津軽海峡横断スイムに東京都議会選挙で3選を目指すあの人も挑戦

世界の海峡横断遠泳チャレンジの最高峰「オーシャンズセブン(Oceans Seven)」のひとつにも数えられる津軽海峡の横断泳が2025年7月6日に開催され、トライアスリートで東京都議会議員でもある白戸太朗が、世界の海を渡ってきたレジェンドたちとチームを組んでチャレンジする。

東京タワーを目指す白戸太朗さん

日本列島の北端、青森県と北海道を隔てる津軽海峡に挑む

津軽海峡応援フェスタ2025のイベントとして開催される。距離は直線距離で約30km。潮流によってはフルマラソンと同じ40kmほどの距離にもなる。オーシャンズセブンはドーバー海峡、カタリナ海峡、クック海峡、ジブラルタル海峡、津軽海峡、モロカイ海峡、ノース海峡があるが、この中でも津軽海峡は世界屈指の難関ルート。

ただ泳ぐだけでなく、以下のような過酷な条件が立ちはだか。
水温は真夏でも16〜19℃前後。 長時間泳ぐには極めて冷たい環境。
潮の流れが非常に速く複雑。 渦のような潮流や横流れも多く、泳ぐ方向すらままならない、挑戦時間は平均して10時間以上にも及ぶ。
船・飛行機以外では渡れない”本物の海”。 途中で陸地は一切見えず、海のど真ん中を泳ぎ続ける。
日の出から日の入りまでが制限時間。 約30kmの距離、潮流によっては40kmほどの距離を限られた時間内にリレーでつなぎ切る必要がある。

チャレンジは7月6日。日の出とともにスタートし、日の入りまでにフィニッシュしなければならない。コースは青森県中泊町・小泊権現崎→北海道福島町沿岸。

58歳の白戸は東京都議会議員(2期)であり、日本のトライアスロン界を牽引してきた第一人者。ハワイのアイアンマン世界選手権には過去24回出場し、30年以上にわたり挑戦を続けてきた。現在はアスロニア代表として競技普及や地域振興にも尽力し、”挑戦する姿勢”を体現し続けている。

今回のチームは、白戸を含めて4人編成。LEHOCKY MAREKはハワイを拠点とした長距離スイ ム実績が豊富で、厳しい自然条件を乗り越える戦略と経験に長けた実力派。MINAGLIA STEVENはハワイで最も多くの海峡横断(41回)を成功させたスイマーでハワイ水泳殿堂入り予定。松井大は自然を舞台にしたトライアスロンレース「エクステラ」や、国内外の大会で活躍するマルチアスリ ート。

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