ベルギービールウィークエンド名古屋、大阪が開催延期

ベルギービールウィークエンドは、4月28日から名古屋市の久屋大通公園エディオン久屋広場・エンゼル広場で開催予定だったベルギービールウィークエンド名古屋を、名古屋市より新型コロナウイルス感染拡大によりイベント開催自粛の要請があったため、新型コロナウイルス感染拡大防止に協力する観点から延期した。

ベルギービールウィークエンド

また、5月13日から大阪城公園の太陽の広場で開催予定だったベルギービールウィークエンド大阪も、5月11日まで大阪府が緊急事態宣言の対象となり、開催日が解除予定日の直後のため、開催を延期した。

名古屋と大阪では2年ぶりのベルギービールウィークエンドとなり、多くのベルギービール好きが楽しみにしていた。横浜、日比谷、豊洲の開催に関しては、予定通りの開催を目指し準備していくという。

購入した前売りチケットは、新たな開催日程の発表まで大切に保管してほしいと実行委員会。

●ベルギービールウィークエンドのホームページ

有害物質をなくすシューズ製造工程をKEENがオープンソース化

次世代に豊かな自然環境を残していこうと、米国オレゴン州に本社を置くKEENが2012年から<Detox the Planet イニシアティブ>をスタート。サプライチェーンから有害な化学物質を特定・除去し、それらを安全かつ効果的な他の手段に置き換えた環境負荷を最小限にした製品づくりを積極的に行っている。

2003年創業のこのシューズメーカーは、出自や性別、世代を超えて「誰もがいつでもソトを 楽しめ、やりたいことを実現できる世界」を目指す。よりよい暮らしとソトの冒険へいざなう、オリジナルかつ汎用性あるアウトドア・フットウェアブランドだ。環境保護、気候正義、そして災害支援、ジェンダー平等など社会正義への取り組みを「キーン・エフェクト」と呼び、この活動を推進している。

KEENは2021年4月、地球環境について考え、共にアクションを起こし、地球をデトックスする<Detox the Planet>月間を実施。第一弾として、フットウェアの撥水加工プロセスから有害化学物質である PFCs を排除する PFCFREE(ピーエフシーフリー)のフットウェア製造過程を<GREEN PAPER>としてオープンソース化した。

撥水加工から排除するのは環境や健康に害を及ぼす有害化学物質

撥水加工は、アウトドア業界では欠かすことのできない技術であり、アウトドア・フットウェアでも多くの製品に採用されている。その撥水加工に一般的に使用されているPFCsは、PFAS(パーフルオロア ルキル物質およびポリフルオロアルキル物質)という名称でも知られる、約 5000種のフッ素化合物 の総称であり、自然界で分解されにくいことから<フォーエバーケミカル(永遠の化学物質)>とも呼ばれている。

これらの有害な化学物質は多くの場合、汚染された水や廃棄物を通じ、化学物質や部品、完成品の製造が行われている環境中へと入り込み、容易に拡散する。この、環境や人間の健康に害を及ぼすことが判明しているPFASは、エベレストのベースキャンプからヒトの母乳まで、どこででも見つかっているという。

非営利アドボカシー団体である環境ワーキンググループが2021年1月に行い、SCIENTIFIC AMERICAN誌に掲載された研究では、「大多数の米国人の飲料水には<永遠の化学物質>が含まれている可能性が高い」とされ、問題が広範囲におよんでいることが明らかになった。さらに「これらの化合物が自然界で分解されるには、数百年あるいは数千年かかることすらある。また、体内に蓄積され健康被害を引き起こす可能性もある」とも述べられている。

KEENでは「予防原則(Precautionary Principle)」を採用し、部品や材料で不必要に使用されているPFCを特定・除去してきた。具体的には、最小部品に至るまですべての仕様書を完全に精査し、ベンダーやパートナーの協力のもと、サプライチェーン内からまず約65%のPFCsを速やかに除去することができた。

残りの35%については、4年にわたり膨大な時間とリソースを投入し、専門家の協力のもと、PFCを用いない撥水ソリューションを開発。研究と試験を重ね、安全で効果的、かつ現実的なソリュー ションが誕生した。2014年にPFC-FREEの取り組みをスタートし、今日の目標に達成するまでに費やした時間は約1万時間。その結果、環境中に排出されるPFCsを180トン以上削減した。

●KEENの関連ホームページ

世界のサイクルシティを目指す東京都の10年計画

クルマではなく人が中心となる居心地のいいまちに。環境にも健康にもいい自転車をキーワードに、東京都が2030年度に向けて自転車に優しい未来のまちづくりを行っていく。具体的な目標として都道約600kmの整備に取り組むことを掲げる。今回はアイテムの1つとなるシェアサイクリングを使って都内を散策するとともに、東京都の担当者に意気込みを聞いた。

東京タワーを目指す白戸太朗さん

東京都議会議員の白戸太朗がナビゲーター

自転車でそのまちを走ると自分の住んでいる場所のように親近感が芽ばえる。それは自分の自転車でなくても、気軽に利用できるシェアサイクルでも同じだ。今回は次第に広域で使えるようになったシェアサイクルを借りて散策してみた。

汐留エリアでシェアサイクルを借りる。スマホがあれば簡単だ

案内役は元プロトライアスリート、ツール・ド・フランス国際映像の実況も担当していた東京都議会議員の白戸太朗さん。東京都の自転車活用推進計画を強力にプッシュする張本人でもあり、その活動に小池百合子知事も全面的に賛同している。

「東京都が自転車施策に対して、ここまで積極的に取り組んだことは過去になかった」と白戸さんも期待する。

今回は東京都都市整備局のホームページにオススメとして紹介されているコースを実走した。スーツ姿で軽快に走リ出した白戸さんは、「シェアサイクルは通勤手段としても便利なんです」とも。

芝大門を行く

中央区の浜離宮を出発して、港区の麻布・六本木をめぐり、渋谷区の新国立競技場にゴールする。距離は約8km。増上寺、東京タワー、国立新美術館、青山霊園など東京のランドマークがいくつもあって、途中で訪問することも自由だ。

増上寺。車道通行に支障がある場合は歩行者優先を原則に歩道を走ることもできる

取材日は3月19日。平日なので交通量や人出はそれほど多くなく、大都会といえども自転車で走ることに不快を覚えることはない。道幅も広いので心地よささえ感じる。芝大門や六本木交差点も併走するクルマの存在を尊重するような走り方をすれば、ドライバー側も安全に配慮した運転をしてくれる。都心部ではとりわけお互いをリスペクトすることが安全通行のカギだ。

ロンドンやパリなど世界の主要都市は近年、相次いでサイクルシティとして大変身を遂げている。10年後の東京がどれだけ自転車にやさしいまちになるか。今後もその過程を追ってみたい。

六本木交差点。左折レーンがあるのでクルマの動きに注意しながら直進する

東京をサイクルシティにする4つの施策

東京都はさまざまな自転車施策を2030年度まで展開していく。国道などと連携しながら都道の通行空間を整備。コロナ禍により、通勤・通学やフードデリバリーなどの自転車利用の関心が高まる中、自転車事故などの安全対策強化。区市町村をまたいでも使える自転車シェアリングサービスの推進。密を避ける通勤利用や健康増進のための新しい日常での活用方法。これらが大きな柱になる。

新国立美術館

「30年度に向けて都道だけで約600kmの整備に取り組んでいきます」と、都市整備局交通計画調整担当の酒井浩一課長。自転車活用推進重点地区を設定するとともに、優先整備区間として約250km、無電柱化事業と合わせて約150km、都市計画道路の整備と合わせて約200kmがその内訳だ。

青山墓地は車両一方通行だが、自転車は相互通行可能

高齢化でも持続的発展を遂げていくまちづくり。その手段として自転車は絶対に外せない。都内でも笑顔で快適にサイクリングできる環境づくりを。10年後の未来に向けてのプロジェクトがこうして進められている。

千駄ヶ谷の国立競技場にゴール
国立競技場脇の交差点にも自転車ナビラインが表示されている

シェアサイクルは区をまたいでも貸し借りできる傾向へ

シェアサイクルは千代田区や新宿区など11区のサイクルポートで貸し出しと返却ができる「東京自転車シェアリング」を利用。利用料引き落としのクレジットカードを登録するなど会員となれば、都民でなくても利用できる。専用アプリもあるが、メール受信できるスマホを携行すれば、操作手順と解錠時の暗証番号を受信することで利用可。1回利用で最初の30分165円、その後30分ごとに110円。今回は90分利用したので385円。

自転車を選択する際に、スイッチをオンにして充電が100%になっているものを選んで借りるのが賢い
あらかじめインターネットで会員登録し、引き落としのクレジットカードを入力しておく
アプリを使わなくてもスマホで受信できるメールがあれば、解錠パスコードが送られてくるのでシェアサイクルを使うことができる

●東京都シェアサイクリングのホームページ

ベルギービールウィークエンドが日比谷、豊洲など5会場で開催へ

ベルギー産の多様なビールをこれにマッチした料理とともに楽しめるアウトドアイベント、ベルギービールウィークエンドが、2021年は名古屋、大阪、横浜、東京の日比谷と豊洲で開催される。

主催者は「新型コロナウイルス感染状況を常にモニタリングし、日本政府のガイドラインを遵守しております。現時点ではイベントが中止となるような要因はありませんが、今後コロナウイルス感染再拡大などにより、イベントのスケジュールが変更になることもあります」としている。

Nagoya
久屋大通公園
4月28日(水)〜5月9日(日)

Osaka
大阪城公園 太陽の広場
5月13日(木)〜5月16日(日)

Yokohama
山下公園
5月20日(木)〜5月23日(日)

Hibiya
日比谷公園
6月17日(木)〜6月20日(日)

Toyosu
サイタブリア ベイパーク
9月17日(金)〜9月26日(日)

前売りチケット発売開始

事前に来場者数を把握するために、日付指定のチケット(スターターセット)を販売する。会場の収容人数に応じて販売枚数を制限する。楽天チケットまたはファミリーマートで事前に前売りチケットを購入する。
料金はスターターセット3100円で、BBW2021オリジナルグラス1個/飲食用コイン10。ビール1杯は飲食用コイン3〜5枚(一部コイン5枚以上のビールも)。追加コインは会場で5枚組 1100円で販売。

●ベルギービールウィークエンドのホームページ

春はやっぱり花とネコ…PAUL & JOEとユニクロがコラボ

ユニクロのグラフィックTシャツブランドのUTが、フランスのPAUL & JOEとコラボレーションしたアイテムを3月26日より発売する。デザイナーのソフィー・メシャリーが創業したPAUL & JOEは、プレイフルなプリントやカラーで世界中から愛されているブランド。

日常の中で 好奇心をくすぐられるものや心惹かれるものに正直でいること、そしてなにより直観的なフィーリングを大切にするブランドのメッセージ、JOIE DE VIVRE(生きていることの喜び)が込められた、春を感じるコレクションとなっている。

Tシャツ 2型 6色 990円

PAUL & JOEのプレイフルな世界観を、UTの幅広いアイテムを通して表現

コレクションではPAUL & JOEを象徴するクリザンテーム(西洋菊の一種)をはじめ、幸福を もたらすと言われるスズランのモチーフを柔らかいパステルトーンで表現。ブランドのアイコニックな猫のモチーフは大胆にTシャツにデザインされている。Tシャツのほか、エッセンシャルなワードローブであるドレスやブラウス、スカーフ、ポシェットをラインナップ。GIRLSやBABYラインも展開し、親子でリンクコーディネートを楽しむことも可能。

ポシェット 1型 3色 1500円

ソフィー・メシャリーからのコメント
ユニクロ「UT」とのコラボレーションは、人々の生活に寄り添う服づくりをしている ユニクロの姿勢と「 誰からも愛される洋服を作りたい 」という自身の思いが共鳴して実現しました。また、品質を追求するユニクロのものづくりにも共感しています。
キッズやベビーのアイテムもお気に入りで 、みんなに喜んでもらえるコレクションとなり、非常に満足しています。柄に無地を合わせたり、柄に柄を合わせたりと着こなしを自由に楽しんでほしいですね。
このコレクションを着て、春の軽やかさを感じてもらえたらうれしく思います。

PAUL & JOEとは

デザイナーのソフィー・メシャリーによるブランド。1995年にパリで誕生し、ファッションの分野をはじめ「PAUL & JOE BEAUTE」や「PAUL & JOE La Papeterie 」、「PAUL & JOE ACCESSOIRES」など、女性が輝くためのスタイルを世界的に発信している。

Tシャツ 1型4色 990円
Tシャツ 1型4色 990円
Tシャツ 1型4色 990円
Tシャツ 1型4色 990円

■ソフィー・メシャリー(Sophie Mechaly)
フランス、パリ生まれ。パリ大学で経済経営学、Institute France de la Modeで技術を学び、アズディン・アライアのもとで経験を積む。その後、両親が経営するシャツメーカー「 LE GARAGE 」に参加、26歳で専任デザイナーに就任。1995年、2人の息子の名前を冠した「PAUL & JOE」を創設。

ソフィー・メシャリー(Sophie Mechaly)

●ユニクロの詳細ホームページ

カリマーストア原宿店で無料給水…持続可能な世界を目指し

英国発祥のアウトドアブランド『karrimor(カリマー)』は、 2021年3月よりスマートフォンの給水スポットアプリ「mymizu(マイミズ)」に登録し、旗艦店であるカリマーストア原宿店内で無料の給水サービスをスタートする。

2021年春夏シーズンのテーマ「ADVENTURE」の一環であるプロジェクト。毎日を冒険のように、アクティブに楽しむ人たちのサポートを目的としたサービスのひとつ。今後カリマーでは、持続可能なライフスタイルを推進するブランドとして、サステイナブルなプロダクト開発をはじめとするさまざまな取り組みを実施していくという。

【給水スポット実施店舗】
karrimor store harajuku/カリマーストア原宿
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目16­18サンドー原宿ビル 2F
TEL:03-6712-5660
●カリマーストア原宿のInstagram

【mymizu】
ペットボトルの消費量を削減し、世界中の環境の持続可能性を実現するための活動を推進することを目標に掲げるプラットフォーム。公的水飲み場およびパートナー店舗(カフェ、レストラン、ホテル、お店など)をはじめ、日本国内で5000カ所以上、そして世界各地で約20万カ所の給水スポットとユーザーを結びつけ、ペットボトル入りの飲料水を購入する代わりにこれらのスポットで給水することを可能にした。mymizuアプリは、iOSおよびAndroidでダウンロードできる。