいという。
メンバーは3月15日にマレーシア入り。翌16日にはランカウイ島でのチームプレゼンテーションに臨み、18日からレースに挑む。帰国は26日の予定。
ツール・ド・ランカウイ日程
3月18日 第1ステージ カンガー(Kangar)~クリム(Kulim) 147.9km
3月19日 第2ステージ ゲリク(Gerik)~コタ・バル(Kota Bharu) 208.3km
3月20日 第3ステージ コタ・バル~クアラトレンガヌ(Kuala Terengganu) 166km
3月21日 第4ステージ ドゥングン(Dungun)~ペカン(Pekan) 177.6km
3月22日 第5ステージ ベントン(Bentong)~キャメロンハイランド(Cameron Highlands) 169.4km
3月23日 第6ステージ タパー(Tapah)~タンジュン・マリム(Tanjung Malim) 108.5km
3月24日 第7ステージ ニライ(Nilai)~ムアル(Muar) 222.4km
3月25日 第8ステージ レンバウ(Rembau)~クアラルンプール(Kuala Lumpur) 141.1km
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