LCL銀行がマイヨジョーヌのスポンサー契約を2022年まで延長

世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスで個人総合1位の選手が着用する黄色のリーダージャージ、マイヨジョーヌのスポンサーとして、フランスのLCL銀行が2022年まで4年間の契約延長を締結した。同銀行が大会協賛社となったのは1981年。マイヨジョーヌの協賛会社に昇格したのは1987年。2017年の大会では「スポンサー30周年」を祝った。

第100回大会で使用された2013年のマイヨジョーヌ

LCLはLe Crédit Lyonnaisの略で、もともとは国立銀行。ツール・ド・フランスの協賛を始めた当初は「クレディリヨネ銀行」という名称だった。個人向けリテール銀行としては国内第1位の元農業系金融機関「クレディアグリコル」に2003年に買収されている。

マイヨジョーヌの協賛金額は毎年1000万ユーロ(14億円)でツール・ド・フランスのメインスポンサーと位置づけられる。
「自転車競技がスポーツであり、みんなが楽しみめるお祭りであることを長年にわたって理解してくれている理想のパートナー」とツール・ド・フランスディレクターのクリスティアン・プリュドム。

LCLは2018年までの契約を取り交わしていたが、さらに4年間延長して2022年までとした。1903年に始まったツール・ド・フランスだが、初めてマイヨジョーヌが制定されたのは1919年。2019年はマイヨジョーヌ誕生100周年となる。

マイヨジョーヌを着用するクリストファー・フルーム。2017ツール・ド・フランスで

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