世界中のスポーツファンが選ぶ感動的な瞬間、ローレウス・スポーティング・モーメント賞の一般投票が4月16日に始まった。投票は4月30日まで特設サイトで受け付け、受賞者は5月6日(日本時間5月7日未明)にオンライン開催される『ローレウス世界スポーツ賞 2021』で発表および表彰される。
2021年のノミネートは6つのモーメント。日本からはラグビー元日本代表の野澤武史氏、廣瀬俊朗氏を中心としたメンバーで発足された「一般社団法人スポーツを止めるな」の活動がノミネートされている。
ローレウス・アンバサダー 為末大氏のコメント
新型コロナウイルス感染症により、実にさまざまな場所に影響が及びました。特に日本の高校生たちは、スポーツマンとしてのキャリアを今後どう進めていけばいいか分からず、大変苦しんだことでしょう。
そんな中で生まれた名案は今や、多くの若者のキャリアを助けるプロジェクトとなりました。
『#スポーツを止めるな』は、このような困難の時期を乗り越えるために生まれた素晴らしい活動、いい取り組みです。多くの方々がローレウス・スポーティング・モーメント賞に投票してくださることを期待しています。
「ローレウス・スポーティング・モーメント賞 2021」ノミネート一覧
①夢の実現-史上初、ダウン症の選手がアイアンマントライアスロンを完走(米国)
②中国に感動を届けるために-不屈の精神でトレーニングを続ける世界チャンピオン(中国)
③コロナを相手にマッチポイント-屋上をテニスコートに変えたイタリアの2人の女の子(イタリア)
④寒波に襲われた街の闘い-患者を救いたい。心で17kmもの雪道を歩いた医師ら(スペイン)
⑤コロナを跳ね除けドイツを救う-アスリートらが募金を集めドイツ全土慈善団体の活動を支援(ドイツ)
⑥コロナ禍でもスポーツを止めない-日本の学生たちが自分のプレーをアピールする環境づくり(日本)