自転車は必要な移動手段…自転車店の多くは通常営業継続

日本政府の緊急事態宣言が7都道府県に発令されたが、日本では公共交通機関に代わる移動手段として自転車の活用が続いていることで、利用者の感染リスクを最低限に抑えるような方法をとったうえで、自転車販売店の多くが通常営業を続けている。

以下は、自転車に関わる企業、団体、個人により構成されている自転車協会のホームページに掲載された記事。

現在、世界は先行きが不透明な新型コロナウイルス感染拡大に直面しており、家族、友人、お客様、私たちの周りの人全員が影響を受けています。

諸外国においては、厳格な「ロックダウン」という規制のもと自転車販売店の営業が許可されていない国もある中、日本では公共交通機関に代わる移動手段として自転車の活用が続いており、「緊急事態宣言」発令後もお客様の感染リスクを最低限に抑えるような方法をとったうえで、自転車販売店は一部店舗(休業しているショッピングモール内の店舗及び土日休業や時短営業の店舗)を除いて通常営業を続けております。

不要不急の外出は自粛するよう国や各自治体から要請が出ている状況においても、日常の買い物など外出が必要な場合もあろうかと思います。
その際、人との密を避けるための有効な移動手段として、自転車を新規にご購入される場合やお手持ちの自転車をメンテナンスして使用するなど、消費者のニーズに対応すべく、自転車販売店の営業は継続しております。

●自転車協会のホームページ

第17回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール入賞作品発表

ブリヂストン主催、ブリヂストンサイクル協賛の「第17回ブリヂストン こどもエコ絵画コンクール」の入賞作品が発表された。

岩瀧藍里さんの「初夏の草花」

約5万3000点の応募作品から大賞5作品を含む入賞作品を選出

今回のテーマは「みらいにつたえたいしぜん」で、子どもたちが日常や旅先で触れ合った自然を題材にした、自由で個性あふれる作品を募集した。全国各地から5万2685点の応募があり、その中から公正かつ厳正な審査の結果、ブリヂストン大賞5点をはじめとする100点の入賞作品を選出した。

ブリヂストン大賞

ブリヂストンサイクル賞

作品はラッピングバスとして都内を走る

入賞作品100点は7月末(予定)まで、ミュージアムタワー京橋1(東京都中央区京橋1-7-2)1階の Bridgestone Cross Point(ブリヂストン クロス ポイント)に展示される。また、5月からは受賞作品でラッピングされた都営バスの走行もスタート。ラッピングバスは東京駅から晴海、有明間を運行する都05路線に採用される。

ブリヂストングループは、2003年より毎年「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」を開催している。現在まで、延べ52万7362点の絵が寄せられた。このコンクールでは、子どもたちに環境・自然をテーマに絵を描いてもらい、それ を通じて、大人も含めた多くの人々に環境・自然の大切さを伝えていきたいと考えているという。

●その他の受賞作品

KEENがビッグイシューの街頭販売員の足もとをサポート

アウトドアシューズメーカーのKEEN(キーン)は、カルチャー&エンターテインメント誌ビッグイシューを街頭で販売するホームレス状態にある人を支援するため、アウトドア用で防水されたフットウエアを提供している。

1991年英国で創刊された雑誌ビッグイシューの日本版が創刊されたのは2003年。月2回発行され、一般誌にはなかなか登場しないミュージシャンや俳優などVIPのインタビューを独占掲載するこの雑誌は、ホームレス状態にある人の独占販売とすることで一冊450円の売り上げのうちの230円が販売者に支払われ、彼らの生活再建を支えるひとつのツールとなっている。

ビッグイシューとKEENが最初の出会ったのは2008年。KEENは「ビッグイシューの販売者さんを足元から支えたい」という思いからフットウエアを提供。以来、毎年KEENはビッグイシューの販売者にフットウエアを提供することで、彼らの社会復帰への挑戦を支えている。

●KEENのホームページ

ベルギービールウィークエンド2020名古屋は開催延期

4月23日から5月6日までの開催を予定していたベルギービールウィークエンド名古屋は、新型コロナウイルス感染拡大防止、来場者の安全を考慮して延期することになった。3月30日に主催者が発表した。

「毎年、ゴールデンウィークのベルギービールウィークエンド名古屋を楽しみにされていた多くの皆様には、大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、 何卒状況ご理解の程宜しくお願い申し上げます」と主催者。

新たな開催時期は夏ごろを予定しているが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ改めて案内するという。

●ベルギービールウィークエンドのホームページ

辰野勇の「モンベルの原点、山の美学」が平凡社から発売

平凡社『のこす言葉』シリーズからモンベル代表の辰野勇さんが著した「モンベルの原点、山の美学」が3月26日に発売された。1650円。

ざまな分野を極めた人生の先輩たちの言葉を記録しよう。そんな思いから生まれた、平凡社の語り下ろしの自伝シリーズ「のこす言葉」。第2期のラインアップにモンベル代表の辰野さんが加わった。

世界最年少でのアイガー登はん、資本金ゼロからの起業、出店を通じた地域貢献など、これまでの活動を振り返り、今だからこそ伝えたい「言葉」をつづっている。

●モンベルのホームページ

KEENがコロナウイルスに立ち向かう人に10万足のシューズ提供

アウトドアシューズブランドのKEEN(キーン)が新型コロナウイルスの脅威と戦うために長時間の業務に携わっている人の足元にすこしでも快適さを提供しようと全世界で最大10万足のシューズ(約10億円相当)を提供する。 

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、多くの大都市では移動が制限され、それによって多くの人の健やかな生活が阻害され、経済にも大きな打撃を与えている中、「安全にアウトドアでリラックスしていただくためのシューズづくりを通して、KEENとして貢献できることがあると考えた」と今回のプロジェクトを発案した。

KEENは2003年の創業当時から二つの理念に従い、ビジネスを展開してきたという。
1) 個人とその家族のつながりを尊重すること
2) 地球に生きる市民として、多様性やアイデアを受け入れ、よりよい未来に向けて貢献していくこと

創業当初からの二つの理念に沿って、この状況下、休まずに現場で働く人と家族のために頑張っている人にプロジェクトを考えた。

難局に立ち向かっている知り合いや家族をご紹介してください。KEENのシューズを無料でお届けします。

今いちばん必要なのはシューズではないかもしれないが、シューズは人々が外に出て活動するには欠かせないもの。そしてシューズを作ることは、KEENの重要なミッションであり、最も得意とすることという。

「このような時だからこそ、私たち一人ひとりの強みを分かち合い、みんなでチカラを合わせればポジティブなインパクトを生み出せると信じています」

紹介にあたって、商品の購入は不要
紹介は1人1回まで。紹介者と受け取られる人は、18歳以上の日本在住の人。受け取る人には、後日受け取り方法が記載されたメールをKEENより送信。紹介者は、指定のページで希望のKEENシューズを選択。配布は予定配布数量に達した場合、または予告なく終了する場合がある。質問は、info.japan@keenfootwear.comまで。

●KEENの詳細ホームページ