熊野古道ヒルクライム前日にキナン選手らが安全祈願

2019年の開催で14回目を迎える熊野古道ヒルクライムを前に、イベント関係者やゲスト参加するKINAN Cycling Teamの選手らが催しの成功と安全、参加者の活躍を祈願。荘厳な熊野路を駆ける秋の風物詩を直前に、開催ムードが高まっている。

11月3日に行われるこのイベントは、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産に含まれる熊野路を走り、神々が宿る那智山の頂上に挑むのが大きな魅力のヒルクライム。深い自然と森林の中をゆく晩秋のライドに魅せられたサイクリストたちが全国各地から集まってくる。

前日であるこの日は、熊野三山の1つである「熊野那智大社」に赴き、熊野の神々にイベントの成功と安全、参加サイクリストの健闘を祈願。加藤康則ゼネラルマネージャーを筆頭に祈祷にも臨んだ。

迎える熊野古道ヒルクライムには、KINAN Cycling Teamから山本元喜、椿大志、大久保陣、山本大喜、新城雄大の5選手がゲスト参加。加藤GMも参加者の1人として那智山に挑む。スキルや脚力などに応じた2コースが用意され、Aコースは標高931mの大雲取の山頂を目指す30.7km、Bコースは妙法山阿弥陀寺を目指す14.6km。両コース合わせて約300人のサイクリストの参加が見込まれている。

●熊野古道ヒルクライムのホームページ