小澤美晴と松本翔海がBMXフリースタイル・パークのジュニア優勝

2022年UCIワールドカップシリーズオーストラリア大会BMXフリースタイル・パークが12月11日に開催され、11月の世界選手権で初優勝した中村輪夢(ウイングアーク1st)が男子エリートカテゴリーで3位になった。

BMXフリースタイル・パークのジュニア女子で優勝した小澤美晴(中央)。左は2位杉尾咲空 ©JCF

同時開催されたジュニアカテゴリーでは、男子は松本翔海(八女市立西中)が優勝、女子は小澤美晴(本巣市立糸貫中)、杉尾咲空(富士見市立富士見台中)がそれぞれワンツーフィニッシュと活躍し、次世代育成チームの成果が結果として現れた。

ジュニア男子優勝の松本翔海
優勝できてうれしいです。ただ、この日のためにフレアバースピンを練習してきていたので、2 ラン目でトライしたが決められなかったのは悔しかったです。もっと自分のできる技を増やして、みんなにかっこ いいところを見せたいです。

BMXフリースタイル・パークのジュニア男子で優勝した松本翔海(中央) ©JCF

ジュニア女子優勝の小澤美晴
初めてのワールドカップで優勝できてうれしいです。でも緊張と暑さで体力が持ちませんでした。最後まで乗り切って、次こそは飛び切りで360ダブルバースピンをメイクできるように頑張ります。

中村は優勝こそ逃したものの、2022シーズン最終戦を好成績で締めくくった。

UCI BMXフリースタイルワールドカップ オーストラリア大会で3位になった中村輪夢 ©JCF

中村輪夢のコメント
先月世界選手権で勝っていたのでリラックスして臨んでいました。1ラン目はやりたかった技が決められずランを中断し、みんなの2ラン目を見てルーティンを大きく変えました。でも2本目は走っていて気持ちよかったです。今年はUCIの大会でコンスタントに結果が出せたので、技やスキルをもっと磨いて、来年もいい結果が出せるように頑張りたいです。

女子エリートは中国が勢いを増し、決勝は12名中4名が中国選手で優勝もさらった。 女子のレベルを大きく引き上げる結果となった。日本から出場の2名は10日に行われた予選で、大池水杜は転倒が響き13位、内藤寧々はバックフリップや540など技を出し切るも14位で予選敗退。

2023年のBMX国際大会

BMXフリースタイル
・ワールドカップ パーク 2月15-18日(カザフスタン)
・ワールドカップ パーク/フラットランド 5月17-21日(フランス)
・ワールドカップ パーク 6月6-9日(ベルギー)
・UCIサイクリング世界選手権 8月3-13日(英国)

BMXレーシング
・ワールドカップ第1-2戦 6月10-11日(場所未定)
・ワールドカップ第3-4戦 6月24-25日(オランダ)
・UCIサイクリング世界選手権 8月3-13日(英国)
・ワールドカップ第5-6戦 9月23-24日(場所未定)
・ワールドカップ第7-8戦 10月7-8日(場所未定)
・ワールドカップ第9-10戦 10月14-15日(場所未定)