エアロヘルメットにMipsを搭載したAERO-R2 Mipsが数量限定発売

トラック競技の世界で培った空力性能と、過酷なロードレースでもレースに集中できる快適性をもったカブトのエアロロードヘルメットAERO-R2に、脳損傷のリスクを軽減することを目的として開発されたMipsが搭載された。

AERO-R2 Mips

データ解析と風洞実験を繰り返し導き出された帽体形状と、ヘルメット内部のエアフローを活用した「エアトンネル構造(PAT.P)」による整流効果で高いエアロダイナミクスを発揮する実践型ヘルメット。

新たに発売する「AERO-R2 Mips」は、従来のAERO-R2にMips(Multi-Directional Impact Protection System)と呼ばれるシステムを搭載したモデル。Mips システムはヘルメットの内側に取り付けられた低摩擦層で構成されている。衝突時には低摩擦層がヘルメット内でわずかに動くように設計されていて、力の方向を頭から遠ざけるのに役立つ。脳損傷のリスクを軽減することを目的としている。

グラフィックはオートバイ世界最高峰のロードレースMotoGPに参戦しているKabutoサポートライダーでMipsアンバサダーも務めるアレイシ・エスパルガロ選手が使用するデザインを採用。アレイシ選手はMotoGPで活躍する一方でサイクリングを趣味としていて、世界最高峰の自転車競技選手ともトレーニングを行う一面も持っている。

AERO-R2 Mips

ブラックをベースにダズル迷彩をヘルメット全面に施し、アレイシ選手の好きなピンクを差し色にあしらったグラフィック。さらにヘルメットのトップにはアレイシ選手のパーソナルナンバーである「41」を大胆にレイアウトした。

■アレイシ・エスパルガロ(Aleix Espargaró)
(1989.7.30生まれ/スペイン/Aprilia Racing)
カテゴリー:MotoGP
スペイン・グラノラーズ出身の34歳。2005年より世界選手権125ccクラスに参戦開始。250ccクラスを経て、2009年シーズン中盤に最高峰クラスのMotoGPデビューを果たす。2017年はアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニに移籍。2022年からはアプリリア・レーシングより参戦となり、2022年アルゼンチンGPにて初優勝。ランキング争いののち4位に。2023年はスプリントレースで1勝、決勝レースで2勝を挙げ、年間ランキング6位。

■AERO-R2 Mips(エアロ・R2 ミップス)
価 格:¥26,500(税込 ¥29,150)
2024年4月発売予定
カラー:アレイシ
サイズ:XS/S(54-56cm)、S/M(55-58cm)、L/XL(59-61cm)
<JCF(公財)日本自転車競技連盟公認>
<ヘルメット破損交換制度対象>

・CFD解析と風洞実験で徹底的に追求、実証された空力性能。
・エア整流によって空力性能を向上させる「エアトンネル構造」。
・衝突時には低摩擦層がヘルメット内でわずかに動くように設計されているMipsを採用。
・Boaフィットシステムを使用した「KBF-2」アジャスターを採用。
・両サイドへの2段階調整が可能な新機構・ヘッドレスト採用。
・特許空力デバイス「ウェイクスタビライザー」。
・「AR-5シールド」標準装備。
・空冷効果を最大限にアシストするCOOLMAX採用。
・アイウェアホールド機能とノンスリップラバー-02同梱。
・消臭繊維MOFFに撥水をプラスしたあごひも。
・あご紐のゆるみを軽減する「アンチスリップバックル」を装備。
※Mipsシステムは既存の「AERO-R2」には使用できない。
※「AERO-R2 Mips」にはウルトラスウェットパッドは使用できない

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