ダイネーゼが歓喜のプロ初勝利【ジロ・デ・イタリア第11S】

第105回ジロ・デ・イタリアは5月18日、サンタルカンジェロディロマーニャ〜レッジョエミリア間の203kmで第11ステージが行われ、イタリアの若手スプリンター、アルベルト・ダイネーゼ(DSM)がゴール勝負を制して初優勝した。

第11ステージを制したダイネーゼがロマン・バルデに抱きつく ©Fabio Ferrari / LaPresse

総合成績ではトレック・セガフレードのフアン・ロペス(スペイン)がマリアローザを守った。

2022ジロ・デ・イタリア第11ステージはパルミジャーノレッジャーノの産地、レッジョエミリアを訪問した ©LaPresse

総合3位のバルデがアシストしてくれてうれしかった

「今朝は自分が勝つとはまったく思わなかった。睡眠がうまく取れず、目が覚めた時の気分よくなかった。それでもレース中にチームのスプリンターになれたことを光栄に思う」とダイネーゼ。

「すべてのスプリントは異なる。アルノー・デマールは紙の上では最高のポジションにいるように見えた。100m進むと、自分が一番速いことに気付いた。ロマン・バルデがボクに自信をもたせてくれた。総合成績で3位に立つ素晴らしいライダーがリードアウトをくれたことをとてもうれしく思う。今、チームはジロ・デ・イタリアで総合優勝をねらっているので、これからはバルデのために働く」

2022ジロ・デ・イタリア第11ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse
2022ジロ・デ・イタリア第11ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse
2022ジロ・デ・イタリア第11ステージでダイネーゼが優勝 ©LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ディエゴ・ローザ(イタリア、エオーロ・コメタ)
□マリアビアンカ(新人賞) フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)

2022ジロ・デ・イタリア第11ステージはダイネーゼが優勝 ©Massimo Paolone/LaPresse

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