ジャカルタ・アジア競技大会は12日目となる8月29日、自転車トラック競技・女子オムニアムが行われ、梶原悠未(筑波大)が金メダルを獲得した。
オムニアムは1日に4種類のレース(スクラッチ、テンポレース、エリミネイション、ポイントレース)を走り、最終的な獲得ポイントで争う競技。昨シーズンのワールドカップ3戦、4戦の同種目で優勝している梶原は、スクラッチ3位、テンポレース1位、エリミネイション1位の暫定1位で最終種目のポイントレースに挑み、ポイントレースでは暫定2位の台湾の黃亭茵と競合いながらも順調にポイントを重ね暫定首位をキープ、合計獲得ポイントを138とし、黃に8ポイント差で優勝した。
梶原悠未のコメント
アジア選手権で2連覇しているので、今回は金メダルだけをねらってきた。金メダルを獲得し、表彰台に立ったときはすごくうれしかった。たくさんの方々に応援してもらったこと、会場に来てくれた母、サポートしてくれたチームに感謝の気持ちを伝えたい。スタッフのみなさんが全力でサポートしてくれたので、今日は自信をもって走ることができた。最初のスクラッチでは、1選手先行を許し、スプリントでも負けて3位だったが、次のテンポレースは得意なレースだったので、自分が一番強いという強い気持ちをもって走り、ここからは落ち着いて走ることができた。最後のポイントレースでも冷静にライバルたちのポイントを計算しながら走ることができた。
⚫関連ニュース
コメントを投稿するにはログインしてください。