2019JBMXF大東建託シリーズ第3戦が8月17日~18日、新潟県上越市の金谷山BMXコースで開催された。エリートとジュニアの選手で争われるチャンピオンシップ男子は、島田遼(広島県/GAN TRIGGER AIC OSHU)が前戦の秩父大会からの2連勝を果たした。チャンピオンシップ女子は、全日本選手権で女子ジュニアを制した酒井亜樹(大阪府/DEUX ROUES ELITE TEAM)が優勝した。
チャンピオンシップ男子は島田が逆転
予選と準決勝を勝ち抜いた8名によるチャンピオンシップ男子決勝。スタートから飛び出したのは池田大暉(新潟県/ Rockstar Rift Tangent)、さらに山口大地(新潟県/モトクロスインターナショナル)と地元新潟のライダーが続き、レー ス中盤までをリードした。
レースが大きく動いたのが最終コーナーで、山口が池田のイン側に入りトップを狙うものの接触により両者とも大きく減速してしまう。3番手につけていた島田がトップに立ち、 ゴールまで先頭をキープして前戦の秩父大会から引き続きの連勝を果たした。2位に吉井康平(東京都/フォスター 電気)、3位に池上泰地(大阪府/関西BMX競技連盟)が入った。
島田遼のコメント
悪くないスタートだったものの池田、山口の両選手に前に出られてしまった。第1コーナーから2人が トップ争いをしているのを見て、チャンスを狙いながら走って最終コーナーでトップに立つことができた。昨日行われたJ2シリーズでは4位で悔しい結果だったので、それを引きずらず勝つことができてよかった。
チャンピオンシップ女子は酒井が3レース中2勝
3名のエントリーで争われたチャンピオンシップ女子は3ヒートの合計で争われた。全日本選手権の女子ジュニアチャンピオンの酒井が2ヒートをトップでフィニッシュして優勝した。2位に瀬古遥加(三重県/IRC TIRE)、3 位に朝比奈綾香(大阪府/関西 BMX 競技連盟)が入った。
選手層が厚い男子9-10歳クラスと男子11-12歳クラス
未来のトップアスリートを目指すライダーたちによる熱戦が繰り広げられているのが、男子の9~10歳と11~12歳のクラスだ。今大会には両クラスとも35名のライダーがエントリーし、優勝するためには3回の総合結果による予選から準々決勝、決勝まで6回のレースを勝ち上がる必要がある。
9-10歳クラスは古家凛音(東京都/秩父BMX協会)、11-12歳クラスは野村羽玖(大阪府/関西BMX競技連盟)が、それぞれすべてのレースをトップでフィニッシュする強さをみせて優勝した。
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