1月24日から31日までアルゼンチンで開催予定だったブエルタ・ア・サンフアンが新型コロナウイルス感染拡大により中止になった。南米大陸で走り込んでいた英国のクリストファー・フルームはイスラエルスタートアップネーションとしてのデビューレースの修正を余儀なくされた。
またボーラ・ハンスグローエのペテル・サガン(スロバキア)もシーズンインとなるレースを変更する。
アルゼンチンでは連日1万3000人前後の新規感染者が増え続ける状態が続き、大会主催者が選手や関係者の健康上の安全を図るため大会を中止にした。
スペインのチャレンジマヨルカは延期
欧州でも2021シーズンのメジャー開幕レースとして多くのトップチームが集結する予定だったスペインのチャレンジマヨルカが1月28日から31日まで予定していたレースの延期を決定。大西洋のマヨルカ島は現在フェーズ4の感染拡大に見舞われていて、50人以上が集まるイベントを開催することができず、レース開催を断念した。
同大会は30周年の節目となるシーズンで、主催者はUCI・国際自転車競技連合に5月13日から16日までの日程での再調整を打診したという。