中東を舞台とした唯一のUCIワールドツアー大会、UAEツアーは2月23日に第4ステージが行われ、UAEエミレーツのフアン・モラノ(コロンビア)がゴール勝負を制して優勝。コロンビア勢は前日のエイネルアウグスト・ルビオ(モビスター)に続く勝利。

総合成績では世界チャンピオンのレムコ・エベネプール(ベルギー)が首位を守った。





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中東を舞台とした唯一のUCIワールドツアー大会、UAEツアーは2月23日に第4ステージが行われ、UAEエミレーツのフアン・モラノ(コロンビア)がゴール勝負を制して優勝。コロンビア勢は前日のエイネルアウグスト・ルビオ(モビスター)に続く勝利。

総合成績では世界チャンピオンのレムコ・エベネプール(ベルギー)が首位を守った。




中東を舞台とした唯一のUCIワールドツアー大会、UAEツアーは2月22日に第3ステージが行われ、モビスターのエイネルアウグスト・ルビオ(コロンビア)が独走優勝。総合成績では世界チャンピオンのレムコ・エベネプール(ベルギー)が首位に立った。

この日はジェベルジャイスにゴールする山岳ステージ。この日が25回目の誕生日というルビオが単独で抜け出して初のステージ優勝をあげた。

「最後の上りで有力選手に追従することが目標だったため、勝利は想定以上だった。攻撃のチャンスもあったし、最後まで先を行くのに十分な力があった」とルビオ。
「後続集団が差を縮めていることは分かっていたが、安定したペースを保つようにした。残り1kmくらいまで実際にステージに勝てるとは思わなかった。今季はアルゼンチンで開幕して、UAEツアーでうまくやりたいと思っていた。自分の可能性を示したかったので、最高の結果になった。2023年がいい年になると確信している」

エベネプールが14秒遅れのステージ2位に入り、総合成績で、前日首位に躍り出たイネオスグレナディアーズのルーク・プラップ(オーストラリア)を逆転して、エベネプールが初めて首位になった。

「今日達成したことはチームの士気にとっていいことで、今後のステージへのいい兆候だが、総合成績で7秒のリードはそれほど多くない。ゼロ秒のリードを持つよりはましだと思うけど」とエベネプール。
「ジェベルジャイスは急な上り坂であるため、最終日のジェベルハフィートとは異なる。私はあまり爆発的なクライマーではないが、毎年少しずつ強くなり、それが今日示された。トレーニングキャンプから、上り坂のスプリントで速いパンチャーを打ち負かすことができることはわかっていたけど、それに取り組むこと主な目標ではない」

大会は7区間で26日まで。

自転車トラックネイションズカップ第1戦が2023年2月23日から26日まで、インドネシアのジャカルタで開催され、トラック日本代表がパリ五輪の国・地域別出場枠を目指す。大会初日の女子チームパシュート予選には初選出された高校生、垣田真穂(楽天Kドリームス/愛媛・松山学院高)と池田瑞紀(楽天Kドリームス/福岡・祐誠高)が出場。

[選手]
短距離男子
山﨑賢人(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU長崎)
小原佑太(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU青森)
寺崎浩平(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU福井)
長迫吉拓(ブリヂストンサイクリング)
太田海也(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU岡山)
中野慎詞(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU岩手)
中距離男子
橋本英也(JPCA ブリヂストンサイクリング/JPCU岐阜)
窪木一茂(JPCA ブリヂストンサイクリング/JPCU福島)
今村駿介(ブリヂストンサイクリング)
兒島直樹(ブリヂストンサイクリング/日本大)
松田祥位(ブリヂストンサイクリング)
短距離女子
佐藤水菜(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU神奈川)
太田りゆ(JPCA ブリヂストンサイクリング/JPCU埼玉)
梅川風子(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU 東京)
中距離女子
梶原悠未(Team Yumi)
古山稀絵(楽天Kドリームス)
内野艶和(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU福岡)
垣田真穂(楽天Kドリームス/愛媛・松山学院高)
池田瑞紀(楽天Kドリームス/福岡・祐誠高)
JPCA、JPCUは競輪選手
中東を舞台とした唯一のUCIワールドツアー大会、UAEツアーは2月21日に第2ステージとしてチームタイムトライアルが行われ、世界チャンピオンのレムコ・エベネプール(ベルギー)をエースとするスーダル・クイックステップが優勝した。大会は7区間で26日まで。

総合成績では3秒遅れの3位でゴールしたイネオスグレナディアーズのルーク・プラップ(オーストラリア)が首位に立った。前日に区間勝利してリーダージャージを着用していたスーダル・クイックステップのティム・メルリール(ベルギー)は、終盤にチームメートの隊列から脱落。

プラップは前日の第1ステージで中間スプリントポイントで合計5秒のボーナスタイムを獲得していて、5秒遅れの総合3位につけていた。そのアドバンテージがあって、2日間の所要時間の合計でプラップが首位になった。

「これは私のキャリアの最初のリーダーのジャージだ。素晴らしいことだけど、このレースにはまだ長い道のりがある。できる限り守るつもりだが、レムコ・エベネプールは間違いなく本命だ。彼が世界チャンピオンなのには理由がある。私にとってはこのあとの上りでできるかぎりのことをして対抗するだけだ」とプラップ。
「この日のタイムトライアルはチームとして、前半はハードに攻めていなかったし、結局ステージ優勝もできなかった。最後はギリギリの4選手でフィニッシュしたけど、それは常に危険なことだった。結局のところ、これがサイクリングレース。ギャップはごくわずかだけど、タイム差が多かれ少なかれ総合成績で1番を守りたい」


ジロ・デ・イタリアを主催するRCSスポルトが運営するUAEツアーが2月20日に開幕。第1ステージはベルギーチャンピオンのティム・メルリール(スーダル・クイックステップ)がカレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・デスティニー)を写真判定の末に僅差で破って優勝した。大会は7区間で26日まで。

メリリールは総合成績でも首位に立った。

「この勝利に本当に満足している。私は最近父親になり、それが私に多くのモチベーションを与えてくれた」とメルリール。
「ハードなレースだった。レースが厳しい時は、ゴール勝負になれば最強の1人だし、勝てると思う。私たちはチームとして、そして総合成績のためにもいい仕事をした。今日はレムコ・エベネプールのためのレース運びもこなした。彼は最強で、チームの勝利に導いた。昨年はティレーノ〜アドリアティコまでシーズン初優勝を待たなければならなかったけど、今シーズンはすでにロードとシクロクロスの2勝を挙げている」




ジロ・デ・イタリアを主催するRCSスポルトが運営するUAEツアーが2月20日から26日まで開催され、2022年の総合3位ペリョ・ビルバオ(スペイン、バーレーンビクトリアス)、大会通算7勝のマーク・カベンディッシュ(英国、アスタナ)らの出場が決まった。

「今シーズン、アスタナ・カザクスタンという新しいチームにいる。いい冬を過ごし、チームメイトと知り合いになった。今のように幸せなときはいい結果を出せると分かっている」とカベンディッシュ。
「いつものようにUAEツアーに出場することに興奮している。コースはよく知っているし、多くの勝利を達成したレースだ。これはスプリンターの世界選手権にちょっと似ているので、きちんと始めることが肝心」

ジェイコ・アルウラーのディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)、イネオスグレナディアーズのエリア・ビビアーニ(イタリア)らスプリンターも春先の中東レースに出場する。


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