キナンサイクリングは6月30日、7月1日の両日、国内リーグ「J PROTOUR」のJBCF広島シリーズ2連戦に出場する。
6月30日に行われる「JBCF西日本ロードクラシック広島大会」には山本元喜、中西健児、山本大喜、雨乞竜己、中島康晴、新城雄大の6選手が出走の予定。Jプロツアー最高のレースレイティングである「AAAA」に指定され、2018年で52回目を迎える伝統と格式のある大会。広島中央森林公園に設けられる1周12.3kmのコースを9周回する110.7kmで争われる。コースはアップダウンに富み、急坂を上るだけでなく、ジェットコースターとも称されるテクニカルなダウンヒルも待ち受け、例年サバイバルな展開となるのが特徴。そして強い日差しも選手たちの消耗を誘う。2017年はワンデーレース2連戦として行われ、Day-1で山本元が2位、Day-2で中西が6位となった相性のいいレース。
7月1日の「JBCF広島クリテリウム」は、広島市内で初開催される市街地クリテリウム。チームごとの出走人数は、6月10日時点でのチームランキングが反映され、トップ10入りしているキナンは最大出走枠の5名を確保。前日のレースから中西をのぞく5選手がスタートラインにつく予定(当日までにオーダー変更の可能性あり)。コースは1周1.7km。3カ所のヘアピンカーブと長い直線が特徴的で、レースを左右する要素となるものと見られる。特にスプリントに向けた集団内でのポジショニングが重視されるレース終盤は、激しい主導権争いとなりそう。ヘアピンカーブをクリアする番手、そしてスプリントを開始する位置が結果に反映されるはず。レース距離は30周回・51.0kmに設定されている。
キナンは6月17日の全日本自転車競技大会個人タイムトライアルで山本大がアンダー23カテゴリーを制覇。翌週24日の同大会ロードレースでは、山本元がエリートカテゴリーでは初となる優勝を果たし、それぞれ日本チャンピオンジャージを獲得した。日本の頂点を勝ち取った勢いのまま広島へと乗り込む。この2連戦を2018年シーズン第1ピリオド(前半戦)の締めとしてしっかりと戦いたいという。選手・スタッフは大会前日の6月29日に開催地の広島入りし、30日からのレースを迎える。
JBCF西日本ロードクラシック広島大会
6月30日 12.3km×9周回 110.7km 午後1時30分スタート
会場:広島中央森林公園サイクリングコース
JBCF広島クリテリウム
7月1日 1.7km×30周回 51.0km 午後0時55分スタート
会場:広島市西区商工センター内特設コース
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