ポガチャルが歴史的異例ずくめのイル・ロンバルディア3連覇

落ち葉のレースと呼ばれる秋のワンデーレース、第117回イル・ロンバルディアが10月7日にイタリア北部で距離238kmのコースを使って行われ、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が残り30km地点から独走して3連覇を決めた。

タデイ・ポガチャルがイル・ロンバルディアで優勝 ©Marco Alpozzi / LaPresse

同大会で3連覇したのはイタリアの英雄的存在、アルフレド・ビンダとファウスト・コッピに続くもので、1949年以来の記録となった。最多優勝はコッピの5勝だが、外国勢としてはアンリ・ペリシエ(フランス)とショーン・ケリー(アイルランド)に並ぶ3勝目。

サイクリストを祀るマドンナデルギザロ教会を通る伝統コース ©Marco Alpozzi / LaPresse

またポガチャルはモニュメントと呼ばれるワンデーの伝統レースで、イル・ロンバルディアの3勝、2021年のリエージュ~バストーニュ~リエージュ、2023年のロンド・ファン・フランデレンと5勝を挙げる歴史的偉業を達成。

ロンド・ファン・フランデレン、フレッシュワロンヌ、イル・ロンバルディアをワンシーズンにすべて勝ったのは史上初。

フランスのティボー・ピノのラストレース ©Marco Alpozzi / LaPresse

今日の勝利で今シーズンが素晴らしいものになった(ポガチャル)

「全体的に素晴らしい1日だった。最後の登りはとても大変だった。たくさんのことが起こっていた。本当にタフなフィニッシュだったし、今日はソロでフィニッシュできてとてもうれしい」とポガチャル。

イタリア北部のベルガモ ©Marco Alpozzi / LaPresse

「この種のレースに勝つには、素晴らしい体、優れた状態、いいメンタル、そして少しの運も必要だ。3連覇は信じられない。これはどのライダーにとっても夢のレースであり、シーズンの最後のレース、美しいレースだ。最後になって痙攣したとき、後ろのグループがあまりうまく協力しないことを期待していたが、なんとか登りを乗り越えた。イル・ロンバルディアでの3勝の中で一番大変だったと思う。怪我をしたりして不思議なシーズンだったけど、今日の勝利の後は本当に素晴らしいシーズンだったと思うし、今年のチームランキングでもトップに立っった。それは僕たちにとって大きな目標だった」

プリモシュ・ログリッチ。2024年はユンボ・ビスマからボーラ・ハンスグローエに移籍する ©Marco Alpozzi / LaPresse
タデイ・ポガチャルがイル・ロンバルディア独走勝利 ©Stefano Porta / LaPresse
タデイ・ポガチャルがイル・ロンバルディアで優勝 ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse
タデイ・ポガチャルがイル・ロンバルディアで優勝 ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse
イル・ロンバルディアで優勝したポガチャル。左は2位アンドレア・バニョーリ、右は3位ログリッチ ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse