新発売のシマノ機械式105を選ぶと完成車価格が11万円安くなる

ブリヂストンサイクルのスポーツバイクブランド「ANCHOR(アンカー)」が新型コンポーネントのシマノ105(R7100)を搭載した2024年モデル、RP8を9月下旬に発売する。従来の電動変速105 Di2を搭載したモデルは57万2000円で、新型機械式105搭載モデルは45万1000円(ともに税込み)。

フラッグシップモデル・RP9をベースにカーボン素材のグレードを見直したモデルがアンカーRP8だ。主要な部位の剛性はRP9対比で約90%としつつ、走行フィーリングを左右する剛性バランスはRP9同等に設定したことで、RP9譲りの乗り味を実現。空力性能はRP9と同一形状のため同等を維持していて、レーシングパッケージとしての性能を確保している。

機械式とは従来のワイヤで変速機を動かすシステムのこと。メカニカルと呼ぶメーカーもある。これに対してワイヤがなく、電動で変速機が動くパーツがシマノ製品のDi2。完成車重量で機械式のほうが重くなるが、その差はわずか300gだ。

新たに電動シフト・ワイヤシフト両方のコンポーネントに対応したことで、高い拡張性を有することになった。フレーム単品パッケージでは好みのコンポーネントで組み上げることも可能。