ジロ・デ・イタリアのイタリア国内18区間にeバイクカテゴリー新設

eバイクと呼ばれる電動自転車を使ったジロ・デ・イタリアの「ジロE」が開催される。2018年の第101回ジロ・デ・イタリアは5月4日にイスラエルのエルサレムで開幕するが、8日の第4ステージからイタリアでの区間が始まり、この日から27日の最終日までの全18ステージにわたって「ジロE」が行われる。ジロ・デ・イタリアで使用されるルートとほぼ同じで、出場5チーム、1チームは2人編成というジロEのレースは、本物のジロ・デ・イタリアの数時間前を走行する。

ピナレロのEバイクで走るモスコンとEカーで追走するフィジケラ

4月14日に最終日の舞台となるローマで、F1レーサーのジャンカルロ・フィジケラとスカイのジャンニ・モスコンが登場して「ジロE」の詳細が発表された。ピナレロのeバイク「ニトロ」に乗ったモスコンと、電動レーシングカーを操縦するフィジケラがパレード走行した。

スカイのジャンニ・モスコンが乗ったのがピナレロのEバイク、ニトロ

新しく始まる「ジロE」はジロ・デ・イタリアの公式パートナーを務めるエネルとピナレロ、そしてタグホイヤーが協賛する。

F1のジャンカルロ・フィジケラ(左)とスカイのジャンニ・モスコン

●関連ニュース

第101回ジロ・デ・イタリアまであと101日…各ステージがピンクに染まる

●最新ニュースへ