2019JBMXF大東建託シリーズ第2戦が6月1日と2日、埼玉県秩父市の秩父滝沢サイクルパークで開催された。2009年に開場した秩父滝沢サイクルパークは、2019年秋の着工で国際規格の8mスタートヒル増設が予定されているなど、日本国内でも屈指のハイレベルなスキルが求められるトラックだ。
男子は島田遼、女子は早川優衣が優勝
開幕戦の覇者、池上泰地が前日の練習で転倒し、欠場となる波乱のなかで行われた男子チャンピオンシップ。初戦のモトから準決勝、決勝まですべてトップでゴールした島田遼が今季初優勝を挙げた。2位には秩父をホームコースとするベテランの高山一成、3位には開幕戦でも2位に入賞した深川匠が入った。
島田遼のコメント
「転倒せず、コーナーのインだけを押さえることだけを考えて走った。練習と比べるとパフォーマンスは出ていないが、優勝という結果を出せて素直にうれしい」
女子チャンピオンシップは、開幕戦をUCI BMXスーパークロス・ワールドカップ出場のため欠場していた早川優衣が出場。開幕戦を制した酒井亜樹とのジュニア同士の戦いは、3ヒートの合計で争われ、すべて早川が1着でゴールし優勝した。
早川優衣のコメント
「内容的には不本意な部分もあったが、優勝できてうれしい。次戦の全日本選手権も頑張りたい」
次世代ライダーが集まるレースは坂と西村が優勝
2020年で17歳、つまりジュニアの年齢を迎える選手たちのカテゴリーは、次世代のトップライダーが集まっているといっても過言ではなく、注目のレースだ。男子15-16歳は、坂望加(ばん もか)。女子15歳オーバーでは、西村寧々花がそれぞれ優勝した。
男子15-16結果
優勝 坂 望加(愛知県/中部BMX協会、表彰中央)
2位 中林 凌大(埼玉県/秩父BMX協会、表彰左)
3位 早川 敦哉(岡山県/岡山県BMX協会、表彰右)
女子15オーバー結果
優勝 西村 寧々花(大阪府/関西BMX競技連盟、表彰中央)
2位 野村 凪沙(大阪府/関西BMX競技連盟、表彰左)
3位 岡本 彩桜(茨城県/茨城県BMX協会、表彰右)
男子チャンピオンシップ結果
優勝 島田 遼(広島県/広島県BMX協会/GAN TRIGGER AIC OSHU、表彰中央)
2位 高山 一成(埼玉県 / 秩父BMX協会/モトクロスインターナショナル、表彰左)
3位 深川 匠(埼玉県/秩父BMX協会、表彰右)
女子チャンピオンシップ結果
優勝 早川 優衣(岡山県/岡山県BMX協会、表彰中央)
2位 酒井 亜樹(大阪府/関西BMX競技連盟/DEUX ROUES ELITE TEAM、表彰左)
3位 瀬古 遥加(三重県/中部BMX協会/IRC TIRE、表彰右)
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