追いつかれるまで逃げるラン大会は5月9日にアプリ開催

全世界で一斉にスタートするランニングイベント「Wings for Life World Run=ウィングス・フォー・ライフ・ワールドラン」が5月9日日本時間20時(UTC協定世界時の午前11時)に開催される。

2021年はリアルイベントは中止となったが、アプリを使って自己ベストに挑む ©Jason Halayko for Wings for Life World Run

Wings for Life(ウィングスフォーライフ財団)が脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究への資金助成を目的に開催するランイベント。

世界的な新型コロナウイルス感染拡大の状況を考慮し、所定のコースを走るフラッグシップ・ランは2022年以降に延期とるが、スマホを使って普段走っているコース上を走るアプリランで開催する。

2015年Wings for Life World Run女子部門で渡邊裕子さんが世界チャンピオンに ©Naoyuki Shibata for Wings for Life World Run

Wings for Life World Runは通常のランニングイベントと異なる。世界中のランナーが一斉にスタートするだけでなく、ゴールが設定されていない。スタート30分後にキャッチャーカーと呼ばれる追跡車がスタートから走り出し、参加者たちを追いかける。アプリではバーチャルのキャッチャーカーを表示。

キャッチャーカーは最初ゆっくり走り、所定の時間ごとにスピードを上げていく。キャッチャーカーに追い抜かれた時点で参加者はレース終了となる。アプリには刷新されたトレーニングモードが実装されるほか、ランニング中のオーディオ・エクスペリエンスの向上も予定しているという。

2016年のWings for Life World Run女子部門世界チャンピオンに輝いた吉田香織さん ©Yusuke Kashiwazaki for Wings for Life World Run

Wings for Life World Run は2014年にスタートした。日本では2015年と2016年に滋賀県高島市でフラッグシップ・ランを開催し、2015年に渡邊裕子さん(56.33 km)、2016年に吉田香織さん(65.71 km)が女子世界チャンピオンに輝いている。

参加費の全額と同額がWings for Life財団に研究助成費として寄付される。2019年は72カ国・313都市(その内フラッグシップ・ランは12会場)で開催し、世界で12万人以上が参加。350万ユーロ(約4億3400万円)が 脊髄損傷治療法の発見に取り組む研究支援に使われている。

Wings for Life World Run(ウィングス・フォー・ライフ・ワールドラン)
日程:5月9日(日)
スタート:日本時間20時(UTC協定世界時午前11時)
開催場所:参加者のランニングコース(Wings for Life World Runアプリ使用)
参加資格:大会当日満18歳以上。ハンドバイク不可・生活用車いす可
参加費:2700円(税込)
エントリー:公式サイトで受け付け
公式サイト
主催:Wings for Life World Run 実行委員会
備考:参加費の全額と同額をWings for Life財団に寄付。スマートフォン用アプリは公式サイトの“アプリを入手する”から。グループアプリ・ランは開催場所の状況により実施しない場合あり 。天災、事件、事故等で大会 自体を中断・中止する場合がある。その場合参加費の返金等はない。