キャノンデールがシマノ新型Di2搭載ハイエンドモデル発売

待望のフルモデルチェンジを遂げたシマノのロードコンポーネント、デュラエースとアルテグラを搭載した4モデルをキャノンデール・ジャパンが発売する。

SuperSix EVO HM Disc – Dura-Ace Di2

新しいグラフィックとカラーを纏ったエアロバイク「システムシックス」と軽量オールラウンドバイク「スーパーシックス EVO」にセミワイヤレス方式を採用したDi2電動シフトを搭載。握りやすい形状に見直されたレバー部は電動ケーブルを廃してコックピット周辺をクリーンに保つ。これにより細かな12速コンポーネントがライダーに快適なライドを提供。

品名カラーサイズ価格(税込)
SuperSix EVO Hi-MOD Disc Dura-Ace Di2GMG44,48, 51, 54, 56126万5000円
SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra Di2DTE44, 48, 51, 54, 5688万円
SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra Di2MRC44, 48, 51, 54, 5673万7000円
SystemSix Hi-MOD Dura-Ace Di2MRC44, 51, 54126万5000円

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Dura-Ace Di2

深い輝きが特徴のガンメタルグリーンを纏った新型デュラエース搭載マシン。キャノンデールのエアロパー ツKNØTをステム、シートポスト、ホイールに採用。レーシングバイクでありながら高い快適性を実現。ギヤは前52/36T、後ろ11-30T。キャノンデールレーシングバイクのフラッグシップモデル。

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra Di2

SuperSix EVO Crb Disc – Ultegra Di2

セミワイヤレス方式を採用した新型アルテグラ搭載したハイモッドフレームモデル。レーシングバイクでありながら、高い快適性能を誇り、幅広いライダーのニーズに応えるモデル。快適性をさらに高めるセーブカーボンシステムバー装備。ギヤは前52/36T、後ろ11-30T。カラーは太陽光の下で輝きを放つディープティール。

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra Di2

SuperSix EVO HM Disc – Ultegra Di2

セミワイヤレス方式を採用した新型アルテグラ搭載したモデル。爆発的なスピードを支えるレーシーなジオメトリーと剛性。マイクロサスペンション効果と太いタイヤ(最大30mm)も装着できるクリアランスにより、魔法の絨毯のような乗り心地をもたらす。

SystemSix Hi-MOD Dura-Ace Di2

SystemSix HM – Dura-Ace Di2

新型デュラエース搭載のエアロバイク「システムシックス」ハイモッド仕様。エアロパーツKNØTのホイール(64mm)、ハンドル、ステム、シートポスト採用。「誰よりも速く駆け抜けたい」そう願うすべてのライダーに向けたレーシングバイク。

●キャノンデールのホームページ

バイシクルクラブ新編集長に生え抜きの山口博久が就任

自転車月刊誌のバイシクルクラブの編集長に山口博久が2022年1月5日付けで就任した。それとともに、2022年1月20日発売のバイシクルクラブ 3月号からリニューアルされる。

バイシクルクラブの山口博久編集長

就任した山口は、バイシクルクラブに20年以上携わっていて、国内外のレースからツーリング、自転車の走行環境といった社会問題に関する取材まで幅広く体験してきた。今後はこうした知見をもとに、かねてより担当していたWEBコンテンツやSNS、映像などのデジタルコミュニケーションをさらに加速させ、メディアの枠を越境したブランド、バイシクルクラブとしてECやイベントなど幅広く「自転車の楽しさ」を届けていきたいという。 

ロゴも刷新、創刊時のものに限りなく近く

1985年創刊のバイシクルクラブが使用していたロゴをオマージュし、ヨーロピアンなロゴへ変更する。映像やSNSなど、デジタルコンテンツを中心としたコミュニケーションへチャレンジし、変化していく中でも、創刊当時から約40年変わらず提案し続けている「自転車の楽しさ」への想いを込めている。

リニューアルコンセプトはRide to the end of the world -WITH YOU

バイシクルクラブ

サイクリストとつながる「クラブ活動」として、ファンや業界と一緒に築き上げていく楽しいバイシクルクラブブランドを目指し、5つをさらに強化して取り組んでいく。 

1. 昨今、アウトドアアクティビティを楽しむ層が増え、キャンプとの組み合わせなど自転車の遊び方は多岐に及んでいる。今まで以上に新規層へ向けた趣味同士のかけ合わせによる新ジャンルを開拓。 
2. 自転車趣味を楽しむうえで「あったらいいな」と思うイベントやバイシクルクラブ限定の商品開発を強化し、趣味のさらなる充実を実現。 
3. 自転車をキーワードに、媒体の垣根を超えたイベントやメディア露出を通した広報活動を展開。女性ターゲットにも焦点を当て、アプローチを広げることでさらなる業界活性化を目指す。 
4. 地域との取り組みやアドベンチャーツーリズムを推進し、日本中に自転車の似合う風景「バイシクルランドスケープ」を広める。 
5. ロードバイクに限らず、グラベルロード、ツーリングバイク、MTB、ミニベロと多岐にわたる自転車趣味の世界をとどける。 

バイシクルクラブ新編集長に生え抜きの山口博久

「自身の体験として自転車に乗り続けたことで、体調不良も改善でき、さらに若いときに諦めたレース活動への復帰もできました。もちろん、自転車の魅力は家から出れば気軽に旅気分を味わえる移動手段、機能美を愛でたり機械をいじる愉しみ、アウトドアを楽しむグラベルロードやMTBなど無限にあります。それぞれのフィールドで感じられる自転車の魅力、新たな発見を読者のみなさまへ直接お伝えする、そんな自転車専門メディア『バイシクルクラブ』へ進化していきます」(山口博久)

山口博久の略歴>
1998年、自転車専門メディア『バイシクルクラブ』へ配属。近年は『バイシクルクラブ』WEBやSNSを担当し、デジタル発信にも従事。20年来自転車専門メディアに携わるなかで、自身もレース活動を行い、国内トップカテゴリーのレース、全日本選手権ロードレースやシクロクロスに参戦。海外のグランフォンド世界選手権に出場するなど、国内外のレースを経験。ほか、シェア・ザ・ロード活動などを通して自転車全般に精通する。

五輪とグランツールで見たDOGMA Fカラーが新発売

ピナレロの最新フラッグシップバイク「DOGMA F」に新しく3色のカラーバリエーションが2022年1月10日に追加された。伝説のDOGMAの最新バージョンは2021年6月に発表され、ツール・ド・フランス、東京五輪、ブエルタ・ア・エスパーニャでイネオス・グレナディアーズの選手が使用したもの。

DOGMA F・ギャラクシーホワイト

ピナレロの勝利の伝統を受け継ぐ新型DOGMA Fは、リチャル・カラパスのツール・ド・フランスでの表彰台と東京五輪ロードレースでの金メダル、ベン・スウィフトの英国選手権優勝など、すでに多くの成功を修めた。

DOGMA F・ミッドナイトブルー

DOGMA Fは、当初3色のカラーバリエーションで発表されたが、カラーカスタマイズサービス「MyWay(マイウェイ)」もスタートする。また、カスタムペイントをデザインするためのオプションもさらに充実した。公式ウェブサイトもリニューアルし、カスタマーエクスペリエンスの向上を図った。

DOGMA F・ギャラクシーホワイト

DOGMA F DISK フレームセット税込み93万5000円
DOGMA F フレームセット税込み93万5000円

DOGMA F・グローリーブルー

●ピナレロジャパンのホームページ

しまなみ海道大島の宿「足るを知る木洩れ日る」オープン

しまなみ海道・大島で、人々の道しるべ「善根宿」として利用されていた大島の伝統ある古民家が、より多くの人に利用してもらいたいと、四棟からなる一棟貸しの宿「足るを知る木洩れ日る」(タルヲシルコモレビル/呼称タルビ)としてオープンした。 宿泊可能な建物は三棟。 (2022年1月現在は一棟)。1泊1人あたり8000円から。

一棟目の1階寝室(2人用)

一棟は蔵をリノベーションして作ったバーラウンジ。 蔵の持つしっとりとした空気に映り込む光を楽しめる、趣のあるバーラウンジで、宿泊者が自由に利用することができる。

建物では日々のなにげない光や素材の移り変わりをシンプルに体感でき、近くで水揚げされる豊かな大島の海の幸などを自身で調理して食べることなどが楽しめる。

タルビ外観

2021年に完成した一棟目は二階建ての宿。中(日常)と外(旅)の境目をなくすコンセプト。一階の部屋は、部屋と庭の境目のないつくりで、寝ながらも開放的に自然を体感できる。

また、二階にある開放感あふれる風呂から望む景色も、空と湯船の境目が消える贅沢な時間を過ごすことができる。

一棟目の2階寝室(2人用)
湯船に映る外の景色

そしてしまなみ海道といえばサイクリング

サイクリストにもうれしいサイクルスタンドも完備した。固定概念をなくし素材使いを得意とする建築家ならではの、建物の節々の素材による光や空気の変化も楽しめる。庭ではバーベキューなども楽しめ、グランピング好きな方にも好まれるスタイル。

サイクルスタンド

一、二階ともにワーケーションでの利用可能なカウンタースペースもあり、椅子と座椅子で好みに合わせて活用できる。そして、なによりも見晴らしのよい環境で仕事できることが、最高のシチュエーションとなる。いつもと環境を変えて仕事したい人にもお勧めしたい宿。

バーベキューも楽しめる

◇所在地
愛媛県今治市吉海町田浦378
◇アクセス
尾道方面より、しまなみ海道大島北ICより車で約15分
四国今治市方面より、しまなみ海道大島南ICより車で約15分TEL:090-8228-4291
MAIL: info@studiokanro.co.jp

●足るを知る木洩れ日るのホームページ

持久系スポーツを行った後の回復に特化したプロテイン

自転車、ランニング、トライアスロンなどの持久系スポーツ愛好家の普段のアクティビティを支えるためのプロテイン、ACTIVIKE GOLDEN RATIOが発売された。既存のプロテインとは一線を画した製品で、3500円(800g〜)。お得なバリューパックや大容量パックもある。

長時間の運動後の素早い回復にフォーカスしたプロテイン入りのリカバリーサプリメント。長時間の運動で負ったダメージに対して必要なものだけを詰め込んでいる。

たんぱく質だけでなく糖質を加えることで、長時間の運動により体内から枯渇した2つの栄養素を効率よく摂取することができる。

運動後の回復には、糖質とたんぱく質の両方が必要であり、その理想的なバランスがこの製品に含めた比率である2:1という黄金比。食事でこうしたバランスを取ることは、忙しい時間の合間を縫ってトレーニングをされている方は特に困難。トレーニング後の貴重な時間を無駄にしないために回復をアシストをするのが、このリカバリープロテインになる。

ACTIVIKE通販サイト

新城雄大がKINAN Racing Teamのキャプテン就任

2022年シーズンからKINAN Racing Teamのキャプテンに新城雄大が就任した。

新城雄大

新城は、アンダー23(23歳未満)カテゴリーで全日本選手権個人タイムトライアルを制したほか、日本代表としてヨーロッパでのレースで勝利を挙げるなど、早くから世代のトップとして走ってきた。

2018年に当時KINAN Cycling Teamに加入し、1年目から全日本選手権ロードレース3位入賞をはじめ、UCIアジアツアーでもステージ上位フィニッシュを経験。果敢に前を狙う姿勢を持ち味としながらも、堅実性と貢献度の高さでチームには欠かせない主力選手となった。2021年は広島トヨタ広島ロードレース(三菱地所JCLロードレースツアー)でプロ初勝利を挙げた。

ライダーとしての実力はもちろん、レース・イベント時のファンサービスや競技内外でのメディア対応、ユーモラスな人柄を表すブログ・SNS発信など、真摯な姿勢が高く評価され、チームのスポークスパーソンとしての地位も確たるものとしている。

新城雄大 ©Syunsuke FUKUMITSU

新城雄大(あらしろ ゆうだい)/Yudai ARASHIRO
1995年7月3日生 沖縄県出身
ニックネーム:UD、だいゆー
ブログ:https://daiyud.com/

●主な戦績
2018年 全日本選手権ロードレース 3位
2019年 ツール・ド・インドネシア 第3ステージ 3位
2021年 広島トヨタ広島ロードレース 優勝

新城雄大 ©Syunsuke FUKUMITSU

新城雄大のキャプテン就任によせて

みなさまこんにちはUDです。今年からキャプテンUDです! 冗談はさておき、いえ、冗談ではなく本当にキャプテンではあるのですが。2022年からKINAN Racing Teamのキャプテンという肩書きを中島さんから受け継ぎ、任命していただきました。改めまして、だいゆーこと、UDこと、新城雄大です。

KINANに所属させていただき、今年で5年目。短いキャリアではありますが、一番長く在籍させていただいているチームです。1年目から多くの国際大会を経験させていただき、経験豊富な先輩方からの指導、力があり切磋琢磨刺激し合う同年代のチームメイトとともに年々成長できてきたと思います。

そんな中での今回のお話。あの中島さんから受け継ぐということで、大丈夫かなと不安も感じております。しかし、今までとすることはそんなに変わらないんじゃないかという結論にいたり、勝手に少しだけ気が楽になり覚悟も決まりました。今まで通り、KINANらしくアグレッシブに、スポンサー・サプライヤー企業さまを始め、いつも応援してくださるファンのみなさまにもワクワクできるような場面をお届けできるように盛り上げていきたいと思います!!

国際的な活動するKINAN Racing Team、上にも下にも強い選手がいるので僕も負けないように、そしてキャプテンという肩書きの重さをしっかり噛み締め2022年しっかり飛躍できますように精進してまいります!今後とも応援よろしくお願いいたします!
KINAN Racing Teamキャプテン 新城雄大