マルコ・カノラがツアー・オブ・ジャパン京都で3位…総合成績でも1秒差の2位

ツアー・オブ・ジャパンは5月21日(月)、京都府京田辺市と精華町にまたがる16.8kmの周回コースを使った105kmで第2ステージが行われ、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのマルコ・カノラが3位になった。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのマルコ・カノラ

2017年の同ステージの覇者であるカノラを擁するNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニは、カノラの2連覇をねらってのスタート。ライバルチームから厳しくマークされるなか、4選手の逃げが決まったあとは集団のコントロールに加わり、逃げとのタイム差を一定に保った。

最終周回は途中から先頭集団にブリッジを仕掛けた1選手が先行する展開となったが、残り6km地点付近で吸収。その後、残り2km地点で勝利をねらう新城幸也(バーレーン・メリダ)がアタックを仕掛け、一時中根英登を含む9選手が先頭集団を形成した。そして最終コーナーを前に、カノラやシモーネ・ポンツィが中心となり、先頭集団を吸収。しかし、そのタイミングでアタックした雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)がフィニッシュラインまで先行する展開となり、続いて30選手ほどのメイン集団でのゴールスプリントで、カノラが区間3位でフィニッシュした。

第2ステージを終えて、カノラは個人総合成績首位につけるグレガ・ボーレ(スロベニア、バーレーン・メリダ)とわずか1秒の個人総合成績2位につけている。また22日の第3ステージ(いなべ)もカノラは2017年に制していて、再び連覇をねらって戦う。

ツアー・オブ・ジャパン京都ステージを走るNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ

ツアー・オブ・ジャパン京都ステージの結果
第2ステージ
1 AMEZAWA Takeaki Utsunomiya Blitzen 2:49:29
2 BOLE Grega Bahrain Merida Pro Cycling Team
3 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
8 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
23 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
28 HATSUYAMA Sho Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini
64 CUNEGO Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:28
69 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:52

個人総合成績
1 BOLE Grega Bahrain Merida Pro Cycling Team 2:52:37
2 CANOLA Marco Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:01
3 BIBBY Ian JLT Condor +0:04
21 NAKANE Hideto Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:13
29 PONZI Simone Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:16
31 HATSUYAMA Sho Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +0:18
63 CUNEGO Damiano Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +1:48
68 ITO Masakazu Nippo – Vini Fantini – Europa Ovini +2:15

マルコ・カノラ

マルコ・カノラのコメント
今日は典型的なスプリントとは言えず、難しいファイナルだった。全員が自分たちの動きを見て、自分たちが動くのを待っているような印象を受けた。勝者のアタックをみて、後ろから追いつこうと努力したが、追いつくことはできず、3位でのフィニッシュとなった。でも、調子がいいことは間違いないので、明日はさらにいい成績をめざして、再び頑張りたいと思う。

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