おバカなレッドブル・ボックスカートレースの参加者募集開始

レッドブルは、手作りカートのクリエイティビティとタイムを競うおバカなレース『レッドブル・ボックスカートレース』を10月6日(日)に、よみうりランドで開催する。このイベントに参加するチームを4月15日(月)より募集。

2017年にパリで開催された大会の模様 ©Vincent Curutchet / Red Bull Content Pool

2000年にベルギーで第1回大会を開催して以来、レッドブル・ボックスカートレースはこれまでに世界で110回以上開催し、人気を博しているイベント。日本でも2009年、2012年、2017年に開催されている。

規定に沿って作られた動力を持たない手作りのカートを使って、カーブやジャンプ台が設置された坂道コースを使用し、レースタイム、カートの創造性、そしてレース前のパフォーマンスという3つの基準で競うレース。

スタート時にカートを押す以外は、動力は傾斜による重力のみという単純明快なレースでありながら、各チームのアイデアとユーモアセンスあふれる自作カート、パフォーマンス、そして走りで会場は大いに盛り上がる。

2017年にパリで開催された大会の参加者 ©Vincent Curutchet / Red Bull Content Pool

そして2019年もチャレンジングでクレイジーなレースとして世界中で注目される動大会への参加を募集する。また2017年の日本大会に出場した人気動画クリエイターの水溜りボンドが今回も出場する。それを記念して4月15日(月)よりTwitterキャンペーンを実施する。キャンペーンの詳細は4月15日(月)以降に下記サイトで発表される。

2017年にパリで開催された大会の参加者 ©Vincent Curutchet / Red Bull Content Pool

●レッドブル・ボックスカートレースのホームページ

バンクリーグ概要・ルール・開催日程・参加予定チームが明らかに

2019年から本格始動するトラックを利用したサイクルレース「バンクリーグ」のプレスカンファレンス(公式記者発表)が4月10日に日本写真判定本社で行われた。イベント関係者に加え、出場予定チームから選手・監督が出席。イベントの理念・概要の説明に加え、選手・監督からきたる本番への意気込みやレース展望が話され、新たなスポーツイベントとしての可能性を発信していく場となった。

「バンクリーグ」発足を正式発表

バンクリーグの目指すところ

・ロードレースシーンの向上、チームの育成強化
・出場チームには「ホームバンク」を設定。国内各地を転戦しながら、各チームが“ホームチーム”としてライバルチームを迎え撃つレースシステムに
・バンク周囲のライティングやスクリーンを利用した華やかな演出、バイクパフォーマーによる演舞など、“魅せる”イベントに
・フードやドリンク、グッズ販売などを充実させ、ファンや開催地域の人々とがふれあうことのできる空間づくり
・観戦料やグッズ販売などの売り上げによるホームチームの収益化
・ファンにとって、競輪場での観戦やグッズ購入が「好きなチームを後押し」する第一歩に
・競輪場の有効活用、地域活性化への取り組み
・競輪とロードレース、その他競技種目、自転車競技全般の融合
・ロードレース、ならびに選手・チームのブランディング
・競輪選手のブランドイメージの改善
・競輪場施設を市民の財産と感じてもらう・競輪場をスポーツ文化の発信拠点に、さらにはチームとファンとの交流拠点にする

選手が使用するのはロードバイクだ

バンクリーグ概要

●3ポイントゲーム
チーム同士の対戦型で、各チームからの出走人数は3~4人を予定。スタートから2周をニュートラル周回とし、3周回目からポイント周回を設定。以降は隔周(3, 5, 7, 9, 11…周)をポイント周回とする。 ポイント周回では、1位通過した選手の所属チームにポイントが付与され、3点先取したチームが勝利。 最小で7周回、最大で11周回で競われるが、開催競輪場によって周長(1周あたりの距離)が異なり、レース展開や戦術に変化が生まれることが見込まれる。 なお、選手が使用するバイクはロードバイクを採用する(今後変更の可能性あり)。
●順位決定システム
2019年は「キックオフシーズン」であることから、各ラウンドごとに優勝チームを決定する。優勝決定方法については、ラウンドごとの出場チームが異なる見通しであるため、チーム数に応じてトーナメント形式・総当たり形式・リーグ形式といった対応を行っていく。 将来構想として、各ラウンドごとの優勝チーム決定に加えて、年間総合ランキングなどの順位決定システムの導入を予定。加盟チームの増加を見越したレギュレーション設定を進めていく。
●ホーム&アウェー形式(将来構想)
将来構想として、加盟チームすべてに「ホームバンク」を設定し、ホームチームが主役となるラウンドシステムの整備を進めている。 ホストとしてライバルチームを迎え撃つだけでなく、開催地ならではのおもてなしや、全国各地から集まるファンと地域の人々との交流が図られることを理想とする。 そして、観戦料やグッズ販売などの売り上げをホームチームの収益となることを目指していく。観戦者やグッズ購入者にとって、「好きなチームを後押し」する第一歩にしていただく。
ファンと開催地域の人々がふれあうことのできる、さまざまな催しを企画
●ファンと開催地域の人々とがふれあうことのできる、さまざまな催しを企画
バイクパフォーマーによる演舞や、スクリーンを用いた派手な演出などで会場を盛り上げる。また、レース中には実況や解説も充実の内容でお届け。運が良ければ、選手や監督が自ら実況席に座ってレース解説…といったシーンに遭遇することも!? その他、観客席と一体となってのプログラム企画中。これまでにない、「参加型サイクルイベント」としての盛り上げを図っていく。
●フードやドリンク、チームグッズ・バンクリーグオリジナルグッズの販売を予定
開催地の特産品を使ったフードや開催競輪場オリジナルメニュー、出場チームのオフィシャルグッズなど、心も体も満たされるラインナップに。 バンクリーグオリジナルグッズの販売も予定されており、早い段階での正式発表を目指している。
バンクリーグ参加チーム(予定・順不同)
・宇都宮ブリッツェン(栃木県)  
・那須ブラーゼン(栃木県)  
・チーム ブリヂストンサイクリング(静岡県)  
・マトリックスパワータグ(大阪府)  
・シマノレーシング(大阪府)  
・KINAN Cycling Team(和歌山県・三重県・愛知県)  
・愛三工業レーシングチーム(愛知県)  
・チームUKYO(東京都)
2019年シーズン開催日程
Round 1 8月23日(金) 開催地調整中(400mバンクを予定)
Round 2 8月30日(金) 松阪競輪場(三重県・400mバンク)
Round 3 9月23日(祝・月) 広島競輪場(広島県・400mバンク)
Round 4 10月21日(祝・月) 開催地調整中(500mバンクを予定) 
※開催地調整中のRoundについては、決定次第発表
※観戦チケットの販売についても現在調整中。

発起人 加藤康則キナンゼネラルマネージャーは

加藤康則・KINAN Cycling Team ゼネラルマネージャー

「バンクリーグの立ち上げに際し、日本競輪選手会、各競輪場関係者のみなさまにさまざまなご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
われわれサイクルロードレース関係者は、公益財団法人JKAからの補助金があってはじめてレースを走ることができている点を改めて認識しなくてはなりません。バンクリーグの盛り上がりがサイクルロードレースのみならず、自転車競技全般へと広がり、それがサイクルスポーツ観戦の文化発展に一石を投じ、さらには競輪とロードの業界間の懸け橋となり、どちらも競技として飛躍・向上していければ、これほど幸せなことはありません。
バンクリーグ開催の実現に向けて、テストライドを含めてご協力くださったチーム関係者・選手のみなさま、何度もテストを実施した一宮競輪場の関係者・選手会のみなさま、本当にありがとうございました。この日を迎えられたことは、本当にみなさまのおかげです」

出場予定チーム監督代表挨拶 安原昌弘・マトリックスパワータグ監督

出場予定チーム監督代表として安原昌弘・マトリックスパワータグ監督がコメント

「昨年8月にトラックフェスティバルとしてリハーサルイベントが行われましたが、その数年前から発起人の加藤さんとはテストを重ねに重ね、選手たちにも協力してもらって、誰もが見て楽しめるもの、分かりやすいルールを目指してきました。いよいよ、バンクリーグとしてお見せできるところまでやってきました。選手・監督、みんなが開幕を心待ちにしています。
普段、われわれが走っているロードレースはエキサイティングで、見ていてもおもしろいスポーツだと思います。ただ、バンクリーグは野球やサッカーなどと同様に“スタジアムスポーツ”として、ひと味違った楽しみ方ができることでしょう。レースの合間の演出もきっと喜んでいただけるはずです。お酒を飲みながら、ちょっとばかり選手を野次ってみたりしながらレースを観戦してみてください。
ときどき、私も実況席でマイクを執って、選手の走りよりも熱い話をしたいと思いますので、そちらもご期待ください!」

出場予定チーム 監督ミニトークセッション
加藤発起人の進行のもと、出場予定チームの監督たちが本番に向けた意気込みやレース展望をディスカッション。その気になる中身とは…。各チーム監督のコメントを抜粋。
愛三工業レーシングチーム 西谷泰治テクニカルディレクター
「われわれのチームにはトラック出身のスピードに長ける選手が数名在籍していますが、バンクリーグに限ってはトラック競技で身につけたスキルや戦術が必ずしも反映されるとは限らないと感じています。トラックの中距離種目であれば個々の戦いとなる側面が大きいですが、バンクリーグはチーム対戦形式である点で大きな違いが生まれてくると考えています。作戦を立てるのが難しいですが、まずは昨年のトラックフェスティバルでの戦い方をベースに組み立ててみようと思います」
宇都宮ブリッツェン 清水裕輔監督
「昨年のトラックフェスティバルは宇都宮開催で、チームにとってホームであったこと、さらには宇都宮競輪場が500mバンクだったことで、ロードメインの選手たちにとってもコーナーリングや番手争いで他の周長(333mや400mなど)のバンクほど難易度が高くはなかったのかなと振り返っています。今後333mや400mのバンクで開催されるようになっていくと、トラック競技経験者がより有利になると思います。ですので、チームとしてはロードのスピードを生かしながら、バンクに合った走り方を身につけていきたいと考えています」
KINAN Cycling Team 石田哲也監督
「これまで総合系ライダーを多くそろえてきたチーム編成ですが、2019年からは平地系ライダーも多く獲得し、バンクリーグへも万全の態勢で臨むことができます。ロードをメインとしたスピード強化の過程で、バンクリーグでも上手く戦っていけたらと思っています」
シマノレーシング 野寺秀徳監督
「私たちは1973年発足の歴史と伝統を誇るチームです。これまでの歩みの中で、多くのオリンピック選手、そして多くのトラック選手を輩出してきました。最近はロードメインのチーム体制になりましたが、かつてトラック最強を誇ったOBの方々からも叱咤激励をいただきながら活動をしています。それは、多くのチームが強化を進める中にあって、シマノレーシングが存在感を見せていけるかどうかという意味でもあります。チームには高校・大学でトラックをメインに走ってきた選手が多く、彼らはいまもトラックへの意欲が強いです。昨年のトラックフェスティバルには出場しておらず、今年が初参戦となりますが、ユニークなルールの中でいかにして戦うか、まずはトラック経験者のモチベーションをベースに勝負へ挑みたいと思っています」
那須ブラーゼン 岩井航太ゼネラルマネージャー
「トラックフェスティバルでは地脚の面で他チームに劣ってしまったのですが、3ポイントゲームとなってよりスピードが試される戦いになると予想しています。うまくレースを展開して、イベント全体の盛り上がりに寄与できるよう取り組んでいきたいと思います」
チーム ブリヂストンサイクリング 六峰亘監督
「トラックの日本代表選手が多数所属していますので、彼らを軸にメンバー編成して臨みたいと考えています。必然的に優勝が期待されると思いますが、まずは選手たちが持ち味を発揮すること、さらには短期決戦の中でロード選手の奇策に注意を払いながら戦うこと、そして目標として全勝優勝を掲げて走りたいと思います」
マトリックスパワータグ 安原昌弘監督
「トラック競技を専門的に見ていけば、チーム ブリヂストンサイクリングが圧倒的に有利。ただ、KINAN Cycling Team・加藤GMと私とで何度もテストをしてきたように、われわれ2人はルールを変えられる権限を持っているわけです(場内笑い)。冗談はさておき、レースではロードバイクを使用するので、ロードメインの選手たちにも勝機はあるのではないかと感じています。はじめのうちは選手・チームともに楽しく取り組むでしょうけれど、将来的にバンクリーグメインのチームが生まれているかもしれません。それくらい選手・監督、関係者みんながバンクリーグにガチなのです。みんなの本気度も含めて、見る人たちには楽しんでほしいですね」

より現代的にアレンジされたカリマーの新ライン『VT-R』発売

英国発祥のアウトドアブランド「karrimor(カリマー)」は、英国ブランドらしいクラシカルなデザインで人気の〈VT〉シリーズをレジャーシーズンに向けてアップデートした。

カリマーの新ライン『VT-R』シリーズ

より現代的なアレンジでブラッシュアップした『VT-R』コレクションは、デイパック・ショルダー・ヒップバッグの3タイプ。ポールキャリーやデイジーチェーンなど、アウトドアギアのエッセンスを散りばめた細かなディティールは、フィールドとライフスタイルをクロスオーバーするカリマーだからこそのデザインとなっている。

レトロなカリマーブルーのロゴデザインも〈VT〉シリーズのポイントのひとつ。

新ライン『VT-R』シリーズは2019年4月頃より、全国のカリマー取扱店・カリマーのwebサイトで発売を開始している。

定番デイパックに現代的なアレンジをプラスした〈VT day pack R〉

VT day pack R。8424円( 税込) / Volume:22ℓ / Size:46.5×27×20cm / Weight:520g / Backlength:42cm / Material:KS-N420HD

リッド(雨蓋)仕様のクラシックテイストが特徴的な〈VT day pack R〉。メインコンパートメントの容量は22ℓと普段使いにちょうどいいサイズ。フロントとバック、内部、リッドにポケットを設け利便性を高めている。さらに、ストックホルダーも採用し、トレッキングでも使えるスペックを実現している。

携行時の安定感を高めるチェストベルトとヒップベルトを採用
ヒップベルトは取り外し可能なタイプになっている

少し大きめが嬉しいマルチなショルダーバッグ〈VT shoulder R〉

VT shoulder R。6480円( 税込) / Volume:15ℓ / Size:26x35x20cm / Weight:320g / Material:KS-N420d HD

ショルダーバッグでありながらも、メインコンパートメントを2気室にすることで、荷物整理が抜群にしやすくなった〈VT shoulder R〉。A4ファイルを収納でき、通学や通勤にも活躍する。フロントにはジッパーポケットとデイジーチェーンを配置し、サイドにはボトルホルダーポケットを設けた。

少し余裕のある容量となっているため、薄手の防寒着やジャケットも収納できる
コンパートメントが2つあるので衣類と書類で分けることも可能

旅の小物は〈VT hip bag R〉にひとまとめ

VT hip bag R。5400円( 税込) / Volume:5.5ℓ / Size:18×30×15cm / Weight:270g / Material:KS-N420HD

ヒップ&ショルダーの2WAYスタイルで使える小型のポーチ〈VT hip bag R〉。小物の携行を考えて設計されていて、シンプルなデザインでありながらも、ジッパーポケットや内部のオーガナイザーが充実している。ボトムには濡れた傘などを留めておくことのできるホルダーを採用。

小型のミラーレスカメラを収納できるちょうどいいサイズ感
安定感がほしいときはヒップとショルダーを両方使うのがおすすめ

●VT-Rシリーズ 特集サイト

eバイクでめぐる三嶋大社食べ歩きサイクリング

ミヤタサイクルがeバイクファンライドを2019年5月14日(火)、19日(日)、6月5日(水)、23日(日) に開催する。今回の目的地はサイクルトレインを使って、源頼朝が挙兵に際して祈願を寄せたことで有名な三嶋大社。

源頼朝が挙兵に際し祈願を寄せたことで有名な三嶋大社

日本国内での独占販売権を有するMERIDA(メリダ)の試乗・展示施設、静岡県伊豆の国市のMERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース))でMERIDA CYCLING ACADMY(メリダ・サイクリング・アカデミー)を開設し、地域へのスポーツ自転車文化の浸透と発展を促進するプログラムを定期的に開催している。

今回のサイクリングは、伊豆箱根鉄道のサイクルトレインに自転車を積み込み三島駅に移動。サイクリングのスタート地点三島駅から白滝公園、水辺の文学碑、柳が並ぶ桜川を左手に眺めながら約10分の道のりを経て、商売繁盛・五穀豊穣の神様で源頼朝が挙兵に際し祈願を寄せたことで有名な三嶋大社へ。

草餅『福太郎』

参拝後は草餅『福太郎』を味わい、いよいよ日本一の大吊り橋『三島スカイウォーク』まで1時間の登坂サイクリング。箱根西麓ののどかな田園風景やノスタルジーあふれる箱根旧街道など魅力満載のコースをeバイクの快適な電動アシストで楽しむ。

『三島スカイウォーク』では地元伊豆の国市で人気の『いちごプラザのいちご大福』と富士山と駿河湾のパノラマビューを満喫。

コース長20km、高低差400mのルートだが、最新のeバイクを使用するため、初中級者でも無理なく楽しめる設定となっている。 

参加予約は4月10日(水)よりMERIDA X BASE公式HPの予約ページで受付を開始する。

三島スカイウォーク

MERIDA X BASEとは

『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』は静岡県伊豆の国市に位置し、「XCITING(EXCITING)」「XCELLENT(EXCELLENT)」「XPERIENCE(EXPERIENCE)」の3つのXを掲げ、その卓越した技術力と商品力を持つMERIDAの「楽しさ」を「最高」の環境で「体験」することができる、国内外では他に類を見ない規模のスポーツバイクの試乗・展示施設。スポーツバイク市場を盛り上げ、伊豆半島全体をサイクリングで活性化することを目指す。

トヨタがジロ・デ・イタリアのオフィシャルカーに

ジロ・デ・イタリアなどの自転車レースを主催するRCS社が主催する全レースにおいて自動車メーカーのトヨタと2019年から2年間のオフィシャルカー契約を結んだ。4月8日にイタリアのミラノで発表した。イタリアのフィアット・アルファロメオグループに取って代わることになる。

RCSメディアグループのウルバーノ・カイロCEOとトヨタイタリアのマウロ・カルッキオCEO ©LaPresse

RCSメディアグループのウルバーノ・カイロCEOは、「数年間にわたって国際化を推進してきたジロ・デ・イタリアが、世界有数の自動車メーカーと契約できてこれ以上の喜びはない」と語る。
「トヨタはジロ・デ・イタリアだけではなく、他のRCS主催レースとも契約を結んでくれた。このパートナーシップは、ジロ・デ・イタリアと我が社の社会的責任である持続可能なモビリティにかかるグループプロジェクトを強化する意味で非常に重要だ。トヨタのハイブリッドカーと革新的な車は、これらの未来志向のプロジェクトで我々をサポートしてくれる。このコラボレーションは実りあるものとなり、両社の利益になると確信している」

レースで使用されるのはトヨタRav 4ハイブリッド、カローラ・ツーリングスポーツハイブリッド。

トヨタRav 4ハイブリッド ©LaPresse
カローラ・ツーリングスポーツハイブリッド ©LaPresse
ジロ・デ・イタリアのオフィシャルカーにトヨタ ©LaPresse

フレーム内蔵ポンプを試してみた…トピークのおすすめポンプ3モデル

個人的な経験から言うと、パンク修理キットや携帯ポンプを持っていないときに限ってパンクする。万全の装備をしていればパンクしない。つまりキットやポンプはお守りみたいなものだ。でもツール・ド・フランスを走るプロ選手はポンプなんて持ってないよね。フレームに重いポンプなんか装備せずに走りたい。それをかなえるアイデア商品があった。

フレームのこの部分に内蔵してしまうのだ

ポンプを持っていないように見えるのがプロっぽい

サイクリングをするときは万一に備えてパンク修理キットと携帯ポンプを持って走らなければならない。この携帯ポンプというのがじつにやっかいだ。大きくて丈夫なほうが楽に空気が入るのだが、いつするとも限らないパンクに備えたお守りなのだから、多少手こずっても軽くて小さくて、目立たないほうがいい。

そこで今回入手したのがフレームの中に入ってしまうトピーク社のニンジャP。厳密に言うと、サドルとフレームを結ぶシートポストというチューブの中に収納する。チューブの内径は自転車によって異なるが、付属するアタッチメントを交換することで3タイプの内径に対応。ほとんどのスポーツバイクに使える。

トピークのニンジャPは重さ62g。およそ11気圧まで充填可。仏式バルブ専用
ゴム製リングを交換することで3サイズの内径に内蔵することができる
グレーの樹脂製リングで空気穴をふさいで、ダストが入らないようにして収納する
グレーの樹脂製リングをスライドさせると空気穴が露出する

使い方はこんな感じ。まずフレームからサドルの付いたシートポストを抜く。このシートポストの中に携帯ポンプを収納し、ポンプのネジを指で回していくと、樹脂製のリングが太くふくらんでいき、ポストの内径にしっかりと固定されるという仕組み。着脱に工具は不要だが、シートポストを抜くときに工具がいる。

5mmアーレンキーを使って締め込んでいくとゴム製リングがつぶれていくのだが、この作業は指でできるので工具不要だ
この部分をシートポストから出しておけば、指で簡単に回すことができる

携帯ポンプの平均的な重量は200g、長さは25cmほどだが、この内蔵ポンプは62g、20cmとかなり小さい。こういった軽くて小さいものは空気を入れるのが相当大変だが、思ったよりもスムーズに装填できた。大きなものほどポンピング回数は少なくて済むが、パンクするとも限らないのに重いものを携行するのは苦痛でもある。携帯ポンプはたくさんのタイプとモデルがあるので、それぞれの考え方に応じて選択するのがいい。価格は2500円(価格はすべて税別)。

従来から使用していた重めの携帯ポンプと比較してみた
たいていはこんなふうにフレームのどこかに搭載するのだが、見た目がよくない
フレーム内にポンプを内蔵するとこんなにもシンプルに

テールランプ兼用ポンプも賢いアイデア

ミニロケットiグロウ

自転車には白い前照灯と、赤いテールライトあるいは反射板を装備する必要がある。トピークのミニロケットiグロウは携帯ポンプの胴の部分が赤く光るので、自転車の後部に取りつけておくとテールライトとしての役目も果たす。ボタン電池2個で点灯50時間、点滅100時間。3000円。

上端部にあるスイッチを入れると赤く光る

スタンド兼用ポンプがあれば遠征が楽しくなるかも

自転車ライフを送るためには2種類のポンプを使い分ける。1つは携帯ポンプ。もう1つが毎回の走行前に適正空気圧を入れるためのフロアポンプだ。気圧計が付いたドッシリとしたタイプで、床に置いて体重をかけながら空気を装填するのでこう呼ばれる。

自転車フックの付いたフロアポンプ。ポンプとスタンド部分は分離することもできる
1台2役のすぐれもの。遠征先などでとても便利

トピークのトランスフォーマーXXは、スタンドのないスポーツバイクを引っかけることができるアイデアグッズ。簡単な整備もこれを利用すれば容易に作業できる。クルマに積んでいき、遠征先などで利用すると便利。重量は2.21kg。1万4000円。

●トピークの日本語ホームページ