トラックネイションズカップ香港で男子チームスプリント優勝

2021シーズン初戦となるUCIトラックネイションズカップ香港大会が5月13日から16日までの4日間にわたり、中国・香港で開催。大会初日となる13日に、日本勢は小原佑太中野慎詞深谷知広の男子チームスプリントで1位、男子チームパーシュートで3位となった。

UCIトラックネイションズカップ香港大会の男子チームスプリントで優勝したドリームシーカー ©日本自転車競技連盟

日本勢は男子チームパーシュート、男子チームスプリントに出場。男子チームスプリント決勝はスペインと対戦。2周完了時点で日本はスペインに0.191秒の差をつけられていたが、3走の深谷知広が逆転し、優勝を飾った。

●男子チームパーシュート
1位  ドイツ 3:52.429
2位  デンマーク 3:56.800
3位  日本(橋本英也、今村駿介、兒島直樹、窪木一茂) 4:04.303

●男子チームスプリント
1位  ドリームシーカーレーシング/日本(小原佑太、中野慎詞、深谷知広) 44.617
2位  スペイン45.1773
位  ウクライナ 45.816

男子チームスプリント選手コメント
小原佑太(ドリームシーカー/JPCU青森)
「今大会は優勝できると思っていたが、新メンバーとしていいタイムを出すのが目標でした。世界選手権を考えると自身の走りに納得はできないところもあり、うれしさ半分であった。次に活かせるよう調整したい」
次は15日のケイリンに出走予定

中野慎詞(ドリームシーカー/早稲田大/日本競輪選手養成所)
「初めてのネイションズカップで自身の持てる力を出し切れたが、足を引っ張っている。今後は危機感を持って強化・修正に取り組みたい。また、今回は緊張して興奮したのが走りにも出ており、気持ちのコントロールが重要だと感じた。新型コロナウイルス感染対策が厳重だが、今後海外で戦う際は制約の中で力を発揮しなければならないのでいい経験となった」
次は15日のケイリンに出走予定

深谷知広(ドリームシーカー/JPCU静岡)
「タイムはよくないが、新メンバーとしての第一歩としては悪くなかった。スケジュールがタイトだったが比較的落ち着いて走れた。新型コロナウイルス感染対策で不便はあるものの、安心して参加できている」
次は16日のスプリントに出走予定

●UCIトラックネイションズカップ香港大会のホームページ

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