ジャイアントが2020モデルのCROSTAR、ESCAPE R3、GRAVIER先行販売

ジャイアントは6月より、GIANTのライフスタイルカテゴリクロスバイク「CROSTAR(クロスター)」「ESCAPE R3(エスケープR3)」「GRAVIER(グラビエ)」2020モデルを先行販売する。

CROSTAR(クロスター)ブラック

CROSTAR

GIANTのアルミ成型技術が生み出した軽量クロスバイク「クロスター」。 新トレンドである2×8ドライブトレインの採用で、シンプルな操作性とクラス最軽量※9.7kgを実現。特徴のあるスポーティなルックスと軽量性に加え、新たにエルゴグリップを採用し快適性も向上。カジュアルな街乗りでも走りのキレを追求する、アグレッシブなアーバンサイクリストに。

CROSTAR(クロスター)ホワイト
LIGHT WEIGHT FRAME クロスバイクの常識を覆す軽量アルミフレーム。チューブ細部の形状を追求して快適性も高めている
SHIMANO 2×8 SPEED 駆動系にSHIMANO新2×8コンポーネンを採用。シンプルな操作性と軽量化に貢献
SPORT LITE SADDLE 軽さとクッション性をバランスしたフレームと同デザインのスポーツタイプサドル

標準価格 : ¥56,000 (税抜価格)
サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M) mm
重量 : 9.7kg (465mm)
カラー : ブラック、ホワイト
FRAME : ALUXX-Grade Aluminum
FORK : Aluminum
DRIVETRAIN : SHIMANO ACERA / M315
CRANK SET : PROWHEEL 30/46T/CG
BRAKES : TEKTRO RX1
WHEELS : GIANT SPINFORCE LITE
TIRE : KENDA K-1176 700x28C
SPEED : 16 Speed

ESCAPE R3

ESCAPE R3(エスケープR3)ブラックトーン

GIANTのベストセラークロスバイク「エスケープ R3」が、快適性を高めてモデルチェンジ。オフセットチェーンステイ採用フレームに、新スタンダードとなる30C幅タイヤ、エルゴグリップ。さらにクッション性を高めた新型サドルは、アクセサリをスマートに装着可能なUNICLIPシステム搭載。通勤、通学、週末サイクリングまで快適にライドライフをサポート。

NEW LIGHT WEIGHT FRAME 扁平な振動吸収性の高いトップチューブとオフセットしたベントシートステイが快適性を高める新型軽量フレーム
NEW CONNECT COMFORT SADDLE 快適性をそのままに、ユニクリップシステムに対応。別売りのテールライト、サドルバッグ、フェンダー等をスマートに装着可能
ESCAPE R 700x30C TIRE 快適性、安定性、転がりの軽さをバランスした新開発の30C幅タイヤを採用
標準価格 : ¥52,000 (税抜価格)
サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M) mm
重量 : 10.7kg (465mm)
カラー : マットエメラルド、ブラックトーン、ブルートーン、レッド、ホワイト
FRAME : ALUXX-Grade Aluminum
FORK : Cr-mo
DRIVETRAIN : SHIMANO ALTUS / EF500
BRAKES : SHIMANO EF500 + TEKTRO RX1
WHEELS : GIANT SPINFORCE LITE
TIRE : GIANT ESCAPE R TIRE 700x30C
SPEED : 24 Speed  

GRAVIER

GRAVIER(グラビエ)ブラック

27.5×45mm幅タイヤと専用設計軽量アルミフレームが、想像を超える軽快な走りと安定性とを両立する「グラビエ」。アスファルトから砂利道などの荒れた路面まで、走る場所も幅広く対応。新たにクッション性を高めたUNICLIPシステム搭載サドルを採用し、アクセサリをスマートに装着可能となった、ニッポン生まれの新定番クロスバイク。

BOX DOWNTUBE FRAME 高剛性ボックスシェイプを採用しながら軽量化も実現。GIANTロゴは立体感あるエンボス仕上げ
NEW CONNECT COMFORT SADDLE 快適性をそのままに、ユニクリップシステムに対応。別売りのテールライト、サドルバッグ、フェンダーをスマートに装着可能
KENDA 27.5×1.75 TIRE 安心のエアボリュームを確保し快適性に貢献する45mm幅のワイドタイヤ
標準価格 : ¥54,000 (税抜価格)
サイズ : 430 (XS)、465 (S)、500 (M)、555 (L) mm
重量 : 11.2kg (465mm)
カラー : ブラック、オレンジ、ブルー
FRAME : ALUXX-Grade Aluminum OLD135mm
FORK : Cr-mo
DRIVETRAIN : SHIMANO ALTUS / EF500
BRAKES : SHIMANO EF500  + TEKTRO TB07AL
WHEELS : GIANT SPINFORCE XR
TIRE : KENDA K-1082 27.5×1.75
SPEED : 24 Speed  

アウラールがステージ優勝…ツール・ド・熊野第1S

ツール・ド・熊野2日目となる第1ステージが5月31日、和歌山県新宮市の赤木川沿いを走る周回コースで開催された。2019年はコースが一部変更され、山岳賞のかかる登りが新たに設定し直された。それにより1周の距離が約1km延長され、1周17.2kmとなった。レースは4周+変則の2周で計100.4kmを走った。

©︎Tour de Kumano 2019

朝から雲が多めの1日。レース中は時折太陽が顔をのぞかせることもあったものの、川沿いを走る山間部のコースでは、さほど暑さを感じない中でのレースとなった。

新宮市役所前からパレードスタート。周回コースに入って改めてリアルスタートが切られると、アタックが繰り返される。その中から、中井唯晶(シマノレーシング)、エミール・ディマ(ジョッティ・ヴィクトリア)、チョン・フンミン(ソウルサイクリング)、草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)の4人が抜け出し、20秒から30秒先行する。  

2周目、メイン集団ではフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)のペースアップをきっかけに追走集団が形成される。草場が遅れて3人となった先頭集団との差は詰まり、3周目に合流して新たに20人の先頭集団となる。その後メイン集団は追走の意思がまとまらず、差は一気に3分まで開く。レース終盤には8人の追走集団が飛び出すものの、先頭集団に追いつくまでには至らず。メイン集団と先頭集団との差はさらに6分以上まで開く。リーダージャージを着る沢田桂太郎(チームブリヂストンサイクリング)もこの中に含まれ、総合首位陥落が決定的に。  

©︎Tour de Kumano 2019

最終周回に入り、19人になった先頭集団は誰も抜け出せないままスプリント勝負へ。残り200mのホームストレートに先頭で姿を現したのはオールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)。フィニッシュライン手前でウィニングポーズを繰り出す余裕があるほど後続を引き離し、第1ステージ優勝を決めた。2位に岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、3位はスタート直後から逃げた中井唯晶(シマノレーシング)が入った。  

この結果、ステージ優勝したアウラールが個人総合首位となり、ポイント賞でもトップとなった。2回設定された山岳賞は、1回目をディマ、2回目を安原大貴(マトリックスパワータグ)が先頭通過。山岳ポイントは同点となったが、個人総合順位が上位の安原が山岳賞ジャージに袖を通した。

オールイス・アウラールがステージ優勝 ©︎Tour de Kumano 2019

チャベスが復活の独走勝利…カラパス首位死守【ジロ・デ・イタリア第19S】

第102回ジロ・デ・イタリアは5月31日、トレビーゾ〜サンマルティーノディカストロッツァ間の151kmで第19ステージが行われ、ミッチェルトン・スコットのエステバン・チャベス(コロンビア)が峠の頂上に設定されたゴールに独走で飛び込んで優勝。総合成績ではリカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)がライバルの先行を許さずマリアローザを守った。大会は残り2日。

エステバン・チャベスが復活のステージ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

2016、2018年に続く区間3勝目を挙げたチャベス。この日はスタート直後に形成された11人の第1集団に加わっていた。コロンビア勢がグランツールを制したのはこれで80回目。ジロ・デ・イタリア29、ツール・ド・フランス19、ブエルタ・ア・エスパーニャ32という内訳だ。ジロ・デ・イタリアでは3つの年で3勝を挙げたのは、コロンビア選手としては初めてという。

2016年に最終日の2日前に首位に位置していた実力者。最終的にはビンチェンツォ・ニーバリに逆転され、総合2位でフィニッシュした。グランツールの総合優勝も期待されたが、チャベスにとってはそれからが試練の日々だった。

「あの後ボクは体調不良になり、苦しい日々を過ごしてきた。でもあきらめなかった。ゴールまでの上りはその辛さを考えれば楽だった。支えてくれたすべての人に感謝したい」とチャベス。ゴール地点にはコロンビアから駆けつけた両親がいて、笑顔で抱き合った。

ジロ・デ・イタリア第19ステージ、チャベスが先頭集団からアタック ©Fabio Ferrari / LaPresse
ゴール地点にはエステバン・チャベスの両親が待ち構えていた ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

首位カラパスはモビスターチームの援護を得てライバルの先行を許さずマリアローザを守った。

「いまベローナに着いたよという日がもうすぐ来る。今日はミゲルアンヘル・ロペスがアタックすることが予想されていたけど、チームメートのミケル・ランダがボクのために動いてくれた。最後までマリアローザを守る自信はある」とカラパス。

ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse
ジロ・デ・イタリア第19ステージ、ログリッチェがアタックするがライバル選手が反応 ©Fabio Ferrari / LaPresse
ログリッチェの先行を許さずゴールするマイヨジョーヌのカラパスら ©Massimo Paolone / LaPresse
ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Marco Alpozzi / LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)パスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)
□マリアビアンカ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

🇮🇹ジロ・デ・イタリア特集ページへ
🇮🇹第102回ジロ・デ・イタリア出場176選手リスト
🇮🇹第102回ジロ・デ・イタリアの関連ニュース