ジェイミス・RENEGADEのニューモデル、S3/ S4発売

北米を発端としたバイクパッキングブーム、ツーリング、街乗りでの快適性などでますますグラベル/アドベンチャーカテゴリーが人気となっている昨今、カテゴリーの先駆者であるRENEGADE(レネゲード)シリーズに新モデルとしてS3、S4をJAMIS(ジェイミス)が発売。

RENEGADE S3 17万8000円(税別) カラー Ano Deep Sea

SシリーズはJAMISの十八番であるスチールフレーム、両面にボトル台座を装備した12mmスルーアクスル・カーボンフォークにリアも12mmスルーアクスルを採用。より拡張性を意識したモデルとなった。タイヤクリアランスも51サイズ以上は700×45cもしくは650B×2.0まで対応(44/48サイズは650B×2.0もしくは700×32c)。

S3にはSHIMANO新型コンポーネントGRX400を採用。クランクも今話題のスーパーコンパクト(46T×30T)を採用することで、 オールラウンドバイクとしても非常にポテンシャルの高い一台に。日本限定カラーには人気色Desert Stormをラインナップ。

RENEGADE S3 17万8000円(税別) カラー Desert Storm(日本限定カラー)

S4は、フレームはS3と同一にSORAコンポーネントを採用。コストパフォーマンスにも優れた一台。また、S4のRootBeerカラーは近年流行りのアースカラーではなく、街中にも映えるカラーを日本限定でチョイス。

RENEGADE S4 13万円(税別) カラー Smoke

サイズラインナップは、44,48,51,54,56,58cmの6サイズ展開だが、S4のSMOKEカラーには61cmまでの7サイズを展開。

RENEGADE S4 13万円(税別) カラー Root Beer(日本限定カラー)

●ジェイミスのホームページ

ジェイミスのアーバンアドベンチャーSEQUELに新モデル

2018年より爆発的人気を誇るジェイミスのアーバンアドベンチャーSEQUEL(セクエル)。そのSEQUELシリーズに新たなモデルが追加された。2018年は1グレードのみの展開だったが、ハイエンドモデルS1、コストパフォーマンスに優れたS3を追加した。

SEQUEL S1 Ano Primer Grey

SEQUELの共通の特徴は、両面にボトル台座を装備したスチールフォークに前後12mmスルーアクスル。RENEGADEに装着することができるキャリアやパッキング類がSEQUELでも可能。タイヤは650B×47cを標準装備しているマルチな一台。

S1はSHIMANO SLXによる1×11s、専用同色フェンダー、WTBの完組ホイールを装備。SEQUELの最上級にふさわしい一台。 S2は2018年同様SHIMANO DEOREの1×10s使用、S1と同じレイノルズ520パイプを用いている。新カラーであるFlat Oliveはとてもカラーコーディネートしやすい(継続カラーのChacoalとDesert Stormは大人気につきメーカー完売)。

SEQUEL S2 Flat Olive

S3はフレームをCrmo4130としながらも、1×9sにし、10万円アンダーを実現。また、S2/S3には21インチサイズを追加に 加え、S3のChacoalカラーには23インチも追加。最大5サイズ展開となった。

SEQUEL S3 Chacoal
SEQUEL S3 Root Beer(日本限定カラー)

S3のRoot Beerは日本限定カラー、日本展開は全車種サイドスキンタイヤ。

SEQUEL S1 ※限定商品 16万5000円(税別)
SEQUEL S2 11万5000円(税別)
SEQUEL S3 9万5000円(税別)

●ジェイミスのホームページ

横浜駅直結のジョイナスで心あたたまる冬グルメ満喫

横浜駅西口の地下街にあるジョイナスのグルメエリア、「JOINUS DINING」と呼ばれるレストラン店舗街で冬の定番の鍋料理などの期間限定メニューで一息ついてみた。さらに、心もなごむホットスイーツで寒くなるこの時期に対抗。今回はおすすめグルメをご紹介。

いらか「冬野菜と雲子の小鍋」

まずはJOINUS DINING地下2階の日本料理店「いらか」へ。漢字で書くと「甍」で、右下がりの書体が染め抜かれたのれんがユニーク。お客さんの中には「表裏が逆なんじゃないの?」と指摘するようだが、この掲げ方で正しいようだ。東京・銀座にある会席料理の名店で、落ち着いた店内は法事、得意先との打ち合わせ、接待などに重用される。個室も用意されている。

頼んでみたのは「冬野菜と雲子の小鍋」。2200円(税込み)の単品だ。“雲子”とは真鱈の白子のこと。お鍋なので固形燃料に着火してからあたたまり始めるのだが、白子はすでに加熱処理されているので、すぐにいただけるとのこと。

いらか。漢字で書くと甍

素材の味が生かされた白菜などに火が通るのは固形燃料2個分が必要だというが、1個目が燃え尽きたあたりで白子に箸を伸ばした。なんとも言えないまろやかな味が口の中に広がる。ポン酢の小鉢で少し冷めるのを待たないと、口の中で熱さを感じてしまうほどカラダの芯から温まる。

旬の素材をぎゅっと詰め込んだ小鍋は日本酒との相性抜群(仕事なので飲んでいません)。白子そのものはカロリー量の少ないたんぱく質。カルシウムの吸収を促すビタミンDも多い。筋トレ30分後のスポーツマンにとてもいいと感じた。同時にプリン体が多いので、食べ過ぎは禁物。この日の一品料理程度がちょうどいい。

いらかの冬野菜と雲子の小鍋 2200円(税込み)

年末にかけて飲食店フロアはごった返すが、落ち着いた大人の日本料理店なので、喧噪から離れてのんびりしたい人におすすめ。日本酒だけでなくワインなどの各種アルコールもたくさん用意されている。

サモアール「ホットショコラナッツミルクティ」

サモアールのホットショコラナッツミルクティ 825円(税込み)

「いらか」を出てすぐにある喫茶スペース、「サモアール」へ。香ばしいナッツと紅茶をお鍋で煮出して作ったミルクティーにチョコレートをプラスした「ホットショコラナッツミルクティ」825円(税込み)で一息。

サモアール

甘さ控えめで、のんびりできる味わいだが、お好みに応じてテーブルに出されたシュガーを追加して甘みを引き上げることもできる。カフェは席待ちができるほどの人気だが、案内された席はどこもくつろぐことができ、おいしくいただきました。

ビッグレインボーケーキもサモアールの人気メニュー 880円(税込み)

12月25日まで「ほかほか湯気グルメ」フェア

ジョイナスは「ほかほか湯気グルメ」と題した冬グルメフェアを2019年11月5日(火)から12月25日(水)まで開催。各店舗のおすすめが味わえるのでぜひ出かけてみたい。

そばと天ぷら 石楽のとろ湯葉ときのこのあんかけそば 1180円(税込み)
そばと天ぷら 石楽

ジョイナスは、ファッションからレストラン、雑貨、スーパーマーケットなど多くのカテゴリーを扱う横浜駅西口直結の施設としてかねてから知られていた。2015年12月には「ジョイナス」 と「ザ・ダイヤモンド」が統合され、新生「ジョイナス」としてリニューアルオープン。2018年3月には旧クーインズ伊勢丹横浜店を全面リニューアルして、「FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA(フード&タイム伊勢丹ヨコハマ)」がオープンした。

カフェソラーレ ツムギの焼きもち栗ぜんざい 858円(税込み)
日比谷松本楼のカキとほうれん草のグラタン 1300円(税込み)
ちゅら屋の沖縄おでん 990円(税込み)

●問い合わせ先 JOINUSインフォメーション 045-316-3200
●JOINUSのホームページ

キャノンデールのスーパーシックスエボがバイシクル・オブ・ザ・イヤー

キャノンデールの2020モデル、SuperSix EVO Hi-MOD Disc(スーパーシックスエボハイモッドディスク)が日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2020を受賞した。ノミネートされた10台の候補車輌のうち、すべての選考委員から得点を集めたのはこの一台のみで、 2020年モデルを代表するバイクとして高く評価された。

キャノンデールのスーパーシックスエボハイモッドディスク

主催は日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2020実行委員会。選考委員長は岩田淳雄。今回の受賞内容について実行委員会は次のようにコメント。

「スーパーシックスエボハイモッドディスクは、軽量高剛性というこれまでのアイデンティティーに加え、エアロ性能、さらには快適性にも目を向けたモデル。真のオールラウンダー、真のロードバイクとはなにかということを世に問う意欲作だといえる。主要パーツを自社ブランドでかため、その目指す目標に向けてトータルインテグレーションを進めた。ケーブル内装化、フレームチューブ形状の最適化によるエアロ化、さらに快適性アップのための『セーブ』コンセプト採用など、現在考えられる技術すべてを投入している。その結果のトータルバランスのよさが得点を集めた」

乗り手に負担をかけずに速さにつなげる

「軽さと速さ、振動吸収性を高いレベルで両立していた。推進力にキレがあり、上り、平地問わずにペダルを踏みたくなる衝動に駆られる。乗り心地が抜群で、コンフォート系のバイクかと思わせるほどだ。激しいライディングに対しても、拍子抜けするほどバイクがニュートラルに対応する。ハンドルまわりやシートポスト、ホイールを含めてトータルパッケージで仕上げられた結果だ。乗り手に負担をかけずに速さにつなげる性能はこれからのスタンダードになる」選考委員 松尾修作

各選考委員の持ち点は10。それをいくつのモデルに分配しても構わないが、1モデルへの配点は最高3点。各モデルの得点を集計し、最高得点を得たモデルを日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2020とした。

ハンドルのメンテナンス性の高さもポイントとなる

「すべての点で完成度が高い。この一言につきる。山岳から平坦まですべてのシーンで信頼できる一台として、プロ選手たちを勝利に導いてきた実績をもつバイクであることに納得だ。今回のモデルチェンジでは、エアロ性能と快適性の向上が大きい。ホイールセンサーや、パワーメーターが標準装備されているのもうれしい点。細かいかもしれないが、ハンドル角度の微調整が可能であったり、高さも自由に変えられたりとメンテナンス性が高いのもポイントが高い」選考委員 田村明寛

「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2020」を受賞したスーパーシックスエボハイモッドディスクは、シリー ズ3世代目となる最新作。歴代のロードレースバイクをドラマチックに進化させたモデルとなる。前作モデルで支持された『軽くスムーズかつ俊敏なライドフィール』はそのままに、空気抵抗を大幅に削減するためにアップデートされたチューブデザインを採用することで、現代のライダーが真価を発揮できる本格的なロードバイクに仕上げられている。

●SuperSix EVO Hi-MOD Disc(スーパーシックスエボハイモッドディスク)

2020東京五輪ロードの日本枠は男女各2…国別配分発表

UCI(国際自転車競技連合)が11月15日、2020東京オリンピックの自転車競技男女ロードレースにおける各国の出場枠を発表した。日本男子は国別ランキングにおいて下位に低迷したが、開催国出場枠として個人ロードレースに2選手を送り込む。女子は個人ロードレースに2選手、個人タイムトライアルに1選手が出場できることになった。

各国の自転車競技連盟は2019年12月15日までに獲得した参加枠に対して、出場権を行使するかをUCIに通知。不参加となる枠はルールに則って再配分される。

2020東京オリンピック男子ロードレースの国別出場枠(クリックすると拡大します)
2020東京オリンピック男子ロードレースの国別出場枠(クリックすると拡大します)
2020東京オリンピック女子ロードレースの国別出場枠(クリックすると拡大します)
2020東京オリンピック女子ロードレースの国別出場枠(クリックすると拡大します)

●国際自転車競技の当該ページ

画期的なパンク修理ツール、STAN’S DART TOOL発売

NO TUBES タイヤシーラントのSTAN’Sから画期的なパンク修理ツール、STAN’S DART TOOLが発売された。タイヤシーラント剤のパンク補修作用を活用し、今までシーラント剤ではふさげなかった大きな穴に対応するパンク修理ツール。取り扱いはアクションスポーツ

大きな穴のパンクを修復できる

例えば、チューブレスユーザーのパンク対応策でツーリング中など緊急時にはチューブレスタイヤにチューブを入れて対応することがあるが、ビードが上がりにくいなどクリンチャータイヤのチューブ交換より難しい場合があった。しかし、ツーリングの際このDART TOOLを携行すれば野外でも簡単に素早くチューブレスタイヤのパンクを修復できる。

タイヤシーラントと化学反応を起こしタイヤを確実に修復する

【製品の特徴】
1) 大きな穴のパンクが修復可能
2) DART チップが STAN` S 純正 NO TUBES タイヤシーラントとの化学反応により気密シールを形成しエア漏れを確実に修復する
3) 柔軟性のある素材でできた DART チップはレーザーカット形状によりさまざまなパンクに適合、ロードタイヤにもその性能を発揮する
4) 軽量でコンパクトなツール本体は手にフィットしやすい形状で正確な作業が可能。また、シーラントを再注入するためのバルブコアリムーバー機能を備える
5) ツール本体に2個のチップをセット、5個入りの補充用チップを用い複数のパンクに対応できる

DIRT TOOL

【製品価格】
■DIRT TOOL 標準小売価格 2800 円(税抜)
■DIRT リフィルキット(DART チップ5個入り) 標準小売価格 2500 円(税抜) ※DIRT TOOL は必ず STAN` S 純正の NO TUBES タイヤシーラントと併せて使用する。また、DIRT チップの性能を充分に発揮させるため、補修後のタイヤには適正量のシーラント剤を補充する。

DIRT リフィルキット

【製品の詳細】
DART(Dual Action Repair for Tubeless)TOOL はチューブレスタイヤのパンクを、従来のあらゆる修理ツールより早く、簡単に修理することが可能。従来のプラグ型のシールキットは、ゴムチップをパンク穴に差し込むだけだが、DART TOOL のシールチップは、STAN` S 純正の 「NO TUBES タイヤシーラント」と化学反応を起こしタイヤを確実に修復する(特許出願中)。
また、従来のシールキットはもともと自動車用に開発されているため、リムテープを損傷するなど作業上の安全性に問題があり、場合によってはパンク穴を拡大してしまう危険があったが、これらの問題をすべて解決したのが「Dual Action Repair for Tubeless」DART。
レーザーカッ トのチップ形状はさままざなパンクの形状に対応、表面積を最大化してシーリング性能を高めている。パンク穴にしっかりと固定され、かつ、シーラント剤と瞬時に結合するため、従来のプラグシールのように抜け落ちることがない。
また、柔軟性に富んだシールチップは挿入後のトリミング(カット)が不要、ロードタイヤでもシールチップの存在を感じることなく、自然に滑らかに走ることができる。

STAN` S DART TOOL

●アクションスポーツのホームページ

ピナレロからジロ・デ・イタリア記念Tシャツなどのアフターレースウエア

ピナレロの新しいアフターレースウエアが入荷した。ちょっとした防寒に使えるスウェットジャケットや、ジロ・デ・イタリア記念のTシャツなどどれも数量限定の少量入荷、再入荷未定となっている。取り扱いはピナレロジャパン。

ピナレロアフターレースウエア
AFTER RACE 19 FELPA GDI WINNERS2019 1万2600円(税別)
AFTER RACE 19 GIRO WINNERS 3600円(税別)
AFTER RACE 19 MARCHIO DEP 3300円(税別)
AFTER RACE 19 MULTIPLA 4200円(税別)

●ピナレロジャパンのホームページ

2020東京パラリンピックで金メダルを目指す…杉浦佳子

障がい者の自転車競技「パラサイクリング」で世界チャンピオンとなった実績を持つ杉浦佳子(けいこ=旧姓野口)。2019年もロードとトラックで世界2位となり、2020東京パラ五輪では金メダル獲得を期待されている。会社からの支援。身の丈に合った練習メューを作成するコーチ陣。多くの人に支えられながら、パラ五輪を盛り上げるために頑張りたいという。

杉浦佳子がパラ世界選手権個人タイムトライアルで銀メダル ©日本パラサイクリング連盟

事故の障がいによりコーナーが把握できない

北里大薬学部出身の薬剤師。トライアスロンが趣味で、その練習として参加した自転車レースで落車。記憶が途切れる高次脳機能障がいと右半身マヒに直面したのが3年前、45歳の時だった。リハビリ中にパラサイクリングの存在を知り、2017年からワールドカップや世界選手権に日本代表として出場する。同年の世界選手権ロードでは個人タイムトライアル優勝。健常者と同様に、世界チャンピオンの称号であるアルカンシエルを獲得した。

2018年の世界選手権ではロードレースで世界チャンピオンに。2019年は3月の世界選手権トラックで2位、9月の世界選手権ロードでは個人タイムトライアル、ロードレースともに2位。トラックとロードでともに表彰台に乗るという快挙をやってのけた。しかし2019シーズンは世界タイトルを逃してしまった。

「海外勢は若手が伸びてきている。米国の若手選手は20代前半。ロードで優勝した中国選手は18歳。タイムトライアルはまだまだだけど、中国国内でレース戦法を積んできて、競い合いになると強い。だから危機感を感じています。私自身もあと10カ月で成長しないと、とてもじゃないけどメダル争いには加われないです」

女子C3ロードレースで銀メダルを獲得した杉浦佳子 ©日本パラサイクリング連盟

障がいの影響で、レースコースのコーナーが分からないという。遠近感を把握するのも苦手だ。

「色が変わっているとそこが曲がっているように見えたり、路面に段差があるように錯覚してブレーキをかけてしまう。逆に段差があっても路面が同じ色だとそれに気づかないんです」

そのため地元開催となる東京ではコースの富士スピードウェイを試走したい気持ちがあるが、なかなか実現できない。それでも全日本パラ選手権では富士スピードウェイが会場となり、貴重な体験ができたと喜ぶ。

「得意とする上り坂をさらに強化したい。富士スピードウェイは坂があるので、体重の軽い選手が有利。選手たちの中で私は一番軽いので、ある程度有利です」

ただし坂でトップに立ってもその後で追いつかれるというのがパターン化している。あきらめずに何度もアタックする持久力をつけられるか。持久力をつけつつアタックをかけた後に平たんでも逃げ切れるパワーをつけるのが現在の課題だ。

女子パラサイクリングで優勝した杉浦佳子 ©2019 JCF

楽天ソシオビジネスの社員で、楽天グループ社員向けの薬局で薬剤師として勤務する。合宿や遠征がない日はフルタイムで勤務するが、パラサイクリング大会は全日本選手権くらいしか国内大会がなく、海外遠征が続く。それが出張扱いとなるのはありがたい。

杉浦の活躍があって、2018年のアジア枠として東京パラ五輪の日本人出場枠を1つ獲得している。さらに杉浦は「あと2つ増やせるように、少しでもいい成績を修めようと思っています」という。さらに「現在獲得している1枠に私が収まるとも思っていない」と謙虚な姿勢も見せた。

全日本女子パラサイクリングで2種目制覇した杉浦佳子(右)。左が藤井美穂 ©2019 JCF

ナショナルチームからはメダル獲得の期待が高いロードレースに絞るように言われているが、トラックも1種目は出ていいみたいと希望する。

「毎日限界です。練習メニューを与えられ、それをこなすと次のメニューが与えられる。その加減がうまくて、必死で頑張っているうちにレベルアップしていく。毎日がむしゃらではなく、楽にこなせる日もあるのは疲労をクリアしてさらに強くなるための秘けつだと思います」

女子C3クラス個人タイムトライアルで杉浦佳子(左)が銀メダル ©日本パラサイクリング連盟

パラ五輪で杉浦が出場を目指すレースは8月26日。ちょうど10カ月前になるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムで話を聞いた。

「スタート前からゴールした後まで途切れない大声援が耳に心に残りました。国内のパラ大会では経験しにくいことです。これから先すごく苦しい時、あきらめたいと感じたとき、この日の声援を思い返して10カ月を乗り切りたいです」

●日本パラサイクリング連盟のホームページ