リッチー・ポートがツール・ド・スイス優勝…2位フルサングも次戦に手応え

BMCのリッチー・ポート(オーストラリア)が6月17日に終幕した9日間のステージレース、ツール・ド・スイスで総合優勝した。ポートは第5ステージでチームメートのシュテファン・キュンクから首位のリーダージャージを譲り受けると、最終日の個人タイムトライアルでもその座を守って初優勝した。

ツール・ド・スイスで総合優勝したリッチー・ポート(中央)。左は2位ヤコブ・フルサング、右は3位ナイロ・キンタナ © Vincent Kalut/PN/BettiniPhoto

「これまでで最高の勝利だ。ボクはこれまでパリ〜ニース、ボルタカタローニャ、ツール・ド・ロマンディに勝っているが、このレースはスペシャルだ。この勝利がツール・ド・フランスに向けてさい先のいいものになってくれる」とポート。

1分02秒遅れの総合2位にアスタナのヤコブ・フルサング(デンマーク)、1分12秒遅れの総合3位は第7ステージで優勝したモビスターのナイロ・キンタナ(コロンビア)。世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア、ボーラハンスグローエ)はステージ1勝とポイント賞を獲得。7月7日開幕のツール・ド・フランスに向けてそれぞれが好調さを見せた。

「昨年はクリテリウム・デュ・ドーフィネで優勝し、今年はツール・ド・スイスで総合2位になった。ツール・ド・フランスに向けてまずまずの仕上がりで満足している」とフルサング。

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